映画『再び神になる』の感想
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文/台湾の大法弟子

 【明慧日本2024年1月7日】無料版を観終わった後、翌日にすぐ有料版を観ました。おかげで、より深い感銘を受け、分からなかった部分の理解が深まりました。無料版だけを観た同修や、未だ観ていない同修には、有料版を観ることを強くお勧めします。撮影チームをサポートできるだけでなく、物語が完全に展開され、伏線もより明確になります。親しい友人や家族を招待して共に鑑賞することもできます。以下は、私が有料版を観た後の感想(ネタバレあり)です。誤りがあれば、同修の慈悲深い指摘をお願いします。

 一、「祈天大会」の際、海岳神君(人間界の海峰)と霊鳳仙子(人間界の小鳳)が遅れてしまい、「鎖心鏈」によって縛られ、大法を得ることがなかなか難しくなります。「鎖心鏈」に縛られるのは、天時を遅らせる者、心を迷わせる者、邪道に入る者です。心を迷わせる(常人が真実を理解できず迷子になること)と邪道に入る(共産主義という邪教に入ること)については理解できますが、なぜ「天時を遅らせる」も縛られるのでしょうか? 映画を観ていて疑問に感じましたが、後で深く考えてみました。

 以前に同修との交流で、常人はあることに重きを置いているとき、絶対に遅れたりしないと話していたことがありました。遅れるとは、尊重せず、大切にしないことです。私は学校の教師ですが、授業に遅れることは絶対にありません。では、なぜ大法の活動に参加するときに遅れてしまうのでしょうか? 自分が重視していないからでしょうか? 師への尊敬心が足りないのでしょうか? 心を迷わせるか、邪道に入るかは人間界での状態ですが、海岳神君と霊鳳仙子は神であり(理解している状態)、それでも遅れてしまいました。これは、大法弟子が時間が迫っていることを理解していても、それを大切にしない、精進して修煉していない、法を正すことが終了するときに遅れて達成できない可能性があるという示唆かもしれません。

 二、海峰が人間界に迷い込んでいる時、智者と小羽は彼の「真念」を呼び覚まそうと様々な方法を試みました。人間界では、それは偶然の小さな出来事に見えますが、海峰は人間界に深く迷っているため、「神」の啓示であることに気づいていません。

 師父は「あなたは常人の中に身を置いて修煉するのだから、突然あなたを逆さ吊りにして空中に引き上げ、宙にぶらさげたまま苦労をさせるわけにはいきません。今日、誰かがあなたの気に障さわるようなことを言ったとか、誰かがあなたを怒らせたとか、誰かが失礼なことをしたとか、あるいは誰かがあなたに不遜なことを言ったなど、いずれも常人の中でよく起きる状態ですが、そこであなたがどう対処するかが問題なのです」(『轉法輪』)と説かれました。

 また、師父は法を説く中で、何度も何事も偶然ではないと言及しています。したがって、身の回りで何が起ころうとも、どれほど小さな出来事でも修煉と無関係ではなく、自分の執着心を取り除くためには、これが何を思い起こさせるかを悟らなければなりません。

 三、詳細には述べませんが、映画では小鳳が法を学び、修煉を通じて正念を強化し、神の面も作用しました。これは私が最も好きなところの一つです。

 心性を高めると、私の次元も高まり、功力も大きくなります。以前は正念をあまり重視していませんでしたが、映画を観た後、正念の集中力が大幅に向上し、非常に強力なエネルギーを感じ、手のひらが熱くなるほどです。

 さらに補足しますと、映画を観る際は携帯電話を飛行モードにして、できるだけ邪魔されないようにすることが重要です。もしコンピューターやiPadなどがあれば、画面が大きいほど効果があり、より強烈な印象を受けます。私はプロジェクターを使用しましたが、視聴効果が非常に良いです。

 映画を観る前、私は常人にお勧めするべきか分かりませんでした。映画を観た後で思ったのは、各々の常人の生まれ育った環境が異なり、人生の経験や迷いの度合いも異なるため、理解できる範囲はそれぞれ異なるということです。高次元の理解が難しい場合でも、神話として見れば、なぜ私たちは真実を伝える必要があるのか、法輪功が人に「良い人になるように」と教えている理由がわかり、迫害の残酷さと邪悪さも理解できます。

 同修の方々は、特に有料版を観る必要があると思います。この映画の内容は広範で、時空を超え、次元も高い前例のないものです! 修煉に関する理解、法を正す進行状況、そして様々な状況に迷っている常人に真相を伝える方法など、多くの面で助けになります!

 【編注:本文は筆者の現在の修煉状態における個人的な理解を表しており、同修と共に切磋琢磨し、「比学比修」を心がけるものです】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/12/10/469122.html)
 
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