文盲だった私が、今、大法の本を読んでいる
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 文/中国の大法弟子

 【明慧日本2024年1月28日】私は73歳です。26年前に法輪大法の修煉を始めました。私は文盲なので、明慧ネットに記事を投稿したことがありません。私の修煉体験について、この記事を書くのを同修が協力してくれました。

 長女が1997年の春に帰宅した時、「叔母さんが、法輪大法は人々に善良でより良い人間になるための『真・善・忍』の原則を教えている、と話してくれたよ」と言いました。その時私は、この3つの言葉がとても心に響きました。私は娘に「良い人になりたい! 『真・善・忍』の原則を教える本を読みたい!」と言いました。長女は私に師父の大法の本と、講義テープをくれました。

 私は法輪大法の主要な本である轉法輪を両手で慎重に持ちました。しかし、本を開いたときに句読点しか認識できず不安になりました。そのとき、単語を一文ずつ教えてくれる声が聞こえました。私が『轉法輪』を手にするたびに、師父は私に法を読むように教えてくださいました。できるだけ早く学びたかったので、読んだものを暗記しようとしました。私は法の勉強会に参加し、同修が法を唱えているとき、私も一緒に唱えました。師父は私に教えるために一生懸命働いてくださいました。約1年後、私は『轉法輪』を読めるようになりました。

 中国共産党 は1999年7月20日に法輪大法に対する残忍な迫害を開始しました。修煉者は修煉環境を失い、私たちの集団学法も中止されました。そこで私は同修たちに、私の家で法を勉強するように勧めました。時々断続的ではありますが、20年以上続けてきました。夫が退職して家に帰った後、私は夫の邪魔になるのではないかと思い、私の家での集団学法を一時中止しました。

 しかし、夫の雇用主から南部に戻って働くように言われ、そこで6年間働きました。夫が戻ってきたとき、私は同修と会うのをやめました。同修が訪ねてきたときも、私は彼らを招き入れませんでした。どうすればいいのかわからなかったのです。そんなある日、同修が帰った後、夫は「なぜ彼女を家に呼ばなかったの?」と聞きました。その時、師父が私を励ましてくださっていることに気づきました。師父は私の恐怖心を取り除き、同修に私の家で公然と法を学んでもらいたいと願っておられたのです。その日以来、同修が私の家に法を学びに来ても、夫は反対しないばかりか、彼らを家に招き入れるようになりました。

 真実を明らかにする

 同修と私は20年以上にわたり、真実を明らかにする資料を配布してきました。天候に関係なく、私たちは衆生を救うために最善を尽くしました。私は毎週、資料がある資料センターに行き、大きな資料の袋を2袋受け取ります。1袋を地元の市場に持って行き、人々に面と向かって真実を明らかにします。もう一つの袋は、修煉者向けの法の勉強会に持参して配布しています。

 私たちの資料センターで作られた共産党についての九つの論評』、法輪功の資料やカレンダー、その他の資料は美しく、人々は喜んで受け取ります。真実を受け入れて中国共産党と関連組織を脱退した人は、大法のお守りも受け取ります。家族のお守りを求める人もいます。

 ある日、3歳の孫を連れて高層ビルにチラシ配りに行きました。終わって階下を歩いていると、「善」の文字が書かれたポスターに気づきました。家に帰ってから、師父が私に頑張れと励ましてくださっていることに気づきました。またある日、高層ビルが立ち並ぶ地域に行きました。3つの建物すべてにチラシを配った後、警備員に見られました。彼は私に、「あんたは法輪大法の修煉者だ、ついて来い!」と怒鳴りました。私たちが出口に着くと、彼は私が逃げ出すのを恐れて、私の腕をつかみました。私は彼の手を腕から外し、「何か良いことをしなさい」と言いました。彼は凍りつき、うつろな表情を浮かべました。そして私は立ち去りました。

 またある時は、たった12枚のビラを配っただけで連行されました。私は警察署に連れて行かれ、取り調べを受けました。警官らは、私が資料をどこから入手し、誰と連絡を取っているのかを知りたがりました。私は「警官は何も話せない!」と自分に言い聞かせました。警官は自分の口を覆いながら、「私の口に何が起こったんだ? なんで口が開けられないんだ?」と言いました。それから彼は私の写真を撮ろうとしましたが、私は地面に座って動くことを拒否しました。4、5人の警官が来て、私を持ち上げようとしました。「私は大きな岩であり、誰も私を動かすことはできない」と思いました。彼らは私を持ち上げることが出来ませんでした。

 そのうちの一人が「なぜそんなに重いのか?」と言いました。私は「私は師父に従うだけです!」と叫びました。署長が来て、私の写真を撮ったかどうかを聞いていましたが、彼らは「それは出来ない」と答えました。署長は彼らに、「彼女を家に帰しなさい」と言いました。

 私が「師父に従う!」という強い念を抱くと、師父はすぐに異次元の悪霊や幽霊を追い払ってくださることを私は知っていたのです。

 正念を持ち、病業を克服する

 2023年2月、私は、木の根が体中を這っているように感じました。翌日、お尻の左側と腰に沿って前後に水ぶくれができました。鉄のドリルが体を突き刺すような、耐えられないほどの痛みでした。痛みがひどくて数日間、眠れませんでした。私は師父に助けを求めました。

 私はこれは病気ではないという強い正念を持っていました。私は李洪志先生の弟子であり、他の取り決めを望んでおらず認めません。私は「法」という観点から苦難を見てみました。痛いのは良いことであり、修煉と三つのことをしっかりと行う必要があります。50日後、私の体は徐々に正常に戻りました。

 修煉は最も厳粛ですが、最も幸せなことです!  「真・善・忍」という言葉が私を大法の扉へと導きました。私は病気を治そうと思って法輪大法の修煉を始めたわけではありませんが、この言葉はとても素晴らしいと感じています。

 師父は私に、天の本の読み方を教えてくださいました。私は本当に幸運です! 師父が私の体も清めてくださったので、病気もなくなりました。70代の無学な私は、丁寧に法を勉強することで、常人には理解できない高度な原理を理解することが出来ました。私は人々がどこから来てどこへ行くのかを理解しており、良い行いをして福報を受けています。師父と法輪大法に本当に感謝しています!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/12/19/469431.html)
 
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