【明慧日本2024年2月13日】インドのプラガティ・マイダンはニューデリーの複合型イベント会場であり、観光名所でもある。1月19日から21日まで、インドの法輪功学習者(以下、学習者)はプラガティ・マイダンで開催された「HAAT芸術展」に参加し、学習者が制作した「真善忍美術展」の作品の一部を展示した。
現在、インドの主要都市を巡回している「HAAT芸術展」は、毎年開催されるインド最大の視覚芸術展である。3000人以上のアーティストがさまざまな芸術媒体を用いて制作された作品が展示され、1万人以上の来場者を引きつけた。また、医師、俳優、歌手など各分野の著名な専門家の作品も展示され、会期中にはこれらの著名人によるライブパフォーマンスも行われた。これに先立ち、学習者はムンバイで開催された「HAAT芸術展」にもブースを出した。
会期中の真善忍美術展のブース |
学習者は、それぞれの絵に秘められた物語を来場者に語っている |
地元メディアが美術展について報道
「真・善・忍美術展」のブースでは、世界各国の学習者が描いた14点の絵画が展示された。これらの作品は、1999年以来、中共による法輪功への迫害の中、学習者が見せた勇気と壮大な慈悲を描いたものである。
地元の英字紙デリー・ニュースは1月21日、「法輪大法ーー真・善・忍の芸術」と題する展覧会の特集記事を掲載した。そして、週刊紙ニューズ・ウォレットも、法輪大法のこの活動について報道した。
美術展の活動を報道したデリー・ニュースのスクリーンショット |
週刊紙ニューズ・ウォレットでも、美術展が紹介された |
学習者は来場者を案内しながら、それぞれの絵の背景を紹介した。法輪大法についてもっと知りたい人には、学習者は法輪功の修煉方法を紹介するパンフレットを手渡した。多くの来場者は、法輪大法の修煉基準である「真・善・忍」を伝える蓮の花のペンダントを喜んで受け取った。
美術展を訪れた人々は、過去24年間にわたる学習者の平和的な反迫害行動に感銘を受けたという。彼らは絵画の質の高さを賞賛し、ニューデリーで今回の展覧会を見ることができたことに感謝した。
法輪功を学びたく、ヒンディー語版と英語版の法輪大法の書籍を購入した人もいた。
シニア・ジャーナリストが学習者を支持
ラム・バハドウール・ライ氏は、インディラ・ガンジー国立芸術センターの理事長で、ヒンディー語日刊紙「Jansatta」の元編集長でもある。彼は、法輪大法への迫害について多くの記事を書いた。
彼はニューデリーで法輪功と迫害に関する展覧会が開催されたことを喜び、「作品は、精神面の内包を見せると同時に、『法輪大法の学習者が今も直面している多くの残虐な迫害』への関心を引き起こす働きもあった」と述べた。
ヒンディー語のシニア・ジャーナリスト、ラム・バハドウール・ライ氏(右)は、学習者による各絵画の背景説明に耳を傾けている。 |
「法輪大法は精神革命だと言える。一時は、法輪大法学習者の数が中国共産党員の数を上回った。中国共産党が迫害を始めたのは、学習者の増加がその権力にとって脅威となることを恐れたからだ」
彼は学習者への支持を表明し、彼らが中国における学習者の苦しみへの人々の関心を呼び寄せており、そのメッセージがより多くの国に伝わることを願っていると述べた。「法輪大法の学習者が修煉の自由を得られるよう、すべての国、政府、人道主義と人権のために活動している人々は努力すべきだと思う」
有名人や政治家がブースを訪れた
タレントで俳優のヴィンドゥ・ダラ・シン氏は、美術展のキュレーション(訳注:インターネット上の情報を、特定の視点を持って収集、選別、編集することで新しい価値を持たせ、それを共有すること)を手伝い、ムンバイの展覧会で初めて絵画を見た後、ニューデリーの学習者の展示ブースも訪れた。
TVタレントで俳優のヴィンドゥ・ダラ・シン氏(中央、白い服)が、ニューデリーでも「真善忍美術展」を鑑賞した |
インドの政治家で、西デリーを代表する国会議員であるパルヴェシュ・サーヒブ・シン・ヴェルマ氏は、ニューデリーで開催された美術展の主賓であった。彼は学習者の展示ブースを訪れ、作品を鑑賞した後、「私はこの(迫害)問題について知っている」と述べた。
展覧会を訪れた国会議員のパルヴェシュ・サーヒブ・シン・ヴェルマ氏(中央) |
俳優でボリウッドの有名人であるラマン・トリカ氏は、学習者の作品に関する説明に耳を傾け、法輪大法の資料を受け取った。
法輪大法と「真善忍美術展」の紹介資料を受け取るラマン・トリカー氏(左から2人め) |
来場者:「この素晴らしい修煉方法を広めなければなりません」
これらの著名なゲストのほか、多くの美大生、アーティスト、スタッフ、およびあらゆる業種の来場者が展覧会を訪れた。真善忍美術展の各作品には、作品についての詳細な解説文が添えられていた。多くの人が法輪功についてオンラインで調べ、学習する予定だという。
ルクノから来たプルキット・アーニャさんは、「世界全体が苦しんでいるとは知りませんでした。これらの作品は本当に人の心に感動を与えます!」と話した。
美術展についての感想を書く来訪者 |
ブースを訪れた美術専攻の大学生は、学習者が受けている迫害を知り、涙を流した。彼は「真・善・忍」の原則に感動し、すぐに法輪功を学びたいと言った。また、彼は法輪功を広めた、(中共による)迫害の犯罪行為を人々に伝えるために最善を尽くしたいと述べた。
真善忍美術展のブースには来訪者ノートがあり、来場者は作品についての感想を書き込むことができた。多くの来場者が、このような美しい作品を見られたことを喜び、作品に表現された内包を賞賛した。
ペユシュ(Peeyush)さんという男性は、「『孤児の悲しみ』というタイトルの作品は、今まで見た中で最高の絵画です」、さらに「芸術家の皆様のご活躍をお祈りします」とノートに書いた。デリーヴィナイ・クマールさんは、「ここで見られる伝統的な絵画手法は、本当に美しいです」と書き込んだ。
また、作品に込められた精神に感銘を受けた来場者もいた。サクシ・バンサーリさんは「作品は、人々が現実の形でしか想像できない概念を完璧に表現した」と書いた。プリトヴィ・ポールさんは、「美しい考えや深く感動的なメッセージを描いた素晴らしい芸術だ」と書いた。
来場者のアビラーシャさんは、「これらの絵画に表現された理念が大好きです。この素晴らしい修煉方法をもっと多くの人に知ってもらわなければなりません」と書き込んだ。
作品に込められたメッセージについて同様の感情を表明したマーニャ・アッガーワルさんは、「この展覧会は本当に見応えがあります。そのストーリーや哲学はさらに称賛に値します! とても楽しめました!」と書いた。