文/中国山東省の大法弟子 尋常
【明慧日本2024年3月11日】私は40歳余りで、初めて天目で見た光景を書き出します。自分の次元に基づいてのごく限られたものに過ぎませんが、自らの視点で法を実証できればと思います。もし法に則っていない部分がありましたら、慈悲なるご指摘をお願いします。
大法弟子はすべて、宇宙の一部の天体に対応し、そこの衆生を治め、その世界の王であることが私には見えました。宇宙にはこのような明るい天体(世界)がたくさんあります。
その世界の主として、修煉者の喜怒哀楽や遭遇した困難はすべて、対応する天体(世界)に反映され、修煉者の修煉状態は直接、自分の世界における衆生の生存状態に直接影響します。
私が見た光景は、対応する世界の空に、修煉者の生活や仕事などでの修煉情景が映し出されいます。まるでカメラが45度で修煉者の日常を撮影して、対応する世界の空に映し出しているようでした。
私が若かった頃、恋に悩み、相手と付き合ったり別れたりしていました。失恋で一人で泣いていると、私の世界の衆生が、空で泣いている私の姿を見て、私のつらい気持ちが何百倍にも何千倍にもなって彼らの心に伝わるかのように、多くの者が泣き叫び、中には気絶する者さえいました。
修煉者が欺瞞や嘘をつくなど、良くない行いをすると、その世界にも悪い人たちが現れ、噂を流したり、人々の間でデマを流したりして、誰もが恐れ、他人を信用しなくなってしまいます。
修煉者が金銭に執着すると、彼の世界には利益を重視する商人たちが現れ、衆生も利益を追い求めるようになってしまいます。
修煉者が自らの不足を探すようになると、その世界の衆生も内に向けて探すようになり、誰もが他人のことを考え、自分の言動に注意するようになります。
修煉者が常に自らを正すことができれば、その世界は澄み渡り、蓮の花が咲き誇り、すべての衆生が穏やかになり、和気藹々と暮らしています。
修煉者が法を学ぶ時、頭の中で法を読む声は中継で自分の世界に伝わり、全ての衆生が座禅しながらまじめに耳を傾けます。法を読む修煉者の声は全世界に響き渡っています。
ある修煉者が比較的よく修煉していて、自分の世界もしっかり正されている時、宇宙では、明るいまたは暗い別の天体(世界)がそれに近づき、やがて一緒に溶け合い、2つの世界の衆生が1つの世界で一緒に暮らすようになるのが見えました。これらの近づいてきた天体は、修煉を放棄した、あるいはすでに精進しなくなった修煉者たちの天体であり、彼らの世界はやがて淘汰され、あるいは引き継がれるのです。 淘汰された天体の衆生の処遇はとても心が痛むものです。その世界はまるで電気が消されたかのように、空は永遠に明かりを失い、人々は一瞬にして暗闇に包まれ、寒さと死が世界を襲い、大地は徐々に崩壊し、末日な煉獄となり、やがて天体は宇宙の中で完全に解体されてしまいます。そして、幸運にも他の世界に融合し、引き継がれた世界の衆生たちは皆、再生する機会を与えてくれた新しい世界の王にひざまずいて、感激していました。
師父のおっしゃる通りでした。「人間が残されるかどうかは、上界の生命が残れるかどうかの問題と関わっています。それは巨大な生命群であり、ひいてはすべての天体生命と直接的な、または間接的な関係があります」(『2005年サンフランシスコ法会説法』)
他の世界の衆生が加わった時、彼らは必然的に元の世界の多くの特性と気質を持ち合わせており、それらの特性は往々にしてネガティブなものや、完全に正しいものでなかったりします。修煉者に反映された時、もともとよく修煉していた修煉者が突然多くの悪い考えが現れたり、あるいは既に修煉して無くした心が再びひっくり返ったように感じたりする状況が発生し、多くの考えは非常に卑劣で、常軌を逸しています。師父や法に対する懐疑的なもの、怠惰などのさまざまな良くない気持ちをもたらすでしょう。これらの考えが現れた時、修煉者がすぐに正念を持って対処できれば、よくない要素を直ちに粛清され、対応する世界の新しい衆生も、まるで弘大な仏恩を浴びたように、体がきれいさっぱりとなります。
師父は「そのためあまり精進していない人、修煉しているようで実はしていない人がいます。しかし、考えたことがありますか? この世に来た時、かつて私と誓約を交わしたのです。それらの衆生を救い済度すると誓ったから大法弟子になれて、このことを行なうことができたのですが、あなたは誓約を果たしていません。あなたは誓約を全部果たしていません。あなたが受け持つ背後の、あなたに割り当てられたそれらの数え切れない衆生、厖大な生命群でさえ救い済度することができなければ、それはどういうことですか?! 単なる修煉が精進していないだけの問題でしょうか? それは極めて極めて大きな犯罪です! 罪はこの上なく大きいのです! 最後のとき師父のところに来て、「師父、私は修煉が良くできませんでした」と言えば済む問題ですか? あなたを見逃す者がいるのですか? それらの旧勢力はあなたを見逃すのですか? なんと厳しい問題でしょう?!」(『二〇一六年ニューヨーク法会での説法』)と説かれました。
師父はまた「修煉者が圓満成就に向かっていくとき、特に圓満成就した後、修煉者の前に現れる光景は言い表せないほど壮麗で美しいのです。法を正す中で乗り越えてきた神はこのすべてを見て深く驚嘆しています。新しい宇宙はこの上なく壮麗で神聖なのです」(『2005年サンフランシスコ法会説法』)と説かれています。
皆さんと共に精進し、絶えず自らを正し、師が法を正すのを手助けし、衆生を新しい宇宙に導くことを願っております。