重慶市の喩徳惠さん さらに懲役1年2カ月の不当判決
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 【明慧日本2024年3月14日】重慶市の法輪功学習者・喩徳惠さん(70代女性)は、法輪功を学んでいるとして2023年11月、当局に懲役1年2カ月の不当判決を言い渡された。その後、走馬女子刑務所に拘禁された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 昌元中学校の元教師である喩さんは、2003年にも懲役5年の不当判決を受けていた。

 喩さんは法輪功を実践してから心身ともに元気になった。喩さんは友人にこう伝えた。「以前の私はとても利己的で、短気だったです。法輪功を学んでから、自分は他人を非難するのではなく、内に向けて反省することを学びました」

 2020年2月19日、喩さんが住宅街で法輪功の資料を配布していたところを、地元の金鳳派出所の警官に発見され連行された。喩さんは同日に釈放されがが、居住監視となった。

 同年5月13日から31日まで、毎日数台のパトカーが喩さんの近所を巡回し、喩さんが家から出ることを禁じた。警察は2020年8月にも喩さんを保釈した。

 その後3年間、金鳳派出所の警官らは、喩さんに何度も嫌がらせをした。高新区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の職員3人が2021年6月24日に喩さんの自宅で喩さんを連行し、身体検査のため重慶人民病院に連行した。高血圧のため、喩さんは地元の拘置所への入所基準を満たさないとして、その日の夜に釈放された。

 警官らは、2022年8月2日に喩さんを再び連行し、地元の拘置所に拘留した。その後ホテルから洗脳班に変わり3週間以上拘禁された後、自宅軟禁下で釈放された。

 ハイテク産業開発区公安局は、2023年2月中旬に喩さんの案件を九龍区検察庁に提出した。金鳳派出所の警官は、2023年5月17日に喩さんを再び拘禁しようとしたが、拘置所は喩さんの健康状態の悪さを理由に喩さんの入所を拒否した。

 喩さんは2023年8月から9月にかけて再び連行され、沙坪垻区(さへいはく)拘置所に拘禁された。喩さんは2023年11月、当局に懲役1年2カ月の不当判決を言い渡された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/2/5/472170.html)
 
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