【明慧日本2024年3月15日】インドのナーグプル市にある市立歯科大学(GDCH)の助教授が3月2日、法輪功学習者(以下、学習者)を招き、学生たちに法輪功を紹介した。 学生たちは、法輪功の五式の功法を学んだだけでなく、中国共産党による法輪功への迫害の状況についても理解した。
1968年に196エーカー(約76万平方メートル)の敷地に設立された、この名門の市立歯科大学と病院は、インドのみならずアジアでも最大の市立医科大学キャンパスである。法輪功について1時間の紹介は、大学の宿舎で開催され、大学で行われる通常の保健の授業の中で行われた。この授業は、大学の教職員が交代で担当した。
午前7時から8時までの1時間、法輪功の五式の煉功動作を学ぶ学生達 |
この日、法輪功を実践しているシュウェタ・ソナワネ助教授が地元の学習者を招き、修煉方法を紹介した。 多くの学生が参加し、そのほとんどが大学1年生であった。若い学生たちは、法輪功の緩やかな功法に関心を示し、煉功した後は心が落ち着き、エネルギーに満たされたという。
エネルギーを感じる学生
煉功した後は心が落ち着き、エネルギーに満たされていると話すクワイシュさん(左)とコマルさん |
一年生のクワイシュさんは、座禅をした後、とても落ち着いた気分になったという。「私は朝から頭痛がしていました。今はすっきりとして爽快な気分です」と話した。
2年生のコマルさんは煉功した後、「私はとてもリラックスし、これは(経験したことない)新しい分野です。私たちが知っているのはヨガだけで、この中国の功法について何も知りませんでした。これは私たちに新しい分野を切り開いてくれました。煉功するにはそれほど時間がかからないようで、毎朝煉功できます。煉功した後は、眠気がなくなりました」と話した。
法輪功を学生に勧める助教授
学習者は、法輪功の健康効果や、免疫力と心身の健康に良い効果があると紹介した。
法輪功のような座禅や煉功は、もっと人々の日常生活に溶け込むべきだと話す、助教授のカルパック・ピーター博士 |
助教授のカルパック・ピーター博士も、この日の授業の後、法輪功の五式の功法を試した。ピーター博士は、「法輪功は本当に学習者が言っている通りです」と話し、法輪功についてもっと知りたいと話した。彼は、仕事のプレッシャーに対処するために、法輪功のような修煉を試すべきだと提案した。
ピーター博士は、「法輪功は単なる運動ではなく、座禅を通じて悟りを得るプロセスでもあるようで、ストレスは確実に軽減されます。今の時代、ストレスはどこにでもあり、誰もがその中にいます」と語った。
学習者と記念撮影するカルパック・ピーター博士(左)とシュウェタ・ソナワネ博士(左から2人目) |
シュウェタ・ソナワネ助教授は、「若い世代は革新的で科学的、効果的で日常生活に取り入れやすい健康法を探しています」と話した。
ソナワネ助教授は、「法輪功は肉体的にも精神的にも人々に良い影響を与え、現代人のニーズにぴったりです。また、法輪功の修煉方法を理解し、修煉することを考えることは、学生にとって必要なことであり、学生自身の内なる善を探求し、人生を豊かにすることができます」と付け加えた。
ソナワネ助教授は、法輪功の核心的な理念である「真・善・忍」について、「今日の競争社会では、誰もが自分自身を証明しようと努力しており、自己を強調することが他のすべてに勝っているのです」と話す。
「真・善・忍という基本的な美徳は、個人や社会の幸福を促進する上で重要な役割を果たしているにもかかわらず、見過ごされがちです。誠実なコミュニケーションは、理解を深め、対立を解決するために不可欠です。善良(美徳)は優しさ、親切で思いやりのある社会を作り上げ、互いに支え合う助けとなるのです。寛容もまた、平和な共存の環境を育むために不可欠です。したがって、学生の間にこれらの理念の種をまくことが必要です」と、ソナワネ助教授は語った。
退職医師「未来の医師たちは中国共産党の生体臓器収奪の犯罪を知るべき」
定年退職した医師アビナッシュ・ゲダム博士は、ナーグプルの様々な学校や機関で法輪功を紹介し、中国で行われている中国共産党による法輪功への迫害について学生に伝えている。
ゲダム博士は、「学生たちに迫害や中国共産党による生体臓器収奪について話すと、彼らはとても注意深く耳を傾けてくれます。 医師として、(中国共産党による)大虐殺を無視することはできません。とてもひどいことで、決して起きてはならないことです。この若い未来の医師たちは、中国で行われている生体臓器収奪の(犯罪)について知っておくべきです。そうすれば、将来、(臓器移植のために)中国に行くことを患者に勧めないという(重要な)メッセージを広めることができます」と語った。