自殺傾向がある若い女性の運命が変えられた
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文/中国山東省の大法弟子 芳香

 【明慧日本2024年4月2日】昨年、私の隣に小英(シャオ・イン仮名)さんという丸顔で明るい20代の女性が引っ越してきました。小英さんは容姿が決して良いわけではないのですが、先天の根基が非常に良く、宿命通などの功能を持ち、将来に何が起こるかがわかり、過去に何が起こったのかも見ることができます。

 私たちはすぐに意気投合し、何でも話しました。話しているうちに、小英さんはかつて2度自殺未遂をしたことがあり、毎度に神佛が救ってくださったと言いました。小英さんはまた、自身の多くの疑問や苦しみを私に打ち明けました。私は彼女に法輪大法の主な著作である「『轉法輪』をすすめ、人生の疑問やすべての苦しみの根源を法輪大法の書物で見つけることができると伝えました。

 小英さんは『轉法輪』を十数ページ読んだだけで、彼女の運命は劇的に変わりました。

 小英さんの人生物語 

 以下は、小英さんが口述したいくつかの不思議な体験です。文中の「私」は小英さんを指します。

(1)天から降りてきました

 聖なる天の世界にいた時のことを、今でも少し覚えています。 初めの頃、私は天の神々に遣わされ、神々は私に与えられた使命を果たすために修羅道に行くように手配し、そこには私を助けてくれる神がいると言いました。しかし、そこに着くと邪気を感じ、雰囲気が非常に悪かったので、必死に逃げました。 そのとき、私の後ろには追っ手がいて、私の逃走を止めようとしました。 天国へ戻ることは不可能なので、逃げ場がなかったため、ついに人間界へ逃げ込みました。

 人間界では、私は妊婦に偶然出会い、私は自分の意志ではなく、彼女の腹の中に飛び込みました。その時、誰かが大声で「今度は逃れられない、人間界に逃れて罰を受けろ!」と叫んでいるのが聞こえました。その後、私は生まれました。

 私が子どもの頃、両親は離婚し、私は母に育てられ、大きくなりました。幼い頃から母に嫌われ、よく叱られて、叩かれ寒くてお腹が空いていても、怖くて家に帰れませんでした。そんな私を不憫に思った村人たちは衣食住を与えてくれ、私は本当に色々な家庭で育てていただきました。私の幼ない心はひどく傷つき、なぜいつも母に愛されないのかと考えていました。

(2)クラスメートとのご縁

 私は中学に通っていた時、あるクラスメートの男性を初めて見たとき、以前に会ったことがあるような感覚がしました。偶然にも、男性の胸に上下2つの傷跡があるのを見えました。瞬時に私の頭の中に1つのシーンが浮かびました。天上で小さな男の子に出会った時、彼はずっと泣いていて、誰がなだめても泣き止みませんでした。私はこの男の子に近づいてなだめると、彼はすぐに泣くのをやめ、笑顔になりました

 その時、突然誰かが私に向かって走ってきて、剣のようなものを取り出して私を刺そうとしました。その時、この男の子が私の前に出て、剣を持って向かって来た人を遮りました。結果的に剣はこの男の子の胸に刺さり、その傷口から大量の血が流れ出しました。私は男の子の傷口を拭い、傷口を上部と下部に分けました。その後、この男の子も人間界に罰せられ、多くの苦しみを味わわなければならず、父親との会話も許されませんでした。現世では、彼の父親は聾唖者でした。

3)神佛は初めて救ってくださいました

 6年前、母に些細なことで怒られた私は、どうしても心にある幼い頃からの母への恨みが捨てきれず、その時は心がナイフで切られたようになり、非常に苦しかったのです。 苦悩のあまり、苦しみながら生きるくらいなら死んだほうがましだと思い、自殺まで考えました。

 その夜、私は悲しみに暮れ、自分の人生がどれほど悲惨であるかと思い泣きました。震える手で小さなナイフを握りしめ、もう一方の手首を切りつけようとした瞬間、手首に一寸以上の切り口ができ、血が一滴ずつ滴り落ちました。

 二度目に切りつけようとするとき、突然、向かいの壁から金色の強い光が放たれました。 私はぼんやりとした涙目を上げ、佛陀の厳かで慈悲深い姿が壁に現れ、巨大なエネルギーが私を包み込み、私の全身がほんわかと暖かくなりました。その時、私は何も考えられず、頭の中が真っ白になり、すべての苦しみが消え去り、自殺を諦めました。

(4)神佛は再び私を救ってくださいました

 4年前、中国共産党のコロナウイルス(武漢肺炎)が流行しているとき、私は失業していました。 母は毎日私を叱り、仕事を見つけるよう強要しました。 私は心身ともにとても苦しんでおり、将来の見通しが暗く、途方に暮れていて、もう逃げられないと思い、また自殺を考えてしまいました。

 私は故郷の近くの大きな川に行き、橋の上に立って水の流れを眺めていました。「今度こそ、どんな力が私を止めようとも、私は自殺しなければなりません」と、 迷うことなく橋に向かって歩き、まっすぐ前を見つめました。足を上げて川に入ろうとした瞬間、目の前に菩薩の高く威厳な姿が現れました。そして空中から菩薩の「死んだ後、ここに行くんだ!」という声が聞こえてきました!  突然、川の流れが変わり、私の目の前には、もはや急流ではなく、荒々しい地獄が広がっていて、中にいる人々は非常に苦しんでいて、無表情で、心の苦痛を吐き出す場所もなく、心の中に埋めるしかありません。

 この光景を見て、私は驚きました。瞬時に理解し、涙が溢れ出ました。これは慈悲深い菩薩が再び私の自殺を阻止してくれたことであり、自殺が苦しみから解放されるのではなく、より苦しみをあじわうことになると教えてくださったのです。私はすぐに自殺の願望を断ち切りました。その後、川の水は以前のように戻りました。神佛が再び私を救ってくれました。

 その後、私は生まれ変わる前に母親の体内に投げ入れられる前に、天界の神々が私に重要な使命があると言ったのを思い出しました。実際、神佛は常に私を見守っているのです。以来、良くない考えが浮かんだ時はいつも、ある声が私に注意し、私を啓発し、そのとき私はすぐ目を覚まし、悪い考えを捨てました。

(5)法輪大法は私の運命を変えました

 9年前、私はある南方の男性の夢を見ました。その顔ははっきりと覚えています。私の天目で見えたのは、私の運命には2つの結婚があるというものでした。最初の結婚は、夢で見た南方の男性と結婚した後、非常に大きな苦しみを経験しました。彼は飲み食い・女遊び・賭博をし、私をよく殴りました。私は心を傷つけられ、彼から離れました。2番目の結婚では、北方の男性と結婚し、幸せな生活を送りました。私は二回占い師に占ってもらったことがあり、私が見たものと全く同じでした。

 一昨年、私は上海に出稼ぎに行きました。知らず知らずのうちに、何か見えない糸が私を引っ張っているようで、本当に夢で見た南方の男性に出会いました。それ以来、私たちは友達になり、私は彼がとても好きでした。しかし、私は占い師の言葉と私の天目が見たものをいつも思い出し、心の中で非常に苦しんでいました。どうすればいいのでしょうか? 本当に運命の中の災難から逃れることができないのでしょうか? 誰かが私をこの災難から逃れさせ、彼から遠ざけてくれることを願っています。苦痛な結婚をしたくありません。しかし、逃げようとすればするほど辛くなり、まるで見えないロープが私をその男性と緊密に結びつけ、逃れられないようにしています。1年間の付き合いの間、夜になると私の悲しい涙が枕を濡らしていました。

 一転して、去年、私は好奇心から法輪大法の本『轉法輪』を拝読しました。私は以前、自分の人生の目的が分からず苦しんでおり、母親を怨むことから抜け出せず、また、運命の配置からどうやって逃れるかがわかりませんでした。『轉法輪』を読んで、私は感動して涙を流し、自分の人生の答えをついに見つけたことを喜びました。人生は楽しむためではなく、人生の中の試練や苦難を通して道徳を向上させるためにあるのです。生活の中で葛藤にぶつかったとき、一歩引いて自分の欠点を見つめるべきです。私は母親への怨みを捨てなければならず、母親を大切にしなければなりません。

 さらに嬉しいことに、大法は私の運命を変えました。私はずっとこの南方の男性と別れて、人間の恩怨を終わらせたいと思っていました。去年、私は『轉法輪』を10数ページ読んだ後、運命が本当に変わりました。私はこの男性と円満に別れ、自分の心が落ち着くようになり、嬉しかったのです。法輪大法は私の運命の中の災難を変えて、美しい未来をもたらしました。師父には、どんな言葉を持っても感謝の気持ちを表すことができません。

 追記

 今、小英さんは法輪大法の修煉を始めました。大法は彼女の運命を完全に変え、小英さんは心の中の暗雲から抜け出し、健康で活気に満ちた幸せな女性になりました。これによって、私たちは法輪大法の不思議な力を証明することができました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/18/471260.html)
 
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