【5.13応募原稿】 100歳の父が若返る秘訣
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文/中国の大法弟子 甜甜  

 【明慧日本2024年5月15日】私の父はすでに100歳を超えた老人です。一昨年、100歳になった父が、不動産譲渡の名義変更(本人の同席が必要)のために私と一緒に役所に行ったとき、窓口の事務員は父の身分証明書を見てから父を見て、驚いた口調で同僚にこう言いました。「あなたは100歳の老人を見たことがありますか? 長年勤めてきて、日々たくさんの人と接してきましたが、これほど元気そうな高齢の人を見たことがありません」

 そうです! 我が家の老人は100歳になっても元気溌剌で、もっと若く見えます。1998年に私が法輪大法を修煉し始めた頃、父は修煉しておらず、よく大法書籍を読み、師父の教えに賛同し、大法の良さを知っていました。その後、父はよく「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」を黙々と唱え、そのおかげで長年に亘って健康であり、病気知らずだけでなく、生きれば生きるほど若くなっていくような変化を遂げました! では、70歳を過ぎてからの父の話をしてみましょう。

 73歳のとき、膀胱がんが自然に治癒

 父は73歳のときに膀胱がんと診断され、腫瘤の摘除手術を受けました。2~3回の化学療法を受けた後、父は治療をやめることを決めました。家族はみな、このような病気にかかった父は長く生きていられないだろうと思っていました。しかし、父は自分が癌であることも、化学療法を受けていることも知らず、「無駄だ。治療はやめよう」と言ったのです。子供として、私たちはとても心配していましたが、「父はもう年なのだから、気楽にさせてあげよう」と考えました。

 80歳を超えて、目がもっと良くなった

 80歳を超えてから、父は目に白内障ができて、人の顔がはっきり見えないと言いました。父はよくラジオを聴いていて、白内障の治療薬の広告を耳にし、その薬を買ってきてほしいと私に頼みました。私はそれを聞き流し、広告には詐欺まがいのものもあって、信用してはならず、9文字の真言を唱えれば目が良くなると言いました。その日から、父は毎日「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と唱え続け始めました。ある日、夜が明けて間もない頃、父が窓の前で小学生の本を読んでいるのを見て、「目が悪いのに、どうして電気をつけないのか?」と思った私は、父に「見えますか?」と聞きました。彼は「目が前よりずっと明るくなった」と答えました。「どうして? 何か薬を飲みましたか?」と聞くと、父は眠れない時、胸に手を当てて指折り数えながら「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と100回ずつ唱えていたそうです。 

 父が80歳を過ぎた頃、もう一つの出来事がありました。ある日、彼は頭がひどく腫れて、頭痛もしていました。母から電話で「早く来て! お父さんは具合が悪くなった。病院に行った方がいいのか?」と言われて駆けつけると、父の頭は帽子をかぶったように大きく腫れていました。よく見ると大きな水袋のようで、軽く押すと水が入っている感じで、「これは水腫だろう。全部一面につながっている。もう遅い時間だし、高齢の父が病院に行くのも大変だ」と思った私はその晩、父の家に泊まり、師父の説法録音を一晩中聞かせました。翌朝、父の症状はすべて消え、頭も小さくなり、すべて正常に戻りました。母は大法をとても不思議に思いました。

 90歳代の人が60歳代の人を病院に連れて行く

 90歳の時、母と4階に住む父は、25キロの米を1階から4階まで運んでいました。それを見た近所の人たちはみな、「このおじいさんはすごい!」と言っていました。

 姉の夫が60歳過ぎで脳血栓になり、点滴を受けさせるために、姉は車椅子の義兄を近くの病院まで連れて行く際、病院の前にある長い上り坂でいつも一苦労をしていました。しかし、ある日、父が1人で車椅子の義兄を押して病院に行きました。「90代の人が60代の人を押して診察を受けに行くのか? このおじいさんはよほど元気なんだ!」と、皆が不思議がっていました。

 父が92歳のとき、末娘の家庭に異変が起きたことを聞き、苛々のあまり、息切れと咳の症状が出て、横になれず、ベッドサイドにもたれて座って寝ることにしました。その後、状況が深刻になり、病院で検査を受けたところ、喘息、肺性心疾患、そして肺気腫があると言われ、腫瘍の疑いもあったそうです。医師は高齢のため、命の危険があると言い、入院を勧めました。父は半月ほど入院し、毎日5本ずつ点滴されましたが、改善が見られませんでした。「75本入れてもだめなら、家に帰ろう!」と、父は退院を要求しました。帰宅後、父は毎日「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と唱え続けました。いつの間にか、すべての症状が消えて、父は普通の生活ができるようになり、死から生還しました。

 父は模範的な夫であり、愛情深い父親でした。料理はできないものの、父はいつも母の手伝いをしていました。退職した末娘が後を継ぐまで、彼は93歳まで食後のテーブルの片付けや皿洗いなどをしていました。

 父は95歳の頃、アパートの外で近所の人たちとよく遊んでいました。彼がいつも自慢したがることの一つに、ロープを使った妙技があります。片手でロープの中央を掴み、もう片方の手でロープの端を投げ上げ、ロープの中央を掴んでいる手を上下に動かすと、ロープの両端は扇のように左右対称に揺れて、とても見栄えが良いのです。私たち姉妹は今でもこの技をマスターできていません。ロープを使った父のマジックも多くの称賛を受けて、褒められると子供のように喜んでいました。

 父が98歳のとき、母が病気で入院しました。父はしきりに「家内はどこ? 家内はどこに行ったのか?」と聞いていました。母が手術のために入院したと聞かされた父はとても心配し、母のそばに行って付き添いたがっていましたが、ロックダウン中のため、行くことはできませんでした。父は毎日師父に、「大法の師父よ、どうか家内が早く帰宅できるように助けてください」と懇願し、「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と声を出して念じていました。母は半月で退院し、順調に回復しました。

 100歳の老人、頭脳明晰

 一昨年、父は100歳になりました。父は生涯勤勉で、手と顔が常に清潔でした。若い頃に兵隊にいた彼は今でも背筋がピンと伸びていて、後ろから見るとまるで若者のようでした。母はよく「この年齢になって、こんな体をしている人を見たことがある?」と言っていました。

 父はまともな歯を持っていませんが、スペアリブを問題なくかじり、嫌がる食べ物もありません。年寄りはさっぱりしたものを食べるべきだと言われますが、父は専ら甘いもの、脂っこいもの、香ばしいもの、塩辛いもの、豚角煮などを好んで食べ、インスタントラーメンも大好物です。父は水が甘くないと言ってあまり飲みませんが、毎日胡桃入りのミルクを飲み、氷砂糖や飴を食べていて、絶やしたことはありません。彼は現代のいわゆる「科学的飲食法」に従わず、意のままに食べていますが、健康そのものです。

 週末に子供たちが帰ってくると、父は大いに喜び、しばしば子供たちと曲を合奏します。彼は電子ピアノをテンポよく弾き、歌える曲なら何でも弾きこなします。100歳になった今、彼は頭脳明晰のままです。

 ときどき、100歳の父はぱっと目を覚ますと、「もうじき、あの世に行く」と言います。ある日、父はひどい風邪を引いてしまい、家族は「今回はもう助からない」と思いました。その時の父は鼻が少し曲がっていて、顔も少し歪んでいるようでした。しかし、病気になって2日後、父は突然「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と大声で叫び、家族をびっくりさせました。叫んだ直後、それらの症状が徐々に消えて、父は再び病気から回復しました!

 疫病の流行中、父の耳も目もよくなった

 ロックダウンの解除に伴い、多くの人が「コロナの陽性」になりました。父の抗原検査も陽性でした。彼には目立った症状がなく、睡眠を貪って食事を摂ろうとせず、ミルクを少し飲んでいました。問題は、彼は人を見分けられなくなったのです。子供として、私たちはとても心配しました。伝染病の流行期に、多くの老人が亡くなったからです。末娘は、家では父の面倒を見切れないことを心配し、彼を養老院に入れようとしました。

 修煉しているわが家は、父を自分の家に連れて来て、毎日師父の説法録音を聞かせました。次第に父は頭がはっきりしてきて人が分かるようになり、食事も摂ることができて、自分の居場所も分かるようになりました。それから、父はまたも「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!と唱え始めました。不思議なのは、父は今回頭が冴えてきてから、耳もより聞こえるようになり、かすみ目も改善し、何の不快感も感じなくなりました。携帯電話にある文字もはっきり読めて、手につけている機械式時計と携帯電話の時刻を照合することもできました。

 先日、私が携帯電話の画面で大法の書籍を読んでいたとき、覗き込んできた父は声を出して読んでいて、目と携帯電話の距離は30センチほど離れていました。父は本当に身も心も子供のように若返りました! 隣人は皆、「100歳の老人が『陽性』を持ちこたえるなんで、本当に奇跡としか言いようがない」と言っていました。

 法輪大法が、父の命をつないで下さったのです。今、彼は毎日悪童のようで、楽しそうで心配もありません。九文字の真言はすでに彼の心に根を下ろしました。今でも時折、彼の唱える声が聞こえてきます。

 法輪大法に感謝し、跪いて慈悲なる師父に感謝の意を申し上げます!

 (明慧ネット第24回世界法輪大法デーの入選文章)

 (編集責任者:斉昕宇)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/5/27/460946.html)
 
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