【慶祝5.13】修煉して家庭の不祥事から乗り越える(2)
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文/内モンゴルの大法弟子 阿蓮

 【明慧日本2024年6月7日】(前文に続く)

 3.父の死

 弟が亡くなった後、父はとても落ち込んで、よく一人で泣いていました。2020年の年末、父は突然便に血が混じり、どんどん重くなりました。病院に行くのも拒否して、その後、父は突然「大法を学び、煉功したい」と言い出し、私と母はとても喜びました。

 学法と煉功をしてから、父の健康状態がとても良くなり、薬も飲まなくなり、以前の鼻炎、高血圧、狭心症も改善されました。昔、父は尿管に結石があり、レーザーでは除去できないので手術しなければならないと医師に言われましたが、父は手術を嫌がり、ずっと我慢していました。学法してからやっと結石が自然と体外に排出されました。父は「これは本当にすごいことだ」と感嘆しました。

 父は小学校に2年しか通っていなかったので、学法する時によく読み間違え、スピードも遅かったのです。私が訂正すると、父はとても嫌がり、ある日、また私に訂正された時、父は怒って「本当にお前をぶん殴りたい」と言いました。私は心の底から、父を一刻も早く病気の状態から抜け出そうと思うのですが、私の心性が高くなく、言った言葉は何の役にも立たず、かえって父を傷つけました。父の身体は急速に衰えていき、食欲不振になり、息苦しくても体を休めるしかありません。大法を修めれば延命できますが、延命するには精進しなければならず、精進できなければ危険です。2021年の初め、父は亡くなりました。私は弟と父の死を通して、修煉の厳粛さを思い知らされました。

 4.母に付き添い、病の関を乗り越える

 父が亡くなってから、母もとても苦しんでいて、体調が急速に衰えました。学法と煉功を続けていますが、いつも嘔吐して、顔と足は浮腫んで苦しそうな状態でした。ある日、母の姉が見舞いに来て、「この状態では病院に行った方が良いかもしれません。このままでは常人に理解されないし、大法にも良い影響を与えないので、極端なやり方は止めましょう」と言われ、そのために母を入院させました。

 入院後、母は輸血を受けて、ガンが検出されました。私は母のために発正念して、毎日、母の世話をするほか、ずっと『轉法輪』を暗記し、発正念をしていました。ある日の夕方、母は突然怯えたような表情を浮かべ、私に「右を見なさい」という意味の視線を送ってきました。右を見ると、ほかの患者がベッドに横たわっているだけですが、それでもまだ私に視線を送ってきます。母はきっと別空間の悪いものを見たのではないかと分かりました。そこで、私は紙に「『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』を唱えてください。師父に助けて下さるようにお願いをしてください」と書いて、母に見せました。母は言われた通りに唱えると、すぐに落ち着きました。後日、母は「あの日見たのは、凶悪な顔をした黒い服を着た男が私に向かってナイフを振りかざしたので、怖かった」と言いました。

 入院5日目、母の検査結果はすべて正常でした。母は「家に帰ろう。ここ数日、学法も煉功もしていないので、早く帰って挽回しなければならない」と思ったのですが、医師はさらに数日間の経過観察を求め、母の退院の要望を拒否しました。10日目、母はやっと退院できました。退院の前に、がん細胞の有無を調べるため、血液サンプルを大きい病院に送りましたが、結果は正常でした。

 後書き

 もし、大法を修煉していなかったら、そして師父のご加護がなかったら、立て続けに不祥事に遭った私はどうなったのでしょうか。今、生きているかどうかも分かりません。そこから乗り越えてきた私は、よりいっそう大法の尊さと師父の慈悲を実感して、師父への感謝は言葉では言い表せないほどです。

 ここ数年間、同修たちは見返りを求めず、私をずっと支え続けてくれて、親戚よりも親切です。一方、叔父とその息子は、我が家の財産を狙って悪知恵を働かせては、何度か数十万円ほど私から借金しても、一度も返したことがありません。

 俗世間から解脱させて昇華させ、苦悩の海から解放されるのは、大法の修煉だけです。毎朝、師父の肖像画にお香を捧げる時、心は敬虔な感謝でいっぱいです。大法弟子になれたことを光栄に思い、幸せと誇りを実感しています。

 (完)

 (明慧ネット第24回世界法輪大法デーの入選文章)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/5/24/477800.html)
 
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