【慶祝5.13】父の生死の関を共にする (1)
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2024年6月7日】

 尊敬する師父、こんにちは!

 同修の皆さん、こんにちは!

 今年の「5.13」の修煉体験文章の募集を見たとき、私は法輪大法から多くの恩恵を受けており、私が書けばすなわち法を実証することになり、書くことは師父の恩に報いるためだと思い、参加しました。現在、家で1カ月の間に続けて起こった2つのことを書き留めます。

 2023年11月8日午後7時前、弟の嫁(同修)から母が手を怪我したという連絡を受けました。「病院にはいったの?」聞くと「行っていません」と言いました。私は8時前に仕事が終わってすぐ、母に会いにいきました。母の手が腫れているのを見て私は「大丈夫? 怖くない?」と聞き、母は「怖くない」と言いました。母は朝、鶏に餌をやるため鶏小屋に行きましたが、どういうわけか倒れてしまい、起き上がるまでにどれくらい時間がかかったかわからず、師父に助けていただき、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」とずっと唱えました。転んで、手のひらが後ろに返り、母は頑張って自力で元に戻しました。「以前だったら、物事に対してすぐ暴言を吐いたりしていたが、その日は感情が爆発せず、普段、よく言われていることを思い出しました。それは、あることに遭ったとき、まず、師父に助けていただくこと、それを思い出しました。それで、師父に助けていただきました」と母は話しました。

 一番上の兄は、母の怪我した手をできるだけ元の位置に戻すのを手伝いました。母は毎日煉功をしていました。文字が読めなかったので、療養期間中、法の勉強を教えに毎日実家に通っていました。最初、私が読んだあと続けて読むことすらできなかった母は、徐々に覚えるようになりました。ある日、私がいない時、警察の人たちがまた家にやって来ました。彼らはすでに真相法輪功迫害の実態)を分かっている警官です。母の手が腫れているのを見て、「おばあちゃん、手がこんなに腫れているのに、医者に診てもらわないの?」と聞きました。母は「もう治ったよ」と言いました。警官たちは微笑み、何も言わずに帰っていきました。私は母に「彼らに、もう大丈夫だよ、師父の保護があるから、煉功すればよくなるよ、と伝えないといけない」と教えました。数日後、警官たちが再びやって来ました。その頃には、母の手の腫れは引いていました。完全に治ったわけではありませんが、最初に見た時よりは、ずっと良くなっていたことを警官たちは目にしました。

 ある優しい人が、母の手が腫れているのを見て、よく効く薬草を探してくれると言いましたが、母は断りました。その時、母は嬉しそうに熱心に法を読んでいました。すぐに「その心志を苦しめる」「因果」「迷いの中で修める」の三篇の詩を覚えました。20日後、師父の慈悲深い加護のもと、母の手は完全に回復し、家族全員が法輪大法の超常さを目の当たりにしました。

 2つ目は、父(同修)が乗り越えた生死の関です。母が手をケガして1カ月後の12月10日の夜、弟の嫁から「仕事が終わったら、うちに来てほしい」というメッセージが届きました。私は8時前に到着すると、弟の嫁が「父さんがまた失禁し、今高熱が出て、うめき声をあげ、意識がハッキリしていない」と言いました。

 父の家は弟の家の向かい側にあるため、弟の嫁と一緒に父を見に行きました。父の顔は熱で暗黒色になり、呼吸がとても苦しく、口は開き、「ああああ」と痛みでうめき声を上げていました。私たちはベッドに座り、父の傍で発正念をし、旧勢力が父への按排を完全に否定し、旧勢力との契約を取り消すようにとしました。父は大法弟子であり、たとえ修煉中に漏れがあっても、法の中で正し、誰も彼を迫害できません。迫害に加担する者は罪を犯すことになります。父は師父のもとにあり、私たちは師父に父を助けてくださるようお願いました。

 その時、私はとても落ち着いており、全く怖くなかったのです。父は数年前に同様な病業を経験しましたが、私は家族に言わなかったため、法を実証できなかったことを思い出しました。今回、必ず家族に言います。父が生き返った全過程を家族に見せたいです。家族に、大法は鍛錬をしているのではなく、人々を救いに来たことを内心から認識させたいです。私は母と弟の嫁に「兄と弟にお父さんの状況を知らせて、誰かにおむつを買ってきてもらってください」と告げました。そのあと母たちは行きました。

 兄たちが来る前に、私は発正念をしました。同じ村に住んでいるため、みんなすぐに到着しました。そんな父を見て、みんなの心が重くなり、兄たちが父の掛け布団や藁のマット、服を一通り替えました。私は再び法輪功の真実を告げました。「大法は人を救うために来ました。気功ではなく、ただの鍛錬でもないです。もし、煉功しなかったら、父は数年前に亡くなっていたでしょう。あの時も、父はこんな感じで、熱で何もわからず、失禁しました。私たちは父を囲み、学法をし、煉功をしてまる1日、解熱剤も飲まず、父は元気になりました。近隣の2人は多額のお金を払って病院に行きましたが、2人とも亡くなりました。父は一銭も使わず、治りました。その時母は、兄さんたちが父を病院に連れて行くのが怖いので、言わないと決めました。なぜなら、母も大法師父だけが、父を救うことができると、信じているからです。そして、母の手もちゃんと回復したのです。兄さんたちは目にしましたね、それは全部煉功のおかげです」。2人は静かに耳を傾けました。

 私は「自分は娘です。決断はしません、兄さんたちを尊重しています。しかし、病院はお父さんを救うことはできない、大法師父だけが、父を救うことができると私は知っています。数年前、私は自転車に乗っているとき転倒し、右手の上腕骨が骨折し、それも煉功して治ったということを、2人の弟も知っている」と私は言いました。目で見た物は真実だと常人がよく言います。今回、母のケガした手の回復状況を家族みんなが直接目にしたため、父を病院に連れて行かないことを弟2人は決めても、兄は何も言わなかったです。

 私と弟の嫁は再びベッドに座り、法を読み、発正念以外、絶えずに父を呼びかけ、目覚めさせていました。私は父の耳元で法を読むと、彼の口から出る、腐った臭いで気分が悪くなり、吐き気がしました。以前は、胆汁を吐くまで嘔吐していたのでしょうが、その日は吐かず、我慢しました。気が散ってはいけないのはわかっています。人を救うため、分秒単位で旧勢力と戦いをしているような気がしました。旧勢力は父を死に至らしめようとします。師父に父を救ってほしいと懇願し、師父に私を加持してほしいと願い、同修(父)を引き戻したいと思いました。

 私は父に「お父さん、目を覚まして、学法、煉功をしましょう。旧勢力に従ってはいけない、完全に否定します。私たちは何千万年も輪廻転生し、何千万年も待ち、幸運にも人間の体と大法を得ました。それは師父と一緒に家に帰るためです。師父が説いた法は、お互いに助け合うようにとおっしゃいました。私は父さんに煉功を教わった、同修です。父さんは今魔難に陥っています。いま父さんを起こしています。父さんは私の声が聞こえることを知っています。師父がおられ大法があるため、父さんはきっと大丈夫です。私が法を読むとき、読めないなら心の中で読み、口を開けるなら、声出して一緒に読んでください 」と言いました。

 深夜の零時に発正念した後、私は法を読み続けました。どれくらい時間が経ったかわかりませんが、突然、父が法を読んでいるのが聞こえました。とても弱い声ですが、ちゃんと聞こえました。父はゆっくりと目を開け、意識が戻りました。私は父に「何が起きているかわかるか?」と聞き、父は「わからない」と返事、父に「あなたには師父がいますか? 」と尋ね、父は「私には師父がいます」と答えました。そして「あなたの師父は誰ですか? 」と聞いてみると、父は師父の名前を言いました。最後に「それで、あなたは誰なの?」と質問し、「私は大法の弟子です」と父が言いました。これは父の意識が非常にハッキリしていることを示しています。

 このすべての過程、兄たちはそばで立って見ていました。私と弟の嫁は主役のようで、兄たちは観客のように、私たちの言動を見ていました。「父はもう大丈夫だよ、私家に帰ってシャワーを浴びたらまた来るから」と言うと、兄は「もう夜中だから、明日は仕事もあるし、家に帰って休んでいいよ。ここは我々兄弟がいるから」と言いました。しかし、末の弟は「いや、姉さんが来なきゃいけない、姉さんが来ないと何もわからない、しかも姉さんがお父さんに法を読み聞かせることができる」と言い、これを聞いた兄は「そうですね、私は法のことをわからないが、父に手を貸すくらいしかできない」と言いました。末の弟の嫁(修煉していない)は「姉さんが父さんに言ったことは私たちには分からないのです」と話しました。父も、私に居てほしいと願っていました。なぜなら、父は同修だけが自分を助けられることを知っていたからです。シャワーを浴びた後、また父のところに戻り、一緒に学法をし、そして父のそばで寝ました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/5/24/477618.html)
 
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