文/中国の大法弟子 静静
【明慧日本2024年6月10日】私は中学校最後の年に高校入試に失敗しました。父は私が再受験できるように追加クラスに申請をしてくれましたが、女の子より男の子を好む母は、私がクラスに通うことを許しませんでした。私は怒り、私たちの関係はひどく傷つきました。母は言葉で私を虐待しました。後に母は、遠方に住むある貧しい家庭の人と結婚するように手配しました。
そのため、私は新しい環境で自分を証明し、母に私に対する行為を後悔させたいと思いました。しかし夫は次男で、家庭ではあまり発言権がありませんでした。私が子供を産んだ後、義母は赤ちゃんの世話を手伝うことを拒否しました。私は赤ちゃんの世話と家事のすべてに疲れ果てていました。
私はよく、「なぜこんなにも、苦しい人生を送っているのだろうか」と考えていました。母に対する恨みは時間とともに大きくなり、人生のすべての苦難を母のせいにしました。
そんな中、私は1996年に法輪大法を修煉し始めました。人生の真の目的は、本来の自分に戻ることだと理解しました。
私は長年苦しんできた苦難に感謝するようになり、母に対する深い恨みを放下しました。かつて重かった私の心は軽くなりました。
2004年に母を訪ねたとき、母は私にこう言いました。「静ちゃん、天からたくさんの金色の本が降ってきて、太陽のように明るく輝いたのよ。あなたはそれらの1冊を手に入れましたか?」と言いました。私は母のその言葉を聞いてとても嬉しくなって、母にこう答えました。「私もその本を1冊持っています。だからお母さんに会いに来たのです」
あれから17年後の2021年、母は私の家に来ました。しかも、40日以上私と一緒にいました。母は、私の家に訪れた2日目、若いころ私にしたことについて謝罪しました。私は母に、「あれは過去のことなので忘れるべきです。私は今、法輪大法の修煉者です。師父は誰に対しても、特に母に対しても優しくするよう教えてくださっています」と話しました。すると母は、「師父は素晴らしい!」と言いました。
今では、私はすでに古い大法弟子となりました。法輪大法を20年以上修煉しており、真、善、忍の原則に従って自分の心性を修めているため、家族のみんなが調和のとれた関係を築いています。
師父に感謝いたします。