【慶祝5.13】 1990年代生まれの若者の修煉物語(二)
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文/中国の大法弟子 小可

 【明慧日本2024年6月26日】(前文に続く)

 3、世俗の夢から覚め、法輪大法の修煉を始める

 家庭の遭遇、社会の冷たさ、そして現実社会の複雑な人間関係に直面して、その時の私は、出世して強くなってこそ、はじめて親戚や知り合いに尊敬されるようになると信じていました。そのため、一生懸命に仕事に取り組み、皆に認められるような成果を出したいと思いました。能力があってチャンスを掴んだため、すぐにリーダーに昇進し、1年で業績を倍増させました。その後、人の下で働くことに満足できず、自分の会社を立ち上げ、多大な利益を得ました。このようにして、私は名利にのめり込み、大法からどんどん遠ざかっていきました。

 しかし、天は予測できない変化を下し、人の幸と不幸は変わりやすいものです。事業が順調に進み、日々向上している最中に予期せぬ災難が突然訪れました。私は悪人に告発されて、地元の公安局はこの案件を通じて、私を手がかりにして事件の源を突き止め、大きな事件として扱おうとしました。彼らの計画によれば、最初のステップは私を有罪にして、刑を言い渡すことでした。自分は違法なことを一つもしたことがなく、長年の努力と苦労で金を稼いだのに、どうしてこんな結果になるのかとこの突然の災難を私は受け入れられませんでした。もし本当に捕まったら、父や周囲の人たちにどう向き合えばいいのか、心の中は苦しみと恐怖でいっぱいでした。絶望的な瞬間に、法輪大法の師父を思い出しました。もし師父がこの問題を解決してくださるなら、これからは法輪大法をしっかりと修煉していきたい、二度と動揺しないと心の中で師父に願いを込めました。

 その時、私の願いは純粋ではないのです、しかしその後の結果から師父の広大なる恩恵を真に感じ取れました。師父は『轉法輪』で、「『佛性がひとたび現われると、十方世界を震わす』という言葉があります。覚者がそのような人を見ればひとしく救いの手を差し伸べ、無条件に助けてあげようとします」と述べられました。もしかすると、師父は私が修煉したい願望をまだ持っているのをご覧になり、目の前の困難を解決してくださったのかもしれません。やがて、事態は奇跡的に好転しました。他地域の警察の突然の介入により、地元の警察は「解決計画」を取り消さざるを得なくなり、私は無事でいられました。このことを知った人々は皆、信じられないと感じました。しかし、私の心の中でははっきりと分かっています。慈悲深い偉大な師父が私を守ってくださったのです。それにより、大法を修煉することを決心しました。

 中国共産党の迫害により私は肉親を失い、長年、孤独で寂しい感じにさせられて、成人してからは頼れる、一生を託せる結婚相手を望みました。これまでに3人の男性と交際しました。最初のAさんと交際していた時、母は既に迫害で亡くなっており、父は連行されていました。Aさんの両親は我が家の遭遇を知った後、2人の交際に反対し、そうして私はAさんと別れました。

 悪人に告発され訴訟に巻き込まれ、困難に陥った時、2人目の彼氏のBさんから大きな支援を受けました。頼れる結婚相手を見つけたと思いました。これから修煉をしようと決心した時、Bさんは最初は理解できなかったのですが、後には黙認するようになりました。最初は、私が外に出て真相を伝えることに対して受け入れがたいようでしたが、私は彼に真相を伝えて、やっと理解してもらいました。

 Bさんとの交際中、未婚の男女が超えなくてはならない一線を常に守りました。Bさんも、こんな浮世にあなたのような純粋な女性を見つけるのは難しいと言い、私を大切にしてくれました。しかし、現実の中で私たち2人の価値観の違いが次第に大きくなり、共通の理解を得るのが難しくなり、最終的には別れることになりました。

 3人目の彼氏のCさんとはわずか半月付き合い、彼があるパーティーの後、飲酒運転で事故を起こし、その場で亡くなりました。私は非常に怖くなりました。なぜなら、本来その日は彼と一緒にパーティーに参加する予定だったのですが、仕事の後であまりにも疲れていたために行けず、それが幸いしてその大災害を逃れることができたからです。これは、師父がまた私を守ってくださったのだと思います。

 Cさんの死で私は人生の無常を深く理解しました。この世に人間として生まれることは難しく、中国と言う土地に生まれることも難しく、正しい教えに出会うこともまた難しいことです。人間世界に永遠の幸福は存在せず、貴重な生命を得たからには、法輪大法を修煉し、真剣に実践することこそ、真に永遠の幸福です。その時から、私は修煉の道をより一層、断固として歩むことを決心しました。

 4、夫と出会い、変わらぬ志

 偶然にも、現在の夫と出会いました。彼は修煉者です。2人とも、知り合ったばかりですが、何十年も前から知っているかのような親しさを感じています。師父が『洪吟二』の「神の路難し」で言われるように、「悠々たる萬世の縁 大法の一線より牽く」のです。これは、私と夫の間の特別な婚姻の縁であり、さらには大法による神聖な縁でもあります。

 夫は非常に心性が高く、天を尊び、神を信じています。人柄が良くて責任感が強く、常に伝統的な道徳を守ってきました。大法を修煉してからはもっと厳しく自律して、私に対しても大変思い遣りがあり、いろいろなことで2人は補完し合っています。結婚してから2人は和やかに過ごして、心が通じ合って考えが一致し、多くのことについて話し合う必要もなく歩幅が一致しています。2人は真・善・忍の原則に従って自分たちを律し、互いに尊敬し愛し合い、修煉においては励まし合い、共に努力をしています。その関係はとても安定感があり、美しいものです。それは無条件に相手を思い遣るものであり、一般的な独占欲を持たないからです。2人の間の清らかで欲の少ない修煉状態は、特に素晴らしく、真の修煉者にしか理解できないものです。周囲の人々は、私たちを理想的な夫婦と見なしています。姑は私たちが一緒にいる姿を見て、「あなたたちを見ていると、私も安心する」と言いました。師父は、私の修煉したい意思をご覧になり、人生の道をあらためて按排し、同じ目標を持つ伴侶と出会わせ、修煉の道で互いに助け合い、共に成長できるように按排してくださいました。

 私と夫は共に2021年に修煉の道を歩み始めました。修煉期間はまだ短いのですが、自分たちの使命を忘れず、時間を大切にして真相を伝えています。2人は協力して真相資料を近隣の各地域にポスティングしました。高層ビルを夜通し登っても、疲れを感じることはありませんでした。一度告発されて、私たちは連行され拘禁されたことがありますが、正念を持ってずっと信仰を放棄しないで、暫く拘禁されてから2人とも釈放されました。

 この度、自分自身が迫害を経験した後、修煉への信念がいっそう強くなりました。風雨を共に歩んできた私たちは、恐れることも後悔することもなく、家族全員が大法への変わらぬ信念を持ち続けています。

 (完)

 (明慧ネット第24回世界法輪大法デーの入選文章)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/5/29/477615.html)
 
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