【明慧日本2024年7月5日】(カナダ・トロント=明慧記者)カナダ・トロントの法輪功学習者(以下、学習者)は6月29日、トロント市の中心部にあるチャイナタウンでパレードを行い、4億3千万人の中国人が中国共産党(以下、中共)の党、団、隊の組織から脱退したことを祝うと同時に、中共による25年にわたる法輪功への残酷な迫害の停止を呼びかけた。
パレードは1時間半にわたって行われ、沿道の通行人や商店の人たちが見ていた。華やかなパレードに驚き、店から外に走って携帯電話で写真やビデオを撮る人もいたほか、パレードの内容や背景について尋ねる人もいた。親指を立てて「素晴らしい! 応援しています!」と励ます人々もいた。また、中国の背景を持つ市民が学習者から手渡された資料を受け取り、中共による法輪功迫害についての説明を聞いた後、直ちに加入していた中共の関連組織から脱退した。
パレードの様子 |
「これほど多くの中国人が中共から脱退し、本当におめでとう」
ゴンサロさん |
ゴンサロさんはペルー出身で、現在カナダに住んでおり、学習者が集まる公園を散歩していたとき、法輪功の資料を受け取った。学習者は彼に、「このパレードは4億3千万人の中国人が中共の組織から脱退したことを祝うものです」と教え、法輪功についても紹介した。ゴンサロさんは、「私はこれまで中共についてあまり知らなかったので、あなたの説明は非常に意味深いものです。中共は人々に信仰や思想の自由を許さず、独裁政権です」
「残念ながら、世界中の多くの国が中国と経済関係を持っているため、政府が中共との関係を断ち切るのは難しいです。中共の実態を知ってもらうことがとても重要だと思います。今、これほど多くの中国人が中共から脱退されて、本当におめでとうございます」と語った。
「真・善・忍の理念を受け継がせなければならない」
マイロンさん(右二)とジョアンナさん(右一) |
マイロンさんとジョアンナさんが散歩に出たとき、パレードに惹かれた。学習者は資料を手渡し、パレードについて話した。ジョアンナさんは「あなたの紹介のおかげで、法輪大法とは何か、そして中共が歴史上どのような罪を犯してきたのかを理解することができました。あなたたちが正義のために一生懸命努力していることを知り、とても嬉しかったです」と語った。マイロンさんは「今の社会では、白黒の逆転事件は頻繁に起こりますが、正義が実現するため、あなたたちは立ち上がって事実を世界に伝えようとしています。とても感心しました」と付け加えた。
ジョアンナさんはまた、「この真・善・忍の三文字を見たとき、家族の年配者も私たちに同じような価値観を教えてくれているのだと思い出しました。しかし、時の流れや人生の重圧によって、これらは忘れてしまいました。今日、子供たちもパレードに参加しているのを見ましたが、これはとても良いことです。真・善・忍の理念を受け継がせなければなりません」と語った。
「学習者の平和活動と信念が続くことを願っている」
ラウル・ギラスさんはフィリピン出身で、チャイナタウンのオフィスビルで働いている。彼は窓からパレードの横断幕を見て、それが中共の解体に関するものであることを知り、外に出て学習者から資料を少し多めにもらった。彼は、より多くの人に中共の本質を理解してもらうため、オフィスビルのフロントに置くと言った。
ラウルさんは学習者に、「私は暴力に反対し、正義の人々はみな暴力に反対します。私たちの努力によって、この共産主義政権を崩壊させることができると信じています。また、あなた達の平和活動と信念が続くことを願っています」と言った。
真実を理解した中国人は中共を拒否
73歳の杜さんは中国の天津出身で、武術の先生をしている。彼はパレードを見ながらうなずき、「中共は数え切れないほどの中国人を殺し、中国の伝統文化を破壊したのだから、崩壊するのは神の意志です」と語った。
中共による法輪功への迫害について、杜さんは「中国にいるキリスト教徒の友人はまだ46歳で、若くて元気でしたが、不当に連行された半年後、刑務所で死亡したと知らされました。しばらくして、臓器を摘出されていたことを知り、法輪功学習者もそうだと分かります」と言った。
中国太原市から来た任さんは資料を手にして、パレードに向かって「法輪大法は素晴らしい! あなた達は素晴らしい!」と叫んだ。そして学習者に「皆さんも大声で叫ぶべきです。私はあなたたちを支持します」と言った。
林さんは福建省出身で、パレードを見ながら、学習者の説明を聞いた後、「平安」という仮名で中共の組織から脱退した。