【明慧日本2023年4月13日】(明慧記者・章韻)蒋警官(仮名)は、中国の警察官です。カナダ・トロントの脱党を勧めるホットラインのボランティアである李静さんは、偶然にも彼と電話がつながり、法輪功の真実について話しました。 数カ月にわたって彼と交流をし、真実を知った蒋警官は、中国共産党(以下、中共)組織から脱退しました。その後、彼は法輪功の書籍を読み、五式の功法を学び始めたのです。
電話の中で蒋警官は、中共が法輪功学習者(以下、学習者)を迫害するための邪悪な手法の数々も明らかにしました。そして、李洪志先生が発表された経文『なぜ人類が存在するのか』を読み終えると、「法輪功は中国にとって唯一の希望です! 法輪功だけが中国を救うことができます!」と興奮気味に話しました。
根っからの反共産主義は祖父から受け継いだ心
蒋警官は、李さんに話しました。「私の祖父は国民党の文官(事務官)で、国民党が退却した時はすでに妻子がいたため、蒋介石に従って台湾に行きませんでした。 しかし、中共の邪悪さを知っていた祖父は、家族を絶滅から守るために残ったとき、表面上では共産党を賛美し、感謝していました。祖父は亡くなる間際に初めて、自分の心の内を家族に語ってくれました。『実は、共産党の本質をよく知っていたので、とても憎んでいました。日本を倒したのは国民党です』」
「だから、私が根っから共産主義に反対しているのは、祖父の心を受け継いだからでしょうね」と話しました。
また蒋警官は、「私が警察官を職業としているのは、運命づけられていたのかもしれません。なぜなら、ネット封鎖に阻まれることなく、中共の悪事を知ることができるからです。例えば、『江沢民という男』という書籍や、新唐人制作の『共産党についての九つの論評』、および新唐人と大紀元が制作した中共の悪事を暴く様々な映画など、これらをたくさん見てきました。そのため、中共の本質がより鮮明に見えるようになりました」と話しました。
パトロールの警官は悪人を捕まえるのではなく、人を救う人を捕まえる
蒋警官は、「今年の2月のある日、パトロール警官は喧嘩の通報を受けたのですが、同時に法輪功学習者が景勝地に横断幕を掲げたという通報も受けました。 彼らは喧嘩の通報を無視して、その喧嘩で人が死んでいるにも関わらず、すぐに法輪功学習者を捕まえに行ったのです」
また蒋警官は、「そのパトロール警官の事務所を見ると、「人民に奉仕する」というような幕がぶら下がっており、「地域の人々の平安のために」と言っているのですが、現実はDVの通報もよくあります。奥さんが殺されているケースもあるのですが、彼らはそれでも気にしないのです。 根本的な問題が見えない警官が多く、中共が崩壊しない限り、根本的な問題を解決できないのです」
「警官は私服で観光客を装って、人が多いところに行きます。そして、法輪功の資料を配っている学習者を逮捕するのです」
「私の知っている60代の李さんという学習者は、景勝地にスローガンや文章を掲示しに行きました。 彼女はとても賢く、霧が降っている時、カメラに映りにくい時に行ったのですが通報されて、拘束されました。彼らは悪人を捕まえるのではなく、人を救う善人を捕まえるのです」
「学習者の家を捜索して法輪功迫害に関する資料を探すときは、彼らは麻薬の捜索に使うのと同じ道具を使います。一生懸命に捜索するのですが、麻薬の捜索はそこまで真剣に行いません。 私の都市(山東省の都市)における法輪功への迫害は依然として深刻です。法の執行者が、犯罪者よりもさらに悪いことをしている以上、何の忠誠と正義があるというのですか?」と話しました。
法輪功は中国にとって唯一の希望である
ある時、蒋警官は李さんに「咳が出て、呼吸困難になり、 新型コロナ(武漢肺炎)に感染した」と告げました。 李さんは、李洪志先生の煉功を教えるビデオをネットでダウンロードするように教え、それに習って煉功することを提案しました。 数日後、彼の症状は奇跡的に改善されました。
『なぜ人類が存在しているのか』という経文を読んだ蒋警官はこう言いました。「非常に多くの言葉をひと言にまとめると、法輪大法を愛しています! 法輪功は中国にとって唯一の希望です」
仕事柄、多くの学習者と接触してきた蒋警官は、学習者の勇気に非常に敬服していると言いました。 「法輪功は私を救ってくださいます。私も人々を救うために、法輪功の資料を配りに行きます」
蒋警官は『なぜ人類が存在しているのか』を読んでからは、「色々な方法でその文章を印刷しています。そして、いくつかの安全な場所に行って配っています。私には、どの交差点が偽のカメラなのか、本物のカメラがどこに設置されているかがわかっています。最初の頃は、妻が医療関係の専門家なので、反対するのではないかと思いましたが、彼女も、今の乱れている世の中に、深い無力感と絶望感を抱いていたので、経文『なぜ人類が存在しているのか』を読んでとても感動しました。妻は「とても良いこと」といい、この文章を配ることは、私よりも積極的なのです。実は、このことができるということは、私たちにとってとても光栄なことなのです!」と話しました。
そして、「今の社会はあまりにも乱れており、もはや人間社会ではなくなりました。動物よりもひどい状態だと感じています。 だから、法輪功は中国にとって唯一の希望なのです!」と言いました。
(編集責任者:李言)