7月14日夜、中共の迫害で死亡した学習者を悼み、プーパ公園で開催された「キャンドル追悼式」 |
法輪功としても知られる法輪大法は、心と体を修める高いレベルの気功修煉法である。学習者は真・善・忍の理念に基づいて自分を律し、より心身の健康を得ることができる。1999年には、中国だけで1億人が法輪功を修煉していた。
しかし、当時の中共の総書記・江沢民は、中国国内の学習者数が中共の党員数を上回ったことを知り、法輪功への嫉妬と憎悪から、1999年6月10日、中央政府から地方レベルまで、全国各レベルに「610弁公室」を設置した。米国議会・対中行政委員会の報告書によると、610弁公室は中共の中央委員会の命令の下、国家安全保障の「超法規機関」であり、政府各レベルの法輪功弾圧、検察官、弁護士、司法制度を調整することを主な任務としているという。
1999年7月20日、中共は法輪功に対する全面的な弾圧を発表した。江沢民はまた、学習者を「名誉を汚し、経済的に破綻させ、身体を消滅させる」、「殴り殺しても自殺とみなす」、「身元を確認する必要なく直接火葬する」、「法輪功を3カ月で一掃する」、「法輪功に対しては法律を適用しない」と、一連のジェノサイド政策を全国の各レベルの政府機関に密命を下した。
現在までに、中共の法輪功修煉団体に対する残酷な迫害は25年間続き、無数の学習者が不法に逮捕され、洗脳班や精神病院に収監され、労働による再教育を受け、実刑判決を受け、拷問や迫害を受け、死に至らしめられ、傷つけられ、狂わされ、公職を解任され、兵役を解任され、学校を退学させられ、年金を取り消され、家宅捜査を受け、罰金を科され、親族を巻き込まれるなど、数え切れないほどの家族が離散させられ肉親を失い、最も残酷なのは、中共が生きている学習者から臓器を収奪し、売買していることである。
少し前にタイに到着した于さんは、中共に殺害された学習者の写真入りの花輪を受け取った後、涙を堪えることができず、彼女の当時の刑務所での実体験を語ってくれた。「収容されている間、私は孫という学習者と同じ監房にいました。彼女は(中共の)臓器収奪のために殺害されました。彼女が死ぬ前に発した最後の言葉は『他の学習者は無事でしょうか?』でした。 私は三日間泣き続けました」
タイの学習者は、中国の学習者が厳しい状況に置かれているが、それでもなお、真・善・忍の理念に基づいて善良な人間になろうとしており、並大抵のことではない。より多くの人が法輪大法の素晴らしさを知り、中国人が法輪功に関する中共のデマ宣伝に耳を貸さず、より多くの人が中共の悪行を理解することを願っているという。
タイの学習者全員は、中共による法輪功団体への弾圧と迫害に関心を持つよう世界に呼びかけている。 これは深刻な人権災難であり、善と悪、正と邪の熾烈な戦いであり、すべての人の心の道徳的底辺に対する大きな打撃と試練を与えている。「われわれは、世界中の正義のある人々が協力して、中共による法輪功への迫害を阻止するよう呼びかける」