【明慧日本2024年7月27日】ニューヨークの約千人の法輪功学習者(以下、学習者)が7月20日午後1時、マンハッタンのチャイナタウンで大規模なパレードを行い、「中共を解体せよ、法輪功への迫害を停止せよ」と呼びかけた。パレード終了後、学習者たちはマンハッタンの中国領事館前やハドソン川沿いで煉功やキャンドルライト追悼会を行った。
夜が更けると、学習者たちはキャンドルを灯し、蓮の花のランプを点け、25年間中共に迫害されて命を落とした学習者を追悼した。
7月20日、アメリカ・ニューヨーク及びその周辺地域から集まった学習者たちが、マンハッタンの中国領事館前やハドソン川沿いでキャンドルを灯し、25年間信仰を守り続けたために中共に迫害されて命を落とした学習者を追悼した |
キャンドルライトの夜間追悼は厳かでありながらも和やかな雰囲気が漂い、多くの市民が足を止めて見守った。中共の信仰者に対する残酷な迫害の実態を知った市民たちは、学習者の反迫害活動を支持する声を上げた。
市民が真実を知り、反迫害を支持
フアン・レイエスさんはニューヨークの若いソフトウェアエンジニアで、今回初めて法輪功のことを理解した。「真・善・忍の信仰は非常に重要で、人間性の一部です。これは善良なコミュニティを築く手助けになる」と話し、「私は真・善・忍が周囲の全ての人々に積極的な変化をもたらすと確信している。これらは非常に前向きな価値観だ」と言った。
レイエスさんは8歳の時に家族と共にベネズエラからアメリカに移り住み、「私はアメリカで育ったが、ここでは自分の信仰を自由に選ぶことができる。これは素晴らしいことだ」と言い、中国で法輪功の信仰が禁止されていることを「非常に悲しく思う」と述べた。
ロングアイランドから来たスティーブン・ホーさんは、中国領事館の外でよく学習者を見かけるという。中国国内で学習者が投獄、拷問、さらには生きたまま臓器を摘出されるなどといった迫害を受けていることを知った時、ホーさんは「これは本当に恐ろしいことだ。私たちは共産主義者(が統治する国家)にはなりたくない。これは良くないことだ。私はあなたたちを応援する。未来が良い方向に変わることを願っている」と語った。
ホーさんは自分の後ろにいる学習者たちが非常に穏やかだと感じ、「彼らは団結してお互いを支え合っている。これは素晴らしいことだ。私たちにはもっとこういう人々が必要だ」と述べた。偶然の出会いから、その場で功法を学ぶことになった。
ミナ(Mina)さんはイラン出身で、静かに学習者たちの煉功を見守っていた。学習者が彼女に法輪功について説明し、キャンドルライトの夜間追悼と反迫害活動について紹介した。
ミナさんは学習者が25年間にわたって迫害に屈せず、反迫害し続けてきた話を聞き、学習者は本当に素晴らしい人々だと言い、その場で功法を学び始めた。第一、第二の功法の動作を学んだ後、「(動きは)非常に穏やかで、エネルギーに満ちている」と語り、さらに、第三、第四の功法も学び続けた。
国際社会が中共の実態を認識
全世界退党支援センターの主席・易中原さんは、海外で特にアメリカでの法輪功に対する理解と支持を直接目の当たりにした。「過去25年の迫害の中で、学習者は信念を守り続け、真・善・忍を追求し続け、その毅然とした姿勢が世界中の人々の尊敬を勝ち得ることができた」と彼女は語る。
「世界の民主主義国家は中共が害をなす政権であることを認識し、真実を見極めた。誰もが中共の解体を求めている」と易中原さんは述べた。