【明慧日本2024年9月8日】天津市薊州区（けいしゅうく）在住の法輪功学習者・孫淑華さん（57）は、法輪功を実践したことで7月19日、当局に不当に懲役1年6カ月の判決と1万元の罰金を言い渡された。孫さんについての起訴、裁判、判決の詳細は明らかではない。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
孫さんは1998年から法輪功を学び初めた。孫さんは法輪功のおかげで、自分の目の病気、心因性発熱、婦人科の病気、頸椎症や腰痛が治ったという。
過去に受けた迫害
2009年4 月13日、孫さんは桑梓派出所の警官らに不当に連行され、天津女子強制労働収容所で1年2カ月の強制労働を課された。
孫さんの夫が孫さんを訪ねると、労働収容所の隊長は、信仰を放棄するよう孫さんに圧力をかけようとして、孫さん夫婦の幼い子供2人を連れてくるよう夫に命じた。子供たちは長旅の途中で車酔いに見舞われ、刑務所に閉じ込められた母親の姿を見て泣き止まなかった。孫さんの夫はすべてのことを孫さんのせいだと非難した。
2010 年6月15日、孫さんは当局に釈放された。
2011年のある日 、地元警察の7、8人の警官らは孫さんの自宅に侵入し、家を家宅捜索した。孫さんの夫の両親は恐怖のあまり、震えて話すことができなかった。女性警官は孫さんを脅迫し、明慧ネットに再び記事を投稿しないように、そうしないとまた嫌がらせをしに来ると脅した。翌日、別の警察官 2人が戻ってきて、孫さんに嫌がらせをした。
2014年に4人の警官が警察手帳も捜索令状も提示せずに孫さんの家に侵入したが、姑は再び恐怖に震えた。
孫さんの両親も影響を受けた。孫さんの姉が法輪功を修煉したことで懲役4年の不当判決を言い渡された後、父親は精神的に耐えられず、2012年に亡くなった。2人の娘が当局に迫害されたことを目撃した孫さんの母親も精神を病んで、その後すぐに亡くなった。
