善を修め、その力を実感した
■ 印刷版
 

文/海外の大法弟子  

  【明慧日本2024年9月12日】法輪大法を修煉した体験をみんなに共有してはどうかと、同修が最初に提案したとき、私は躊躇しました。「自分の修煉はまだ浅く、それを共有する資格はあるのか」と思ったのでした。しかし、私はすぐにこの念を止めました。同修が書くように提案したことは、「これは単なる偶然ではない」と。ここで、過去2年間の煉修体験を共有したいと思います。

 善を修めることでもたらす環境の変化

 私のこれまでの修煉は、主に真と忍を中心としていました。正直で忍耐強くさえあれば、他人に親切になれると考えていました。

 しかし、両親とのコミュニケーションや他の同修との交流の中で、特に善を修める際に、自分に優しさが欠けていることに気づきました。他人に優しく注意することも善を修める一部であることに気づきました。これには口を修めることと、コミュニケーション方法への注意が必要です。実際のところ、相手が受け入れる準備と理解する準備ができていない場合、私の言葉がどんなに正しくても相手は誤解したり、受け入れなかったりする可能性があるのです。

 両親とコミュニケーションをとる中で、自分には忍耐力や優しい表現力が欠けているので、父と衝突することがよくありました。その後、これは観念的なものではなく、私の心の中にある「偽りの自分」で、師父が用意してくださった修煉の道に対する抵抗であることが徐々に分かりました。私は父の言い分を受け入れようと、拒絶から誠実に聞くようになりました。

 すると、父の口調が徐々に優しくなることに気づき驚きました。自分の性格は家族的な要因もあり、もし修煉する中でこれらの要因を取り除くことができれば、より多くの衆生を救うことができるでしょう。

 父はいろんなことを親切に教えてくれました。善を修めることで慈悲を養うことができ、まさに師父が私に用意してくださった修煉の道ではないでしょうか。

 この方面を努力することに決めました。そして、「善を修めることに専念します」と同修の母に話しました。決意した翌日、母は私の変化に気づき、応援して励ましくれました。

 師父は『轉法輪』の中で、「本当に修煉を決意できた人なら、わたしはかえってそれが良いことであると言います。トラブルがなければ、心性を高める機会を与えられなければ、あなたは向上していけないものです」と説かれました。師父の説法から、矛盾の出現は心性を向上させるチャンスであると悟りました。善を修める上で自分の欠点を見つめ始め、後天的な観念を取り除き、本当の自分に近づけるように努力しました。

 店主の励まし

 コミュニケーションをとる際に自信が持てず、自分の考えを明確に表現できないと誤解されるのではないかと心配していました。しかし、あるとき真実(法輪功迫害の実態)を明らかにする中で、その考え方が変わりました。

 真実が書かれた資料を届けるためにある店に行ったところ、オーナーは私を店に入れてくれて、コーヒーまで入れてくれました。オーナーは、これまで何度か法輪功迫害に関する資料を読んだことがあると言いました。そして法輪功は気功の一種なのかと私に尋ねました。私は法輪功の理論と価値を彼に説明し、法輪功が個人と社会に与えるプラスの影響について共有しました。彼は1時間以上私と話し、私は彼の質問に答えました。

 帰り際、オーナーは「あなたは韓国に来てまだ長くないのに、話しがとても整っていました。一部の語彙が不正確であることを除けば、韓国語での表現がとても上手です。今日はとても楽しいお話ができました。頑張ってください」と励ましてくれました。これは私にとって非常に励みになり、韓国語で表現することに自信が持てるようになりました。

 夫は修煉を始めた

 私は以前、交通事故で左足の第二中足骨と第三中足骨を損傷し、手術を受けて鉄釘を入れられたのですが、手術後はリハビリもせずにピンが抜かれました。足の裏に膨らみが常にあるので、ワンサイズ上の靴しか履けません。これが前世の業力の借りを返すことだと理解していたので、文句は言いませんでした。

 韓国に来てから、学法を続け心性を高めるにつれ、1年も経たないうちに足の裏の膨らみがかなり減りました。以前は30分以上歩き続けることができなかったのですが、第2中足骨と第3中足骨を繋ぐ足指が自由に動くようになり、血行も良くなったのが分かりました。

 これらの変化を夫に共有したところ、夫は私の足の改善に非常に驚き、どうやって改善したのかと尋ねました。私は夫に法輪功の修煉がどのように役立っているかを説明しましたが、最初はあまり関心を示しませんでした。しかし、私が法輪功の超常を自ら体験してからは、修煉に強い関心を持ち始めました。夫は、日常生活の中で「法輪大法素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じるようになりました。

 その後、私は師父の説法を読み、深く感銘を受け、そして修煉への自信を深めました。私は大法書物を夫に渡し、それを読んだ後、夫は法輪功の教えに賛同し、師父の慈悲に感謝の意を表しました。私の修煉は私自身に影響するだけでなく、周りの家族にも影響を与えることも理解しています。

 無事試験に合格し、天国楽団に入団した

 2023年6月、師父の加持のもと、私は天国楽団に加入しました。遠方に住んでいるため、シンバルを選びました。天国楽団に入団するには試験に合格する必要があり、試験に合格して初めて正式に演奏することができます。私はキャプテンから録画したアンサンブルのビデオを入手し、レパートリーを一曲一曲暗記し、自宅で独学しました。

 しばらくして努力の末、私は無事に試験に合格しました。演奏当日は全8曲を演奏することができて、とても嬉しかったです。

 私はこれからも法輪大法を修煉し続け、真の修煉者となり、師父に従い、真の家に帰りたいと決意しました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/8/22/480424.html)
 
関連文章