【明慧日本 2024年11月10日】中華文化には、健康と長寿への祝福が1000年以上にわたって伝えられてきました。徳を積み善行を実践し、神々を敬い仏を礼拝するという伝統を代々守ってきた個人や家族には、確かにさまざまな福報がありました。その逆もまた然りです。
唐の会昌年間、武宗は大規模な廃仏を行い、全国の仏堂の解体を命じました。各地で次々と命令が実行される中、豫州新息県の県令・李虚は、全県の村々に対して一切解体しないよう伝え、県内の仏堂は全て保全されました。一年後、李虚は病で亡くなりましたが、3日目に蘇生し、棺の中から這い出してきました。彼は家族に、確かに冥界と地獄はあると語りました。閻魔は彼の悪行の記録を見て、寿命は尽きたと判断しましたが、善行の記録を見ると、仏堂を守護した一件だけが良い行いとしてありました。この一つの善行が、彼の一生の罪を帳消しにし、さらに30年の寿命を延ばすことができたのです。そのため、李虚はさらに30年生きることができました。
歴代王朝を通じて、このように神明を畏れ敬い、仏法を大切にすることで福徳と寿命を延ばした例は数え切れないほどあります。しかし現代になると、無神論や進化論によって人々は神から遠ざかり、何事も恐れることなく行うようになりました。文化大革命が勃発すると、雍和宮も「四旧打破」の標的となりました。寺院の老僧の話によると、3人の紅衛兵が弥勒大仏像を壊しに来ました。1人目が斧を持って2階建ての回廊に上がり、斧を振り上げましたが、鎖に当たらず、自分の足を切ってしまいました。2人目が斧を取って再び振り下ろしましたが、空振りして転落し、その場で気を失いました。3人目は恐怖で立ち上がることもできませんでした。これら3人は後に誰1人として生き残ることはなかったと言われています。それ以来、誰も大仏像に手を出す者はなく、雍和宮は無事に保存されることとなりました。
仏法は慈悲深くも威厳があり、それは古今変わることがありません。1992年5月13日に法輪大法が広く伝えられて以来、実名入りで善悪の報いを記した真実の事例は数え切れません。法輪大法明慧ネットは1999年6月25日に正式に開設され、これまでの25年間、9000日以上にわたり、毎日更新される記事の中には、法輪功を修煉することで重病や不治の病が消え去った事例や、修煉していない一般の人々が大法に対して善意を持ち「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という九字真言を誠心誠意で唱えることで福報を得た例が数多くあります。また明慧ネットでは、大法を誹謗し法輪功学習者を迫害したことで、20年さかのぼって汚職が発覚して投獄されたり、重病や突然病で亡くなったりした例も少なくありません。
2021年4月28日、明慧ネットに「警察官『私は法輪功を守って、すでに福報を得ています!』」というタイトルで掲載されました。ある地方の警察官が、郵便ポストの監視カメラ映像から真相を伝える手紙を投函した2人の法輪功学習者(以下、学習者)を特定し、地元の派出所に連行しました。外地から来た警察官が数時間取り調べを行った後、学習者が「帰ります」と言うと、地元の警察官の1人が「急がないで」と待つように促しました。その後、この警察官は学習者の全ての資料や没収された本を丁寧に梱包し、こっそりと学習者を送り出しました。学習者が「あなたには福報があるでしょう」と言うと、警察官は「法輪功の人たちは、私が守れる人は全て守ります。私はすでに福報を得ています! 私の子供たち2人は健やかに育ち、仕事も家庭も全てうまくいっています」と答えました。
真・善・忍は素晴らしく、誰もが縁を持っています。真心からの一念は、天地も知るところです。