米フラッシングで「『九評』発表20周年を記念集会を開催
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 【明慧日本2024年11月12日】「全世界脱党支援センター」は11月3日、『共産党についての九つの論評』(以下、『九評』)の発表20周年を記念し、ニューヨーク最大の中国人コミュニティであるフラッシングの中心部で集会を開催した。集会には各界から多くの来賓が参加し、中共の犯罪を厳しく非難するとともに『九評』が中国人および全世界にもたらした大きな影響を称賛した。

 当日は陽光が降り注ぎ、フラッシング中心のメインストリートは大勢の人々で賑わっていた。来賓のスピーチは拡声器を通して通りに響き渡り、通行人は道の両側に立ち止まって静かに耳を傾け、多くの人が集会のスローガンに近寄って見入った。「中共はイコール中国ではない」、「愛国はイコール愛党ではない」、「天機が現れ 中共滅亡」、「共産党組織の党員・共青団・少年先鋒隊からの脱退で素晴らしい未来を選ぼう」などの標語が掲げられた。

『九評』発表20周年を記念し開催された集会

图6:集会的当天,纽约法轮功学员进行了车游,十多台车的车顶悬挂展板,传播退出中共党、团、队等相关组织的信息。

集会後、行われたパレード

 絶え間なく流れる通行人が集会を見かけ、写真やビデオを撮ったり、親指を立てたりして、中共への反感と中国共産党組織からの脱退を支持し、声援を送った。集会を見終えた中国人の中には、すぐに「三退」(共産党組織の党員、青年団、少年先鋒隊からの脱退)を申し出る人もいた。また、集会を見て感銘を受け、「精神的に奮い立たせられた」と話す中国人もいれば、「私は共産党の仲間にはならない!」と声高らかに宣言する人もいた。

 2004年11月に『九評』が発表され、人類の歴史上初めて共産党の邪悪な本質を明らかにした。この『九評』は発表されるや否や、中国人に未曾有の精神的覚醒をもたらし、「三退」の大きな潮流を引き起こし、これまでに4億3,800万人の中国人が心から中共に別れを告げた。

 地域民主党リーダー、マーサ氏:ニューヨークは共産党を容認できない

图7:十一月三日,在纽约法拉盛市中心举行纪念《九评》发表二十周年集会上,小区领袖Martha演讲支持。

スピーチをする地域民主党リーダーのマーサ氏

 フラッシング民主党のリーダーであるマーサ・フローレス・バスケス氏は、集会に参加して支持を表明し、次のように述べた。「皆さんのおかげで、人々は覚醒しました。皆さんに感謝し誇りに思います。人々は中共の迫害を終わらせるための唯一の方法を理解しました。それは、皆さんがさらに多くの人を巻き込み、(「三退」の)メッセージを伝え続けることです」。マーサ氏はさらに、「私たちは不正を容認しません。特にニューヨークのこの自由の地では」と述べた。

 中国救国民主連盟主席:世界は『九評』によって変えられている

图8:民运人士、民主救国阵线主席唐柏桥说,能够在几十年来持之以恒地对抗中共的就是法轮功学员“善”的能量。

スピーチをする中国救国民主連盟主席・唐柏橋氏

 民主活動家であり民主救国戦線の主席である唐柏橋氏は、夜通しでフロリダからニューヨークの集会に駆け付けた。同氏は、長年にわたって中共に対抗し続けられたのは、法輪功学習者(以下、学習者)の「善」のエネルギーによるものだと話す。

 同氏はスピーチの中で、このように述べている。「私はこの場に来て、皆さん(学習者)からのエネルギーを感じました。それは『善』のエネルギーであり、宇宙全体の中で最も偉大な力と言えるものです。今日、私は皆さんに敬意を表するために来ました。過去十数年間、皆さんは中共からの迫害を受け、数々の誤解や辛酸に直面しても、一貫してその信念を貫いてきました……。皆さんは暗闇を突き破る剣であり、人類を文明と希望へと導く存在です!」

 中国人女性人権委員長:『九評』に匹敵する反共文章はない

图9:中国妇权主席张菁表示:“《九评》是我看到的最全面、最系统、最优秀的长文。”

スピーチをする張菁氏

 中国人女性人権委員長の張菁氏は集会で、20年前に『九評』が発表された際、海外の民主化運動圏に与えた衝撃を振り返った。

 「『九評』は私が初めて目にした、最も包括的で体系的かつ優れた長文です」と張氏は話す。また、多くの人々が中共の暴政を暴露し批判する記事を書いてきたものの、「20年経った今日でさえ、『九評』ほど体系的で包括的に中共の邪悪を暴露した文章は他にありません」と述べた。

 中国の受賞テレビディレクター:『九評』が私の人生の路を変えた

图10:大陆媒体人、获奖电视导演李军表示,“我非常幸运,因为看到《九评》以后,我的人生轨迹都发生了变化。”

集会でスピーチをする李軍氏

 元中国のメディア人で受賞歴のあるテレビディレクターの李軍氏は、集会で「20年前に『九評』を目にしたことは幸運でした。『九評』が私の人生の路を変えたのです」と述べた。

 「『九評』によって、私は中共の本質が邪霊であり、毒薬であることを深く知りました。その瞬間から、私は思想的に中共に対する幻想を完全に捨てました」と話す李氏は、「毒薬は人を害さないと考えられるでしょうか? 邪霊や悪魔が善意を持つでしょうか? だからその後、私の人生の路はすべて変わりました。20年が過ぎましたが、私は非常に、非常に幸運だと感じています」と述べた。

 メディア副総裁:すべての人が中共の犠牲者である

图11:美国中文大纪元资深副总裁王学科在集会上说,其实每个中国人都是中共的受害者。

スピーチをする王学科氏

 米国中国語メディアの大紀元時報副総裁である王学科氏は集会で次のよう述べている。「表面上、中共の迫害を受けていないように見えるかもしれませんが、実際にはすべての中国人が中共の被害者です」

 同氏は、「中共という邪悪な党は、私たちの五千年の伝統的な中国文化を破壊した後、人々の道徳が急激に滑落し、作り出した製品の多くが偽物や有害なものになっています。そして私たちはそのことに気づかずにそれを消費しています……。ですから、現在自分が中共の迫害を受けていないとか、それが自分とは関係ないと思わないでください。実際、それはすべての人に関係しているのです」と語った。

 『九評』を読み、大学のルームメイト全員が 「三退 」する

 中国人の宮凯さんは、「大学時代、私は偶然に学習者が開発した『自由の門』というネット封鎖を突破するソフトウェアを手に入れ、ルームメイトたちと一緒に『九評』を読みました」と話す。

 「その後、彼らは共青団の活動に一切参加せず、一銭も共青団の会費を払わなかったのです。予備共産党員だったルームメイトも、共産党に関する授業には出なくなりました。私たちの寮では、ルームメイト全員が共青団と共産党から脱退しました。これが『九評』の力です」と宮さん述べた。

 集会に参加した中国人はすぐに「三退」を手続し証書を手にする

 2023年4月、「三退」をした中国人の劉さんは友人を連れて『九評』発表20周年を記念する集会に参加した。劉さんの友人は、「集会は非常に衝撃的で、非常に心を奮い立たせるものでした」と言った。

 集会が終わった後、劉さんの友人はすぐに少年先鋒隊からの脱退を手続し「三退」の証書を手にした。

 劉さんは、「私が所有している建物は医師である学習者に貸していたため、警察に逮捕されました。『法輪功の人物をかくまっている』と言われ、暴行を受け、3日間拘束されました。私は今後何が起こるか非常に心配でしたので、命の危険を冒して中国を脱出しました」と話した。

 中国で『九評』を広めていた私:中国人の目覚めを見てとても嬉しく誇りに思う

 中国国内で衛星テレビ受信アンテナを設置する仕事をしていた孫さんは、集会に参加し公の場で「三退」をした。そして「私は衛星放送のアンテナを研究するのが好きで、アンテナを調整して「アメリカの声」や「新唐人テレビ」を受信し、その後、「新唐人テレビ」が放送する『九評』という番組を繰り返し見ました。その後この衛星アンテナを販売し始め、多くの人々がそのアンテナを購入しました」と語った。

 「『九評』を見たことで、共産党の真実の歴史、いきさつ、行った悪事を知り、そして私は目覚めました。『九評』は良くまとめられており、私は感謝しています」と述べた。

 中国湖南省出身の張さんは集会を聞いていた。彼女の先夫が89年の「六四天安門事件」の学生運動を支持したため、政治犯となり、「反革命集団罪」で4年の刑を宣告されたという。その後、『九評』が発表され、ある海外の友人が帰国し、彼女の夫に『九評』を渡した。彼女の夫はディスクのコピーを手伝い、「時には徹夜で作業することもあった」という。後に国家安全保衛部門が彼の家を捜索し、『九評』のディスクを発見した。そのため、彼女の夫は拘束され、尋問や脅迫を受けた。

 山東省出身の李さんはインタビューで、中国国内にいた時、彼の母親が自宅で『九評』の本の印刷やディスクのコピーをしていたことを話した。彼が高校生の時、リュックサックに『九評』を入れて、母親のためにそれを運ぶ手伝いをしていた。学生である彼は邪悪な中共に見つかりにくかったからだ。李さんの母親の李彩玲さんは中共の実態を広めることによって中共に恐れられ、過去に12回も連行され、洗脳施設に6回送られ、行政拘留を3回され、1回は刑事拘留された。さらに、1年間の強制労働教育と3年間の執行猶予の刑に処されたという。

 李さんは、「学習者は、中共を認識させるために多大な犠牲を払っています。だからこそ、みんなが『九評』を大切にしてほしいと思っています。特に中国人にとって、『九評』は一人ひとりが真剣に読んだり、『九評』のビデオを見たりすべきです。『九評』は中国人が必ず読まなければならない書籍です」と語った。

 「全世界脱党支援センター」主席:『九評』は9本の鋭い剣のように、中共の正体を明らかにする

 「全世界脱党支援センター」主席の易中原氏は次のように述べている。「『九評』は巨大な神の力で人々の良知を呼び覚ましました。それが引き起こした大規模な退党の潮流は、最も平和的な方法で中共を解体しています。『九評』は静かに中国を、そして世界を変えつつあります。伝統と善良さに回帰した、共産党のない本当の新しい中国が今、誕生しようとしています」

 「今年は大紀元時報の社説で『九評』の発表から20周年です。『九評』はまるで9本の鋭い剣のように、中共の『偽、悪、闘、反天、反地、反人類、反神仏』という邪教の本質を暴き、中共の赤龍の本来の姿を現わしたのです」

 「この機会を借りて、私は末劫が到来し、災難が頻発する歴史の最後の決定的な瞬間に、まだ迷っているすべての中国人に、目を覚まして、時間を無駄にせず邪悪な共産党から脱退する時間を捉えるよう呼びかけたいと思います。あなたの人生にとってより良い未来を選択してください 」

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/11/6/484755.html
 
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