中共ウイルスを経験し、大法の素晴らしさを体得(一)
■ 印刷版
 

文/アメリカの大法弟子

 【明慧日本2024年11月22日】私は1995年に北京で法輪大法を学び始め、現在65歳です。 以前、修煉の中で身体に対し大きな業を消去する経験をしたことはありませんでしたが、この3年間は、ほとんどの関や難が身体に集中し、常に自分の正念、正しい信念、正しい悟りを試されました。師父の説法から、しみじみと「修煉」の大切さを感じ、「人間が自らを修め、神となる 」ことこそが大法弟子たちが実践すべきことであり、創造主が望んでおられることだと感じました。

 以下、その業を滅する過程で私が悟ったこと、得られたことをお伝えするとともに、ここ数年の私自身の修煉状態を師父にご報告いたします。

 2020年の前半、中共ウイルスによる肺炎が本格的に蔓延して間もない頃、私は突然、口の渇き、空腹感などといった症状とともに、1カ月で体重が14キロ減り、77キロから63キロまで落ちました。この頃、日々の大法のプロジェクトで忙しかったので、あまり気にしていませんでした。しかし、私はある日、ふと「これは糖尿病の急性発作の典型的な症状ではないか?」と気づきました。そこで私は座って、正念を発し、「私の命を奪うのか? そんな勇気はあるのか! 私をこのように迫害した罪は重いよ!」と旧勢力を叱責し始めました。このようにして、すぐにその症状は消えました。しかし、体重は減り続け、ひどいときには歩くと竹竿が揺れるような感じでした。それを見た修煉していない家族はとても神経質になりました。私は、「このすべてが虚像で、認めてはいけない。正念で対処しなければならない」とわかっていました。

 私は自分に「体に何が起ころうと、それは師父が旧勢力の按排を利用して、私の体を浄化して下さっているので、体が新たに生まれ変わるプロセスなのだ」と言い聞かせました。師父は何度も、将来の宇宙に成、住、壊、滅の「滅」が無くなると説かれました。「壊」の時期に入れば、法輪が自動的に修復し、良い状態に戻してくれます。かつて私は、大法弟子はどのようにしてこの人間界で法を実証することができるのだろうかといつも考えていました。今こそ、そのチャンスではないでしょうか? 私は「大法を実証したい。『換骨奪胎』の過程を実証したい」と思っていました。

 一、「百の苦一斉に降る」

 私は最初、『洪吟』の「その心志を苦しめる」(苦其心志)を読んだ時、その中の「百の苦一斉に降る」(百苦一齊降)の降(jiang)を降(Xiang)と読みました。つまり、その「降」は、降伏の意味で、着地の降臨ではないと理解しました。「百の苦をすべて降伏させ、それらがどう生きるかを見ることであり、百の苦が降臨するのを待って、私自身がどう生きるかを見ることではない」と悟ったからです。

 ここ数年、私は糖尿病の症状だけでなく、前立腺疾患の症状、失禁の症状、脳卒中の症状、心臓病の症状、歯の問題、目の問題などなど、ほとんどすべての老年病の症状が私の体に何度も現れました。私は淡々とそれらすべてを受け入れ、「これは師父が私の罪業を取り除き、新たな体を変えるために行っている素晴らしいことだ」と認識したからです。これらの症状が現れては消え、また現れては消えるという過程を経て、ほとんど消えました。

 二、中共ウイルス大流行の中、大法の奇跡と素晴らしさを目の当たりにした

 2021年の年末、地元の大法弟子の何人かも中共ウイルスの症状が出ましたが、私もその1人で、症状は激しかったのです。最初、少し咳が続いた後、3日目の夜に突然、呼吸器系全体が破れたようで、痛いだけでなく、分泌液がにじみ出たので、「私の命を奪おうとしている旧勢力だ」と私はわかっていました。というのも、一度呼吸器系の粘膜が癒着すると、呼吸障害を起こし、常人なら、救急手当が間に合わなければ窒息死してしまうからです。

 その時は、私の正念が十分であったので、師父に助けを求めながら、その妨害を否定しました。翌日、目が覚めると、この症状は消えていて、師父が私を助けて下さったことがわかっていました。他の症状も次から次へと現れましたが、私の心には何の不安もなく、体調が悪くて、法を読んだり勉強したりすることができなくても、師父の説法の録音を聴くことができました。 ある時、第六講の説法の後半を聞いて、私はすぐに元気になりました。「疫病は業力の塊ではなかったのか。自分の徳が足りなくて、師父が旧勢力の迫害を利用して、私の業力を徳に変えて徳を積ませたのだ」と悟りました。同時に、この法は何度も聞いたことがあるのに、なぜ覚えていないのだろうと不思議に思いました。この時、私の心はより落ち着き、体はとても苦痛でしたが、心は喜びに満ちていました。

 日が変わった夜、不思議なことが起こったのです。私は机の前に座って自分の不足について考えました。突然、自分の考えがすべて文字になっていることに気づき、その文字が字幕のように一語ずつ首の後ろを通って上へ上がっていきました。しかも、私の考えは、雑念のない、とても単一的なものでした。ふと下を見ると、下腹部のあたりにある法輪が金色で光って回転していました。それまで見たことのない光景でした。

 本当に驚きました。私は「この状態になったことは、悟りを開いているのだろうか? こんな純粋な心で人間界で生きていけるのだろうか?」と思い、心の中で急いで師父に「師父、私はすぐにここから離れたくありません。私は師父と一緒に法が人間の世を正すことに参加したいのです」とお願いしました。翌日、この状態が消えました。

 そしてその後、私はベッドに横たわることしかできなくなりました。その後10日間ぐらい、多くの奇跡的なことが起こりました。私は大法の偉大さを体験し、師父の法身がどのように私を見守ったかを見ました。

 その中でのいくつかの例をお伝え/お話しします。

 1、私の熱が一気に下がった

 中共ウイルスに感染した人の大多数は高熱を出します。感染した私は、服をすべて脱がなければならないほどの暑さを感じることもあれば、布団をかぶらなければならないほどの寒さを感じることもありました。あるとき、私はとても暑かったので、ほとんど裸でベッドに横たわりました。それを見た妻は激怒し、「熱があるのに、暖かくしないといけないでしょう」と叱りました。その時、私は師父が私のベッドの横に座っているのが見えました。師父が手を振ると私の熱が一気に下がりました。私は急いで服を着て、そして妻は私を叱るのをやめました。その時はただ、とても面白いことだと思ったのです。その時期、私は師父がとても近くにいると感じていました。

 2、不思議な空間

 当時の私の主な症状の一つは、食事ができず、水も飲めないことでした。咳により喉が不快な場合は、少量の水を飲んで喉を湿らせていました。しかし、水を少し飲み込んだだけで、不思議な現象が起こりました。時々、水を飲んだ後、水が体の両側の肋骨から下へ降りていくのをはっきり感じました。時には水を少し飲んだのですが、なんと滝となって緑の渓流を流れるような感じがしました。その素晴らしい感覚は言葉では言い表せません。そのとき私は、自分の身体は他の空間では自然の風景と対応しているのかもしれないと思いました。

 3、口渇は悪魔の毒だった

 私にとって最も苦痛な症状の一つは、口全体が砂でいっぱいになっているかのように乾燥したことです。ある夜、突然(夢を見ているように)小さな悪魔が私の口に何かを投げ込むのが見えました。それで私の口はすぐに非常に乾いてしまいました。私はすぐに起き上がって水を一口飲みました。悪魔が私に毒を盛っていることが判明しました。そこで、私はそれを取り除くために正念を発しました。この症状はかなり改善されました。

 4、師父が私を麻酔状態に入らせた

 私の中共ウイルスの症状は非常に深刻でした。私はほぼ毎日新たな症状が出ていました。ある期間中、突然、20分か1時間か、意識を失う(眠っているように見える)ことがありました。その症状が数日続きました。目が覚めると、その前の症状が消えるのです。後になって、これは師父が私の体を浄化してくださっていると理解しました。もし、私が覚めている状態だったら、耐えられないかもしれないと思いました。

 5、師父に「お会いすること」

 私が師父に「お会いする」と言うことは、実際に起きたことではありません。しかし、それは確実に感じました。ある日、私は息切れという症状が現れ、少し歩いただけでも息があがってしまいました。師父がいつもそばで見守って下さっていることは分かっていましたが、それでも、あまりの辛さで師父にもっと助けてほしかったのです。師父のいらっしゃる山へ行って、師父にお会いして、私はどうしたらいいのか、尋ねることができたらどんなにいいだろうと思いました。これは執着だと心ではわかっていても、そう考えずにはいられなかったのです。

 しかし、師父にお会いできないことも分かっていました。山で教師をしている知り合いの同修に聞いてもらい、あるいはその同修から、師父に聞いてもらえるならもっと良いと思いました。そう思っていると、突然、私は山に到着し、知り合いの同修の前に立って、現在の状況を話しました。師父がその近くに立っているのが見えました。その同修も私の状況を聞いてとても心配し、急いで師父のほうへ走って、師父に尋ねたようでした。師父と何を話しているのか、私には聞き取れなかったのです。やがてその同修が戻ってきて、私に話をしようとした途端、私は目を覚まし、現実に戻りました。その結果、私の息切れの症状の80%が改善されました。師父には本当に感謝しています!

 6、心からの九文字による奇跡

 この前、私は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字は、常人に唱えるように伝えるものだと思っていました。私の状況を知ったある同修から、心からの九文字を唱えるようにと勧められました。そこで私は、胸のところに向かって、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を黙々と唱えましたが、胸が圧迫されて息ができないほどの状態になりました。心からの九文字のエネルギーが強すぎたのだとわかったので、私は慌てて、心からの九文字を遠くに置き、胸が圧迫されないように静かに唱えました。何度か唱えているうちに、不快な症状はかなり軽減されました。

 その後、心からの九文字が私に伴って多くの難関を乗り越えました。以下では、心からの九文字が私の身に現れた奇跡についてお話します。

 中共ウイルスで20日ほどほとんど食べ物も飲み物も摂らなかった結果、私の体重はさらに3キロ減りました。しかし、おかしなことがその直後に起きました。私はいつも飢餓状態に陥り、ずっと食べ続けたところ、1週間ほどで失われた3キロが戻ってきたのです。しかし、その前の糖尿病の症状で落ちていた体重には戻らなかったのです。

 (続く)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/11/1/484532.html
 
関連文章