【明慧日本2024年11月24日】(前文に続く)
三、心からの九文字 洪大な法力
私は以前、大法弟子は毎日法を学び、功法を煉っているので、心からの九文字を唱える必要はないと思っていました。しかし、中共ウイルスの感染とその後の出来事を通して、私は「心からの九文字」の洪大な力を本当に理解するようになりました。
家族に心配させないように、私は毎日夕食後に屋外で散歩するようにしていました。しかし、私の業のすべてが私の足を圧迫しているため、歩くスピードはとても遅く、早く歩きたくても力が伴わないので、とても疲れました。以前、私は普通の人がついていけないほどのスピードで歩いていました。しかし今は、小さな歩幅でゆっくり歩くことしかできませんでした。ある日、ふと中国の「躺平」(タンピン。寝そべり族:無気力になった若者から中年を指す言葉)という社会現象を思い出しました。人はなぜ平らになるのですか? 私たち修煉者は、常人社会のすべてが大法弟子の心によって成り立っていることを知っています。しかし、この「躺平」という現象は、修煉者と何か関係があると思いました。
「なぜ血糖値が高いのか?」と思うと、医学によれば、膵臓からインスリンが分泌されない、あるいは分泌量が非常に少ないために、血液中のグルコースを体に必要なエネルギーに変換して、細胞に供給することができないのだと言われています。細胞そのものがインスリンに鈍感になり、支障をきたします。膵臓や細胞は私の体の一部ではないのでしょうか? なぜうまく働かず、仕事をしないのですか? これは「躺平」とよく似ているのではないだろうか?
そう思って、私は散歩しながら、体の細胞や膵臓などすべての組織に、「『躺平』してはいけない、私の修煉はあなたたちのためでもあるのですから、あなたたちはしっかり気を持ち直して、しっかり働いてください」と言いました。しかし、彼らは「旧勢力の迫害に苦しめられ、仕事をきちんと行うのが怖くなった」と言いました。私は「旧勢力の迫害を否定するために、一緒に心からの九文字を唱え、一緒に発正念をしましょう。でも、その前提条件は、全員がよく働くことです」と言いました。
そこで彼らに、私と一緒に大きな声で心からの九文字を唱えるように頼みました。最初、細胞の一部が唱えましたが、その後、すべての細胞が大声で唱えました。彼らは赤ん坊のように純粋で、幸せそうに頭を上げていました。唱えているうちに、突然、私の背筋がまっすぐ伸びました。唱えているうちに、私の足が大きな一歩を踏み出し、どんどん速くなりました。唱えているうちに、膵臓からインスリンが分泌され始めるのが見えました。私もとても感動し、師父への限りない感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。
家族も私の変化を喜んでくれて、もう心配は要らなくなりました。ちなみに、私の体重は54キロから63キロに戻りました。大法弟子は病気がないということを証明できました! 医学的に言えば、糖尿病で減った体重を元に戻すのはとても難しいからです。
その過程で色魔の恐ろしさも知りました。長い間、私の足が電気針で刺されているような感覚に襲われることが多く、痛みで大声を出すこともありました。発正念をしても、心からの九文字を唱えても、明らかな効果はなく、夜によく眠ることができませんでした。内に向けて探しても原因はわからなかったのです。
ある日、「原因は何だろう?」と考えた瞬間、突然思い浮かんだのは「色魔」というものでした。私はびっくりしました。そこで私はすぐに「色魔」に対して正念を発し、自分の空間場にある「色魔」を解体しました。電気針で刺される症状は瞬時に消えました。本当に驚きました。「なぜ、発正念をしても、そのものに触れることができなかったのでしょうか? なぜ、そのものの名前を思い浮かべるだけで効いたのでしょうか」と、いまだにその理由はわかりません。しかし、「色魔」がどれほど強力であるかということと、体にさまざまな害を引き起こす可能性があると私は認識しました。修煉者は「色魔」を根絶しなければならないと思います。
四、「苦の中」の意味は深い
師父は「なぜあの人がひどく迫害されたのかと私に聞いた人もいます。彼の背後にいる生命のために耐えており、彼が守らないといけない生命、救い済度しなければならない生命があまりに大きくて多いのかもしれません。自身の要素と救い済度したい生命の要素でそうなったかもしれず、業力または受け持った歴史的要素が多いので、あるいは解決できない積怨、さらにまったく解決できない問題があるため、人間の生命で交換しなければならず、迫害される中でこの複雑な状況がもたらされたのです」(『各地での説法十一』「二十年説法」)と説かれました。
師父が教えたこの層の法理を理解すれば、体の表面にあるあらゆる苦痛に対して平然とすることができます。どんなに痛くても、辛くても、心が動かされず、本当に苦しみを感じたりすることはありません。これらの現れは、私自身の要因によるものであろうと、外から押し付けられたものであろうと、師父は私が修煉して成就するために利用しているのです。師父は私の罪業を取り除き、新しい神として作り直そうとしておられます。
師父は『轉法輪』の中で「法輪大法の法門では、本体も要るし、元嬰も要りますが」と説かれました。かつての私にとって、これは単なる一つの法理で、一つの概念に過ぎないと思いました。本体と主元神の関係について、私ははっきりわかっておらず、感性上の体験にも欠けていました。師父が『なぜ人類が存在するのか』と『なぜ衆生を救い済度するのか』を発表してから、私はその関係に対する認識が徐々にはっきりしてきました。
師父の上記の2つの経文は『エポックタイムズ』に掲載されたものですが、大法弟子が知るべきこと、理解すべきことが、その中にはきっとあるはずです。大法は無限であり、大法の智慧も無限であり、衆生を救う方法も無限であり、それらはすべて創造主によって選ばれたものです。私たちを選び、人間の肉体を与えてくださった創造主に感謝します。師が法を正すことを手伝い、衆生を救う道において、どのような状況に遭遇しても、私たちは「正しい考え、正しい行い」をしなければなりません。勇猛邁進し、師父に最後までついて行き、円満成就しなければなりません!
以上、私は最近、「換骨奪胎」のプロセスを経験した者ですが、ご参考になれば嬉しいです。もし間違っているところがあれば、慈悲深いご指摘をお願いします。私たち修煉者がお互いに助け合い、励まし合いましょう。
(完)