パリの観光地で、中国人に法輪功迫害の真相を伝える
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文/フランスの大法弟子

 【明慧日本2024年12月30日】2024年10月、世界中から観光客がパリを訪れ、市内の多くの観光名所やスーパーマーケット、デパート、ショッピングセンターを訪れました。私と数人の同修は群衆の中を動き回り、法輪大法や中国人への迫害について観光客に話し、中国共産党(以下、中共)組織から脱退するよう手助けしました。

 師父は最近「なぜ人類が存在するのか」、「なぜ衆生を救い済度するのか」、「人類はなぜ迷いの社会なのか」という三つの新しい経文を発表されました。これは法が世を正すことの始まりだと私は感じています。なぜなら、師父は全世界の衆生に天の秘密と真相を明らかにされたからです。大法修煉者として、私は法を正す過程に遅れずについていき、三つのことをしっかり行い、より多くの人々が天の秘密を知り、法輪功迫害の事実を理解し、大法に救われるように助けなければなりません。

 数年前は、中国人観光客に法輪功迫害の真実を明らかにするのは困難でした。中国人に多くの背景情報を伝えなければなりませんでした。時には彼らはたくさんの質問をし、中共の組織を脱退するよう説得するまでに長い時間彼らと話をしなければなりませんでした。

 今では、それはより簡単になってきています。私は大体中国人観光客にこう伝えます。「中共の組織を脱退すれば安全です。私たちは小学校で赤いスカーフを巻いて(少年先鋒隊)、高校で共産主義青年団に参加し、後に共産党に入党しました。私たちは生涯共産主義のために戦い、党に人生を捧げると誓いました」

 「共産主義はドイツの悪魔主義者であるマルクスによって作られたものです。私たちはどうしてその悪魔のような人のために戦うのですか? その上、中国人は簡単に誓わないことを知っており、誓いには拘束力があります。私たちは炎帝及び黄帝の子孫であり、マルクスとレーニンの子孫ではありません。この誓いを消して身の安全を保つべきではないですか?」

 これらの要点を聞いた後、ほとんどの中国人はこれらの真実を認め、中共組織を脱退することに同意できます。

 ある日、私は観光バスから降りたばかりの、30人以上の中国人観光客のグループに向かって歩きました。私は彼らに上記の点を伝え、彼らの大多数は党を脱退することに同意しました。脱退をためらう人たちには、さらに真相を伝え、彼らも脱退しました。 

 私はある男性に『中国共産党についての九つの論評』(以下、九評) と 『大紀元』の特別版を手渡し 、特別版には李洪志先生の新しい経文が三つ載っているので家に持ち帰って読んでくださいと伝えました。彼はすぐにそれをバッグに詰めました。 

 私は彼らにまたこう言いました。「みなさんは中国に戻ってから、友人や家族に法輪功迫害の真実を伝え『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』(心からの九文字)(訳註:中国語では九文字)と唱えることで安全を保つことができます」。グループの多くの人が「はい、わかりました、ありがとうございます! 法輪功はすごいです!」と同意しました。

 ある時、私は9人の親戚のグループに法輪功迫害の真実を明らかにしました。彼らは急いでおらず、熱心に聞いていたので、もっと話したいと思いました。1人の男性が言いました。「姉さん、これ以上言う必要はありません。私たちは9人家族で、3人は党員で、残りの6人は青年団と少年先鋒隊のメンバーです。全員の脱退を手伝ってくだ」

 彼は、さらにこう付け加えました。「あなたの言っていることはすべて真実だと私は知っています。だからあなたは他の人と話す時間を節約できます。中国で抑圧されている人たちはあえて声を上げませんが、私は海外にいるときはあえて話します」

 「姉さん、私たちは中共の宣伝を信じません。共産党が良いと宣伝するものは、それは悪くて不道徳であるに違いありません。中共は何かを批判したり軽視したりしたいのであれば、それは良いものでなければなりません。中共はナンバーワンの悪者であり、最大のギャングであり、最大の悪魔です。中国人は悪魔の党に拷問され、ひどく苦しんでいます。私たち国民はすべてを知っています。これ以上言う必要はありません」

 私は、彼が正しいと確信し、他の友人や親戚にも真理を学ばせ、助けるようにと彼に促しました。私は彼に『 九評』 と 『大紀元』 特別版のコピーを手渡しました。その男性は目を大きく見開いて嬉しそうに言いました。「わあ!  李先生は世界的に有名な人なんですね。彼の記事を読めるなんて幸運です。必ず家に持ち帰ってじっくり読みます」

 9人の親族グループが去る時、私は20人ほどの若い中国人グループに向かい、彼らと一緒に歩きながら法輪功迫害の真相を伝えると、10数人が中共組織から脱退しました。そのうちの2人は『 九評』を受け入れました。私は彼らに、表紙にグレートファイアウォールを迂回するためのウェブサイトアドレスのステッカーが貼ってあると伝えました。彼らの前にいた人々はそれを聞いてすぐに振り返り、携帯電話でステッカーの写真を撮りました。

 私は、若者たちにこう言いました。「あなたの親戚や友人に、心から「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じてください。そうすれば、彼らは自然災害や人災、病気を避けることができます。彼らが天に滅ぼされる人々の中にいなければ、それは祝福です」
 
 1人の女の子が微笑んで私に言いました。「おばさん、あなたの言った2つの言葉に賛成です。私も法輪功に賛成です!」。数人の若者が彼女の言葉を聞き、大声で言いました。「おばさん、私も法輪功に賛成です!」

 私は言いました。「若者たちよ、ありがとうございます。神や仏は優しい人々を守ってくださいます。中国の未来はあなたたちを必要としています!」。若者たちは手を振って私に感謝しました。

 人々は目覚めつつあります。私たちの慈悲深い偉大な師父が、衆生を救うための扉を開き、時間を延ばし、人々の善良な性質を目覚めさせました。

 大法弟子として、私たちは善意を保ち、使命を忘れず、浮き沈みの中でも信仰を堅持し、この3つのことをしっかり行い、衆生を救い済度し、師父の法を正すことに協力しなければなりません。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/11/22/485223.html
 
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