神韻公演はいつ中国で公演するのか
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 【明慧日本2025年1月13日】神韻芸術団の名は、大陸にいる中国人にとって馴染みが薄い。

 もしかしたら、十数年以上前に法輪功学習者から神韻公演のDVDを受け取ったことを覚えている人がいるかもしれない。そのDVDを見た人々は、神韻の演者の素晴らしいパフォーマンスに心を奪われ、感動したことだろう。あるいは、インターネットなどを通じて様々なルートで神韻の公演を見たことがある人もいるかもしれないが、本物の神韻の舞台公演を、大陸にいる中国人はこれまで一度も目にすることができなかった。

 世界で名高い神韻

 大陸にいる中国人は、神韻が世界で名高いことを知る由もない。「神韻」という名は世界の舞台で大きな輝きを放ち、観客はその素晴らしさに心を奪われ、魅了されている。神韻公演は、各国の、各地の人々に、純粋で美しい芸術の殿堂と、舞踊、音楽の最高の創造を披露している。

 神韻は毎年、約百五十の都市を巡回公演している。世界中の無数の観客から称賛を浴びている。他の国から飛行機でわざわざ観に来る観客もいれば、数百マイルも車を走らせてやって来る人もいる。同じ公演のチケットを何度も繰り返し購入して五、六回も見る観客もいるほどだ。なぜ神韻はこれほど人気があるのだろうか?

 実際に会場で神韻の舞台公演を見た数多くの観客の感想と得たものを聞いてみよう。

「巨大なプラスのエネルギーが公演全体を貫いていて、本当に素晴らしかった。とても感動的だった」

「神韻は心に希望と光を注ぎ込んでくれる」

「ここ数週間、精神的なプレッシャーが大きかったのですが、この(神韻の)音楽は本当に私の体を元のバランスの取れた状態に戻してくれました。とても心地よいです」

「心の奥底からの力と平和を感じました。つまり、これらの神韻の演者たちは天から力を得ているのだと思います。まるで広大な宇宙のようで、すべてが一つに繋がっているのです」

 観客が口々に言うのは、「言葉では言い表せない!」ということだ。

 神韻は毎年、新しい演目を発表している。漢唐の最盛期から明清の宮廷まで、江南の美しい景色から西北の高原まで、舞踊と舞劇の演目の舞台設定は、中国のあらゆる土地、あらゆる時代を網羅している。演目にはまた、様々な人物が登場する。端正で美しい貴婦人から戦場を駆け巡る大将まで、仙人のような道教の祖師から喜怒哀楽をあらわにする庶民まで、一人一人が生き生きと描かれている。

 神韻は中華五千年の正統文化を表現している。中国の正統文化は中国の文化の宝であるが、大陸にいる中国人は神韻公演のポスターを見ることもできず、ましてや中国の舞台で神韻公演を見ることはできない。

 中国では、中国共産党が神韻を封鎖しており、人々が神韻公演のDVDを配布しただけで罪に問われる。

 中国共産党が神韻を恐れる理由

 明慧ネットの情報を見てみよう。

 「神韻DVD配布 重慶の七十代の年配の女性が不当裁判に遭う」

 重慶市渝中区裁判所は2015年1月15日、神韻DVDを配布した七十代の余鄴懿さんに対し、不当裁判を行った。余鄴懿さんは2014年6月22日午後、街で神韻DVDを配布中に重慶市七星崗派出所の警官に不当に拘束され、その後、渝中区六店子拘置所に不当に拘禁された。7月9日には沙坪壩区千竹溝洗脳班に連行され、58日間迫害を受け、血圧が200以上にまで上昇し、全身が痙攣して硬直し、何度か生命の危機に瀕した。

 「神韻DVD配布で拘束 雲南の王菊珍らが裁判に直面」

 雲南省嵩明県の王菊珍さん、王正礼さん、李暁玲さん、畢金梅さん4人の法輪功学習者は、2014年8月16日に不当に連行された。尋甸県裁判所は2015年4月10日に彼らを不当に裁判にかける予定だ。2014年8月16日、王菊珍さん、王正礼さん、李暁玲さん、畢金梅さんは嵩明の隣県である昆明市尋甸県へ神韻DVDを配布しに行った際、尋甸県政法委員会書記の桂明興の手に渡ってしまった。桂明興は電話で尋甸県先鋒派出所の余俊楠、遅建国らの悪徳警官を呼び出し、王菊珍さんたち4人の法輪功学習者を不当に連行した。

 「神韻DVD配布で懲役三年 湖南の農家の女性は迫害で骨と皮に」

 湖南省華容県万庾鎮蒼台村の法輪功学習者である厳重喜さんは、 2012年2月27日に万庾蹋西湖漁場で神韻DVDを配布中に、蹋西湖漁場長に悪意を持って密告され、夜六時頃に自宅で国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の隊長、陳良華、張浩らに拘束され、華容県留置場に拘禁された。17日後には岳陽市第二留置場に移送され、第二留置場では深刻な胃病を患い、吐血し、痩せ細って骨と皮ばかりになった。厳重喜さんは華容県裁判所に秘密裏に懲役3年を言い渡された。

 「中国共産党は神韻を恐れ 劉洪図さんを陥れて拘禁した」

劉洪図さんは黒竜江省鉄力市在住で、2014年7月31日午前、劉洪図さんは鉄力市王楊郷で神韻のDVDを無料で配布していた際、王楊郷紅旗派出所の警官に拘束された。2014年12月12日、事実が不明瞭で証拠不十分な状況下にもかかわらず、黒竜江省鉄力市裁判所の関係者は依然として「法律実施破壊罪」として劉洪図さんに懲役5年という不当判決を下した。

 以上はほんの一例に過ぎない。神韻公演のDVDを配布したことが、中国の非常に多くの冤罪事件が発生する原因となっている。

 世界各地での神韻公演を妨害しようとする中国共産党

 中国共産党とその手下は、国内で神韻を封鎖しているだけでなく、世界各地での神韻公演を妨害しようとあらゆる手段を講じている。演者の移動手段を妨害し、広告宣伝車のブレーキワイヤーを強酸で腐食させた。党の公演で神韻に対抗しようともしている。このほか、「五毛党」を利用して様々な否定的な書き込みをさせたり、学習者を装って劇場に電話をかけてでたらめなことを言ったりした。さらに、チケットを購入しておきながら窓口で大声で騒ぎ立てて払い戻しを要求したりなどのことが起きた。

 大陸で伝染病が流行し、世界中の多くの国に波及し、多くの人々が命を落とした。このような状況下で、中国共産党は防疫の虚偽宣伝を行うと同時に、異様に騒ぎ立てて、伝染病を利用して神韻芸術団のデマを流し、神韻芸術団の公演を阻止しようと企てた。

 党は大規模かつ組織的にアメリカやいくつかの国でデマを流し、「神韻の演者の大部分は大陸から来ており、大陸の親族と非常に密接に接触している」などと吹聴した。実際には、神韻の演者たちは少なくとも数年前、あるいはそれ以上も大陸に帰っておらず、最近大陸の親族と非常に密接に接触することなどあり得ない。彼らはまた、神韻が日本や韓国で公演した際にウイルスを持ち込んだなどと言い、劇場に公演の中止を不当に要求し、さらにはアメリカ疾病予防管理センター(CDC)に電話をかけて欺き、CDCに圧力をかける手助けをさせようと企てた。

 中国共産党のでっち上げの無法な言動は、海外の劇場や関係機関から極めて強い反感と憎悪を買った。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/1/9/488102.html
 
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