文/中国の大法弟子
【明慧日本2025年2月4日】私は、長年大法を修煉してきた高齢の女性大法弟子です。慈悲深く偉大なる師父と法輪大法の救い済度に感謝するため、修煉中のいくつかの体験を皆さんと共有したいと思います。この体験を通じて、もっと多くの人々に良い知らせが伝わり、皆さんがこの万古の機縁を逃すことなく、心身ともに健康で幸福な人になることを願っています。
師父が私の身心を浄化してくださった
若い頃、私は性格が短気で、理屈を通すことに固執していました。夫はさらに短気で、頑固な性格でした。私たちはちょっとしたことでよく喧嘩をし、3日おきに大喧嘩、2日おきに小さな喧嘩を繰り返していました。そのため、近所にも迷惑をかけ、子供たちにも辛い思いをさせました。加えて、私は体調が悪く、特に心臓病に悩まされていました。
ある日、夫と喧嘩をして心が折れた私は、密かに睡眠薬を1瓶飲んで死にかけました。気づいた家族が私を病院に運び、3日間の治療で命を取り留めました。一日一日がとても苦しく、辛く、まるで1日が1年のように長く感じる日々でした。
1997年、ある同僚が我が家を訪ねてきて、『轉法輪』という本をプレゼントしてくれました。それを読んで、とても素晴らしいと感じ、手放せなくなった私は、法輪功の修煉を始めました。『轉法輪』を繰り返し学び、「真・善・忍」という道徳基準に従って自分を律し、心性を高め、他人に優しく、心の平穏を保つようになり、心も広くなりました。
問題が起こると自分の不足を内面から見つめ直し、もう夫と喧嘩することはなくなりました。体の病気もいつの間にか消えました。
大法と大法の師父が私の心身を浄化してくださいました。私と夫は、仲睦まじく、幸福で平安無事な余生を送っています。
四つの桃
2023年の秋、私は大きな市場で野菜をたくさん買って袋に入れ、最後に数キロの桃を買って袋の野菜の上に載せました。家に帰ろうとバスに乗り、前方の1人掛けの座席に座り、袋を座席の横に置きました。バスが発車すると誰かが叫びました。「桃が散らばった! 桃が散らばったよ!」
振り返ると、私の袋が倒れており、遠くに二つ、近くに二つの桃が散らばっているのが見えました。そのとき、私の向かいの1人掛けの席に座っていた女性が遠くにあった二つの桃を拾って、自分の袋に入れていました。私は何も言わずに、目の前の二つの桃を拾って自分の袋に入れたところ、先に二つの桃を拾った女性が「その桃は私のものです!」と言いました。そのとき師父の教えが頭に浮かびました。損得に対して心を動かさず、常人と利害で争ってはならないことは明白です。そこで私は、自分の袋を持って行き、「どれがあなたの桃でしょうか。好きなのを取ってください。大きいのを選んでください」と言いました。彼女は本当に二つの桃を選んで、自分の袋に入れました。
その時、私は非常に平穏な心境で、少しも恨みの気持ちなどありませんでした。その時、後ろの乗客が、「桃はあなたの袋から散らばったんですよ」と言いました。私はにっこりと笑い、「損がすなわち福なのですよ」と答えました。もし私が大法を修煉していなければ、このようにはできなかったでしょう。
数10万の不動産
義父には5人の子供がいます。2男3女で、私は長男の嫁です。義父は80歳を過ぎて体調が優れなかったため、家族会議を開き、2軒の不動産を長男家の孫(つまり私の息子)に1軒、次男家の孫に1軒渡すことに決めました。姉妹たちもその決定に賛成しました。
義父が亡くなった後、再び家族会議が開かれました。義父の次女が、私の息子が相続するはずの不動産を自分が相続したいと言い出しました。彼女は住むところに困っているので、この家に住みたいのだと言いました。私は突然のことに驚きました。亡くなる前の義父の遺言を、どうして変えるのかと思いました。
その時、師父が『轉法輪』の中で教えてくださった「欲しいなら、持って行きなさい」という法理を思い出しました。私は修煉者だから、まず他人のことを考えなければなりません。そこで、私は「欲しいなら、あげますよ」と言いました。姉妹たちは何も言わず、会議は終わりました。
翌朝早く、義姉(義父の長女)が我が家に来て、家を取り戻して私の息子に返すつもりだ言いました。我が家の不動産は嫁いでいった者に相続させてはならないと言うのです。義姉が帰った後、夫が私に「どうする? 欲しいなら、取り戻せるよ」と尋ねました。私は、「要らない」と答えました。夫は「これは10元や100元のものではなく、数10万元の不動産だよ」と言いました。私は「それでも要らない。あなたの妹にあげてください。もし家を取り戻したら、兄弟姉妹の間は決裂して、行き来もなくなってしまうでしょう」と言いました。夫はもう何も言わず、黙って承認しました。もし私が大法を修煉していなければ、このように処理することはなかったでしょう。なぜなら今の世で、財産の大事さを知らない人などどこにいるでしょうか。
私は修煉をはじめて27年が経ちました。体は健康で、世界観は根本から変わりました。利己主義から無私無我に、自分よりも人を優先する心を持つようになりました。大法と大法の師父が私を浄化してくださり、私の晩年を心身ともに健康で、幸福で楽しいものにしてくださいました。もっと多くの人々が「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」ということを知り、幸福で無事息災な人生を送ることを願っています。