【明慧日本2025年2月22日】(台湾=明慧記者)台湾新竹県新埔鎮で毎年恒例の「天穿日(女神の女媧が天を修復した日)灯籠パレード」が、2025年2月16日の夜、盛大に開催された。50のチーム、約2000人がパレードに参加した。
「天穿日」は台湾客家人にとって重要な祭りの一つで、人々の間では「台南鹽水にはロケット花火、台北平溪にはランタン、灯籠は新埔にあり」と言われ、灯籠パレードはこの地域ならではの有名な特色あるイベントである。
メインステージ前で演奏する天国楽団 |
メインステージを通過する天国楽団と腰太鼓 |
「天穿日」の灯籠パレードを主催している新埔鎮長の陳英楼氏は、天国楽団のパレードへの参加をとても歓迎し、「天穿日は客家人の伝統的な祝日であり、天穿日が過ぎて初めて年が明け、正式に仕事が始まるとされています。新埔では毎年、この祝賀イベントを開催しており、灯籠パレードの文化・芸術交流を通じて年々より良いものにしたいと考えています」と述べた。同氏は嘉義国際管楽祭での天国楽団の演奏映像を見たことがあり、「このような楽団と交流し、お互いに学び合うことをとても楽しみにしています」と語った。
団長の黄淑女さんは、台湾天国楽団について、「台湾天国楽団は法輪大法の学習者によって2006年に設立され、メンバーは台湾各地のさまざまな業界に従事する幅広い年齢層の人々で構成されています。台湾全体で北部・中部・南部を合わせて500人以上の団員が所属しています」と紹介した。天国楽団が設立されて以来、国内外で数百回の演奏に招待され、日本、韓国、香港、シンガポール、インド、イギリス、アメリカなど多くの国々を訪れている。また、嘉義国際管楽祭のパレードをはじめ、台湾各地の大規模な音楽イベントに13年連続で招待されいるという。
黄団長は、天国楽団の団員は皆、『真・善・忍』の信念を大切にし、純粋で荘厳な音楽を通じて、世界に光明と素晴らしさをもたらしたいと願っているという。今回のパレードでは、『法輪大法は素晴らしい』、『神聖な歌』、『仏恩聖楽』、『宝を送る』、『法は乾坤を正す』など、計8曲を演奏し、新埔の皆に盛大な芸術の饗宴を届けた。また、彼女は「皆さまが平和で健康に過ごされることを心より願っています」と祝福の言葉を送った。
天国楽団のベテラン団員である林さんは、「私は小学校の教師を定年退職しており、このような素晴らしい楽団に参加できることをとても光栄に思っています。楽団の創立当初から参加し、これまでに10数カ国を訪れました。特にインドには7回行きましたが、毎回とても神聖な体験をしました」と語った。彼女はさらに、「インドは仏教の国であり、善良な人々が両側の沿道から歓迎してくれます。彼らは敬虔な気持ちで合掌し、音楽の響きの中で心が通じ合う瞬間は本当に素晴らしいものです!」と話した。
人々はメインステージの両側に集まり、灯籠のパフォーマンスを楽しんでいた。多くの人にとって、天国楽団の演奏を見るのは初めてであり、約200人の奏者に圧倒された。「なんと壮観で迫力がある!」 「曲が荘厳で、とても美しい」、「演奏している法輪功の団員は皆、精気に満ち溢れている!」と感嘆の声が次々と上がっている。
新埔鎮の住民である邱さんは、「『真・善・忍』は普遍的な価値観の中でもとても重要です。特に『善良』は、今の台湾社会に最も必要なものだと思います。人々が善良さを保てば、お互いを傷つけることはありません」と語った。 また、彼は法輪功が中国国内で迫害されていることについても耳にしたことがあり、「人権を守ることはとても大切です。台湾では自由に生活できることが本当に貴重であり、その自由を大切にしなければなりません!」と強調した。