河南省輝県市の閻艶芳さん、劉福瑞さんは不当判決を受ける
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 【明慧日本2025年3月21日】河南省新郷市輝県市の法輪功学習者(以下、学習者)・閻艶芳さん(女性)は、2024年6月に連行され、11月末に輝県市裁判所で懲役3年の判決を言い渡された。輝県市の学習者・劉福瑞さん(女性)は、2024年9月に連行され、11月末に輝県市裁判所で懲役3年の判決を言い渡された。

 輝県市占城鎮の学習者・陳兆霞さんは、2024年11月上旬、同市公安局の警官に連行されると、濡れ衣を着せられ、最近、輝県市裁判所で審理が行われた。

 2024年6月28日、輝県市国内安全保衛部門(以下、国保)の警官は、輝県市孟庄派出所の警官とともに、学習者・閻艶芳さんの家に押し入り、嫌がらせをした。閻さんは警官に協力しなかったため、新郷市の留置場に連行された。それは、警官がノルマを達成するためであった。2023年11月上旬、閻さんは輝県市国保の郭如紅などの警官に家宅捜索されて、連行された。その後、15日間拘留された。

 2024年9月、輝県市の学習者・劉福瑞さんが連行された。

 2024年11月26日、輝県市の学習者・閻さんと劉さんは、同市裁判所で裁判にかけられたが、当日、判決は宣告されなかった。

 劉さんは1962年生まれで、河南省輝県市常村鎮に住む農民である。1999年以前、多くの公園で法輪功を学ぶ人を見かけたが、1999年7.20から法輪功は、一日中、テレビで誹謗中傷された。最初、劉さんは、法輪功がテレビで言われているようであれば、なぜあんなに多くの人が法輪功を学んでいるのだろうと思った。

 その後、学習者が配布したチラシに、法輪功は佛家の修煉法であり、道徳を向上させることを教え、病気治療や健康保持に奇跡的な効果があると書かれていた。そして、劉さんは法輪功の本を探し、読んでみると、「『真・善・忍』に従って、どのように心を修めるか、どのように善人になるのか、どのように修煉するのか。修煉者として、まず他人のことを考えなければならない。トラブルに遭うとき、まず自分に問題を探し、他人に対して寛容でなければならない」などのことが書いてあった。これを知った劉さんは、テレビで言われていることはすべて嘘で、人々に法輪功を憎むように煽り、弾圧の言い訳をしていることに気づいた。それからの劉さんは「真・善・忍」に従って心を修め始めた。

 2019年12月19日午前11時ごろ、輝県市国,と孟庄郷派出所の警官は、劉さんの自宅に押し入り、法輪功の書籍などの私物を持ち去った。その後、連行した理由は、小区で法輪功の資料を配っている劉さんの姿が監視カメラに撮られていたからだという。劉さんは輝県市留置場に送られ、拘留された。

 明慧ネットの統計によると、2024年、河南省の学習者は、少なくとも延べ57人が中国共産党(中共)当局に迫害を加えられた。そのうち、少なくとも4人が迫害され死亡し、9人が不当判決を受けた。そして、31人が連行され、12人が嫌がらせを受け、1人が洗脳班に拘禁されたことが分かった。 中共当局による情報封鎖や家族が面会するのを拒否する秘密裏の迫害のため、報道されていない迫害の事実はまだたくさんある。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/3/12/491579.html
 
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