遼寧省:女性の法輪功修煉者 刑務所で迫害され危篤
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 遼寧省瀋陽市に在住の法輪功修煉者・劉志さん(女性)2011721日、不当に身柄を拘束され、遼寧省女子刑務所に拘禁された。その後、劉さんは9月末刑務所内での迫害が原因で痙攣を起こし、頚椎にギプスをつけなければならなくなり、すでに歩くことができなくなった。そのため、劉さんの家族は劉さんの釈放を求めたが、刑務所の隊長・劉傑は「劉は元気だ」と言い、劉さんの釈放を拒否した。

劉志さん

 劉さんは、「真・善・忍」の基準に基づき、より良い人になるよう努力をしており、人々に法輪功の真相を伝えてい、善良な主婦である。しかし、2011721日、劉さんは自宅にいたところ、突然押し入ってきた警官に殴打され身柄を拘束された。その後、劉さんは遼寧省女子刑務所に拘禁された。728日、家族劉さんと面会したとき、劉さんは3人の受刑者に支えられて現れたが、片方の足は既にかせなくなっていた84日、劉さんの家族は再び面会に行ったが、許可されなかった。

 814日、劉さんの家族は再び、刑務所へ面会に訪れた。受付の人は「今月は既に1面会したから、もう面会はできない」と言った。そこで823日、劉さんの兄は遼寧省刑務所の管理局に行き、面会を要求した。管理局は「専用手紙」を出し、828日に、家族はやっと劉さんとの面会ができた。劉さんは相変わらず、3人の受刑者に支えられて現れ、痙攣を起こしていた。

 923日、劉さんの家族は刑務所へ面会に訪れた。劉さんは警官らに担ぎ上げられて面会室に現れたが、完全に歩くことができない状態だった。面会中、劉さんは3人の受刑者に見張られていた。また、警官はそこにいた全員をカメラで撮影していた。劉さんの両足は腫れあがって痙攣し、支えがあってもくことができない状態で、椅子にも座れず下に滑り落ち、頭が大きく振れて、口も閉じることができず自らをコントロールできない状態だった劉さんは話すことさえ困難、体重70キロから40キロまで落ちていた。家族「殴られのたか」と聞くと、すぐ警官に話を中断させられた。警官は「もし法輪功のことに一言でも触れれば、面会を中止する。今後一切の面会も許さない」と言った。

 隊長・劉傑は劉さんの家族に2冊のカルテを見せた。劉傑は「劉を二つの病院に連れて行って検査をしたが、何の問題もなかった」と話した。家族は「こんな状態になっていても、健康だと言えるのか」と問いつめたが、警官・陳は「知らない」と言った。情報によると、警官は劉さんを病院に連れて行く前に、不明薬物を注射したという。家族注射のことを聞くと、劉傑は「あれは鎮静剤だよ」とうそぶいた。

拷問の実演:不明薬物を注射される

 926日午前、劉さんの家族は刑務所に行き、劉さんの釈放を求めた。劉傑ら3の警官は、家族たちの要求を無視し、「なぜ、こんなに大勢の人が来たのか、一人ひとり名前を書きなさい」と怒鳴った。劉傑は「劉と同じ状況の人大勢いる。検査の結果、劉の体は正常だから、治療のための一時出所の措置は認められない」と言った。家族は「これで健康ですか? それではなぜ、頚椎にギプスをつけているのですか? なぜ、自力で生活ができないほど衰弱しているのですか? なぜ、鎮静剤を注射するのですか」と質問をした。警官は答えることができず、「また病院に連れて行って検査させる」と言った。

 劉さん(51歳女性)は法輪功を修煉し始めてから16経った。劉さんは法輪功を修煉する前、悲惨な境遇に陥っていた。劉さんの娘が生後16カ月のとき、夫は労災により死亡した。そのため劉さんは幼い子供を一人で育て、そのために心臓病、高血圧、喘息などを患った。夫の賠償のことで義理の両親とも関係が悪くなり、十数年間会わなかった。1995年から、劉さんは法輪功を修煉し始め、元気を取り戻し、トラルがあると自の内に向けて探し、いつでも他人を優先するようになった。義理の両親との問題も解決、兄弟の世話もしていた。劉さんは近所の人からよく、「変わったね。元気で心優しいね」と言われていという

 19997.20以降、中共(中国共産党)は法輪功への弾圧を開始した。劉さんは法輪功の真相を人々に伝え続けそのため繰り返し迫害を受けた20091022日、劉さんは自宅にいたところを連行され、瀋陽市留置場に拘禁された。劉さんは留置場で「死人ベッド」に40日間縛られる拷問を受け、トイレにも行かせてもらえなかった。さらに劉さんは不明薬物を注射され、全身に痙攣を起こした。その後、劉さんは裁判にかけられたが、弁護士による弁護すら許されず、懲役4年を不当に宣告された。劉さんは遼寧省女子刑務所に移送されるとき、すでに危篤状態に陥っていた。さらに劉さんは女子刑務所の健康診断の、警官に不明薬物を注射された。最終的に、「健康不合格」と判定され女子刑務所に収容されなかった。

 201075日に劉さんはやっと帰宅することができ、体が少し回復していた。しかし、2011721、劉さんは再び連行されたという。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/10/5/247521.html)     更新日付:2011年10月9日
 
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