黒竜江省:10年放浪生活を余儀なくされた法輪功修煉者 再び不当連行
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 黒竜江省大慶市の法輪功修煉者・孫忠萍さんは2011年9月18日の昼12時ごろ、八百シャン公安局分局の警官に強制連行された。孫さんは中共による迫害を逃れるため、夫と10年近く放浪生活をせざるを得ない状況となっている。

 当日の午後2時過ぎ、警官らは孫さんからカギを没収し、孫さんの自宅に入り、パソコンなどの私物を没収した。

 20日の午前、孫さんの母、娘、孫は乗風公安局分局を訪ね、孫さんの釈放を要求したが、孫さんは連行されてから、断食で迫害に抗議し、警官に真相を伝え続けた。また、10月に入ってから、孫さんを釈放する可能性があると言われた。

 孫さんはかつて3回、留置場に拘禁されたことがある。そのうち2回は危篤に陥ったため、釈放されたという。また、孫さんの夫も2回留置場に拘禁され、1年の労働教養処分に処せられた。釈放された夫を迎えに行った孫さんは警官に強制連行され、再び留置場に拘禁された。危篤に陥った孫さんは家に帰されて3日目、乗新派出所の警官らが再び孫さん夫婦を連行しようとした。そのため、孫さん夫婦は放浪生活を余儀なくされた。

 孫さんは現在、大慶市第一留置場に拘禁され、断食で迫害に抗議しているという。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/9/23/247061.html)     更新日付:2011年10月3日
 
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