出発点を正し、正念で人を救う(二)
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派出所から没収されたお金と証明書を取り戻す

文/中国遼寧省の大法弟子

 (明慧日本)帰宅してから、みな緩まず発正念を続けました。このことに関係した警官が真相を理解、歴史肝心なとき、救われ済度されるようにと発正念をしました。金曜日になり、年配の同修が派出所に電話かけ結果を尋ねたところ、翌週の月曜日に直接派出所に行き、史某を探しなさいと言われました。電話を終えた年配の同修は少し心配しました。なぜなら史某は当時小廷さんを殴った警官だからです。それにもかかわらず、小廷さんは動揺せず、「私は彼を少しも憎んでいません。ただ彼らが再び大法に対して業を作らないように、そして救われ済度される機会があってほしいのです。私たちは師父に加護されていており、私たちの道は師父が按排してくださいます」と言いました。

 翌週の月曜日になり、同修は再び小廷さんに付き添い、派出所に行きました。彼らは派出所につくと、すぐ人を探さず、外部の同修と協力して、この空間場の邪悪な要素が全部消滅され、みなが救われる機会を持つように、近距離で強い正念を発しました。

 孫某は上の階からおりてきました。彼は温和な声で「あ、そうか、私があなたたちに約束をしたんですね。史さんは今日休みを取っていていません。部屋に入ってきてください」、と言いました。部屋に入ったら、彼はとても感動したようで、「あなたたちのことを理解しています、またとても同情しています。もう言わないでください。家に帰ってゆっくり過ごしてください。再びこんなところには来てはいけません」と言いました。そして、電話をとり、部下に物を持ってくるように伝えました。また「あなたたちは知っていますか? 私は最大の努力をして、ここまでやることができました。あなたたちに知ってほしいのです」と言いました。孫某が小廷さんのかばんを開けると、携帯・真相資料・お守りが二つ、また当時の三退リストがありました。孫某は三退リストを手にして「これはなんですか?」と聞きました。小廷さんは「それは救われた衆生のリストであり、生命の希望です」と伝えました。孫某は何も言いませんでした。彼は何かを考えていました。

 小廷さんは荷物を整理した後、再び孫某に謝意を表しました。孫某は「私は十分よくやりました。この案件は私が処理したのではありません。あなたたちは必ず私のことを理解してください」と言いました。同修も彼に「大法弟子を迫害したか否かは善と悪の分水嶺であり、人間がやっていることを天はみな見ており、大法弟子は人を救っているのです」と伝えました。最後に孫某はとても遠慮して、同修をまで見送ってくれました。 

 このことを通じて、同修たちは師父の加護と全体の正念について更に体験できました。今回の行動において同修のことを自分のこととみなし、ただ正念で人を救うことしか考えていませんでした。警官に対していかなる憎しみもありませんでした。時に恐怖心はあったものの、大法があり、みな師父のおっしゃるとおりに行うことで、恐怖心を取り除くことができました。その過程の中で、みな師父の話を聞いて、完全に大法の要求通りに行えば、どんな問題も自ずと解決でき、完全に師父の按排された修煉の道を無事に歩むことができます。自分の生命を完全に大法に溶けこませてこそ、はじめて真の大法修煉者であると悟りました。

 以上、同修のみなさんの啓発なることを望み、不適切なところについては、ご指摘をお願いします。

(完)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/10/28/248349.html)     更新日:2011年11月5日
 
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