1999年7.20から、法輪功が中共(中国共産党)当局により弾圧され始めて以来、法輪功修煉者への壮絶な迫害は中国全土にまで及んだ。黒竜江省の中部、松花江周辺では2011年8月中旬から10月の下旬までのわずか2カ月間に、多数の法輪功修煉者が不当な連行や嫌がらせ、家財没収などの迫害を受けた。被害者は20数人近く上っているという。以下は、この地域の修煉者が受けた迫害状況の一部である。
8月19日、通河県610弁公室らは張秀英さんの自宅で不当な家宅捜査や家財没収を行った後、張桂芝さんと張秀英さんが経営していた店舗に立ち入り、彼女たちを連行した。その際の被害額は20,000元にも上った。現在、上記3人は同県留置場で監禁を強いられている。
かつて2009年12月14日、元医者の桂芝さんは法輪功修煉者4人とともに、ハルビン市の警官により身柄を拘束された。その後、桂さんは1年6カ月の労働教養を宣告され、2010年6月1日までに拘禁されていた。しかし釈放後、桂芝さんは当局の弾圧政策のもとで職場を解雇されたため、法輪功修煉者・秀英さんとともに菓子屋を開いた。
2011年6月16日から6月23日にかけて、楊秀芬さんは地元の警官によって繰り返し不当な家宅捜査や家財没収、嫌がらせを受けた。その間、徐秀英さんと張英奇さんも数回にわたって嫌がらせを受けた。その後、2011年8月22日、楊秀芬さんは地元の610弁公室のリーダーにより、身柄を拘束された。
2011年10月23日、劉慶国さん、宋金鳳さん、梁慧敏さん、李立国さん、徐暁華さん、趙久栄さん、曹沢萍さん、劉君さんは法輪功が中共により迫害されている事実状況を伝える資料を配布したという理由で、全員が逮捕され、通河県留置場に収容された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)