四川省:農作業中の法輪功修煉者が警官に発砲・連行される
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 (明慧日本)四川省綿陽市の法輪功修煉者・孫毅さん(39歳男性)は、2011年5月23日に田植をしていた時、現地の新ゾ派出所・涪城区公安支局の国保(国家安全保衛)大隊の警官に発砲され連行された。現在、綿陽市留置場に拘禁されている。

  孫さんの家族は、「真・善・忍に従って良い人になることは間違っていない。これは善良な人に対する迫害で、警官の違法行為だ」と主張している。孫さんが連行された後、家族は何度も直ちに無罪釈放を求めたが、応対されないどころか逮捕状まで出された。 

  孫さんの両親と妻は、関係機関の責任者に対する告訴状を、すでに四川省綿陽市検察院・四川省検察院・最高検察院に郵送した。

 以下は、孫さんの家族が告訴状の中で暴き出した迫害事実である。 

  孫毅さんは、1998年2月に法輪功の修煉を始め、家庭・町内・職場の人から評判の善良な人である。しかし、孫さんは法輪功を学んでいるという理由で、2000年12月31日に新ゾ派出所で15日間拘留された後、涪城区公安支局の国保大隊で30日間刑事拘留された。さらに、2001年2月23日に涪城区公安支局の国保大隊に1年6カ月の労働教養を科され、綿陽市の新華労働教養所で残虐な拷問を受けた。 

  2008年8月8日午前4時頃、孫さんは眠っていたが、新ゾ派出所・涪城区公安支局国保大隊の警官6人が突然 家に押し入り、家財を差し押さえ、家にあったコンピュータ・プリンタ・衛星受信機を没収した。孫さんはしかたなく家を離れ異郷に放浪し、数年来ずっと一家離散し、家に帰ることができなかった。 

 2011年5月、農繁期のため孫さんは農作業に帰った。5月23日午後3時40分、孫さん一家4人は田植えをしていた時、8人が田んぼに突き進んで孫さんを強制連行し、そのうち1人が孫さんに発砲した。家族は非常に憤慨して、彼らに「誰だ!」と問い詰めたが、8人は何の証明書も提示せず、3年ぶりに帰って来た孫さんを大勢の村民の前で連行した。連行された時、孫さんの手足には泥がついたままだった。 

  後に、孫さんを連行した8人の中に新ゾ派出所の警官がいることを知った。当日の午後6時30分、家族は新ゾ派出所を訪ねたが、中へ入ることは許されなかった。5月24日朝、3人の家族は再び派出所を訪ねた。警官は「誰もいない。綿陽に送った」と言ったが、具体的には何も言わなかった。家族はあちこちの部門を駆けつけたが情報は一切得られなかった。 

  家族はしかたなく新ゾ派出所に戻って警官に問い詰めたところ、警官は「劉所長に聞け。俺達は知らない」と答えた。家族は続けて数日間派出所に通い、やっと所長に会ったが、所長は「私達はただ逮捕するだけで、国保大隊が案件を処理する」と言い、具体的に何も教えなかった。家族は綿陽市を全て探しても、国保大隊は見当たらなかった。 

  ちょうど農繁期だったが、孫さんの家族全員が畑仕事を捨て、孫さんの救援に走り回った。しかし、警官にたらいまわしにされ、10日間あらゆる所を探したが、孫さんを探し出すことはできなかった。 

  6月2日、家族は再び所長を訪ねた。所長は「6月3日午後4時に来い」と返事した。翌日、家族は当番室人員から拘留通知書を受け取った。それにより、孫さんが綿陽市公安局の留置場で拘禁されていることがようやく分かった。7月11日、孫さんの妻宛に逮捕通知書が届いた。

  孫さんの家族は、孫さんを連行・拘禁・逮捕したことに対して告訴することを決心した。それらの侮辱罪・誹謗罪・公民の信仰自由の剥奪罪・職権を濫用する罪・誣告罪・不法捜査罪・不法侵入罪・略奪罪・不法拘禁罪などの犯罪行為を、法律に基づいて刑事および民事の責任を負うことを求めた。 

  家族は、民衆の血と汗で扶養している「政府の公務員」が、このように善良な庶民を迫害していることに対して、非常に心を痛めていると訴えている。 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/10/30/248507.html)     更新日:2011年11月16日
 
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