(明慧日本)四川省重慶(じゅうけい)市に在住の法輪功修煉者・徐真さん(46歳女性)は、中共(中国共産党)当局の迫害により、2011年10月上旬に死亡した。その後、合川(ごうせん)区の政法委員会、610弁公室、公安局のリーダーたちは、徐さんの家族と徐さんの勤務先に対して、徐さんの死因を説明せず、徐さんが「病死」したとして徐さんの息子と弟に対し、死亡証明者にサインするよう強要した。
徐さんは不当に連行される前、とても健康で顔色もよかった。生前の徐さんは、よく政法委員会、610弁公室を訪れ、警官らに法輪功の真相を伝え、法輪功修煉者を迫害しないようにと勧めていた。このように心身ともに元気な人が、連行されて十数日間で突然「病死」することがあるでしょうか?
徐さんは、合川電力会社の職員だった。2011年9月20日、1人で合川城内の住宅街で法輪功の真相資料を配っていた際、警官に不当に身柄を拘束され、合川留置場に拘禁された。その後、警官は徐さんの自宅に行って家宅捜査を行い、ノートパソコン1台と、MP3プレーヤー1台、法輪功の関連書籍などを没収した。
10月1日、ある法輪功修煉者が徐さんの着替えを持って留置場に行ったが、徐さんとは会えなかった。留置場の警官の話によると、徐さんは不法に労働教養2年を宣告されて、すでにどこかの労働教養所に移送されたとのことだった。
11月17日、友人が重慶女子労働教養所に行き、徐さんのことを尋ねたが、担当の警官は「そのような名前の人はいない」と答えた。
情報筋によると、徐さんは10月上旬に迫害により死亡したとのことである。徐さんはいつ、どこで、誰に、どんな迫害を受けたのか? いつ死亡したのか? いまだに確実な情報は不明である。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)