この画廊に数十年いたという画廊ボースのAnastasia Brideさんは記者に告げた。「この美術展は大変震撼させられます。作品を見る観客はいつもより長く立ち止まっていました。普段、観客は簡単に目を通してからすぐに出てしまうのですが、この美術展の観客は皆長く止まって、そして『なぜ迫害が起きたのか。彼らが何をしたのか』と多くの疑問を投げかけました。人々は真相を知りたがっていますね」
カメラマン、映画プロデューサーのSusuanna Thortonさんは『放浪人』という作品が好きだという。それは、寝ている放浪人の女の子が手に『転法輪』を持っている作品である。「逆境に陥ったとしても信条を堅持する」と語ったThortonさんは、詩人ラングストン・ヒューズの「夢を手放してはいけない(Hold Fast to Your Dreams)」という詩を思い出したという。
彼氏に会うためにプエルトリコからワシントンにきた Rosa Dejesusさんは医学部の学生で、作品を見て非常に感心したという。「パパを返して」という作品を見た彼女は悲しい気持ちだったが、しかし、これらの真相を知ることができて良かったという。医学部の学生として、医者が法輪功修煉者から臓器狩りをしていると知って、「信じられないほど残酷だ」と言った。
元政府関係者で、アムネスティ・インターナショナルのメンバーAlex Belinfanteさんは「どの作品もそれぞれの形で私の共感を呼んだ」と語った、。
大学院生Beth Leonhardtさんは、「私は入ってすぐに震撼力に満ちた作品に惹きつけられました。これらの絵は非常に美しく、人に衝撃を与えます。作品を見た観客はもっと多くの真相を知りたがっているはずです」と述べた。
エンジニアのRobert Donatoさんは「本当に良い体験で、大いに見聞を広めました。中国で起きたこれらのこと、例えば、迫害、言論の自由がないこと、宗教の自由がないことを、これまで私はまったく知りませんでした。善と真を思想の核心にすることは、他人に対して良く、善良なことです」と述べた。
今回の美術展は40点以上の作品が展示された。作品を見た後、法輪功や迫害の真相をもっと知りたいと話す人が多くいた。