陜西省:親子2人が理不尽な迫害を受け続ける(写真)
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 【明慧日本2012年2月9日】陜西(せんせい)省銅川(どうせん)市に在住の法輪功修煉者・徐桂芳さん(65歳女性)は、1999年3月に法輪功の修煉を始め、長い間患っていた持病が全快した。

 1999年7.20、法輪功に対する弾圧が開始されて以降、徐さんは不当に労働教養4年6カ月を宣告されて拘禁され、拷問などの迫害を加えられた。娘・劉春侠さんも修煉者であるため、陜西省女子労働教養所で、心神喪失状態に陥るまで迫害されて拘禁された。

 2000年12月25日、徐さんは警官らに家宅捜索され、家をひどく荒らされた。そして、不当に身柄を拘束されて派出所に拘留された。

 2002年6月12日、徐さんは娘が法輪功の資料を配布していたことを理由に、自宅で強制連行された。2カ月間拘禁されて帰宅した徐さんは、西安市へ娘の行方を尋ねに行ったが、かえって銅川市610弁公室によって不当に労働教養1年6カ月を宣告された。同時に、娘・劉さんも労働教養2年6カ月を宣告された。

 劉さんは労動教養所で、脅迫によるストレスから、心神喪失状態に至った。労動教養所側は責任を負うことを恐れて劉さんを家に帰した。家に帰された劉さんは、依然として警官らに嫌がらせをされて苦しめられた。この圧力のもとでも、劉さんは、警官らに法輪功の真相を伝え続けた。それを理由にまた連行されて精神病院に送り込まれた。劉さんは、施設内で中枢神経を破壊する、成分不明の毒薬を注射された。結局、心身ともに苦痛の限界に達した劉さんは、精神状態が悪化した。

拷問の実演:毒物を注射される

 2006年、徐さんは中共(中国共産党)当局が企てた偽の証拠によって懲役3年の不当判決を宣告された。そして刑期満了後、帰宅した徐さんは、地元での迫害から逃れるため、家から遠く離れて放浪生活を余儀なくされた。

 2012年2月3日午前、徐さんは法輪功の真相を人々に伝えたという理由で、自宅で不当に強制連行された。現在、徐さんは耀県留置場に拘禁されている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/2/7/252799.html)     更新日:2012年2月10日
 
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