三つの派出所 法輪功の迫害案件を拒否
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 【明慧日本2015年3月1日】中国共産党による法輪功への迫害が始まって15年が過ぎた。多くの法輪功学習者は、平和で理性的にたゆまず真相を伝えている。反迫害の中で河北省某市の多くの民衆は、中国共産党についてはっきりと認識し、それによって正義の立場を選んでいる。

 この中にかつて法輪功学習者に対する迫害に参与した警察・検察・裁判所の人員も含まれている。法輪功の真相が広く深く人の心に入り込むとともに、彼らの中の一部はすでに悪事を働くことを停止したり、手柄を立てて罪を償ったり、もう迫害に参与しないようにしたりしている。

 三つの派出所が法輪功を迫害する案件を拒否

 2014年8月11日夜11時、河北省某市の2人の法輪功学習者は資料を配った際、訴えられて最寄り派出所Aに連行された。この派出所のある警官は法輪功が迫害された理由の真相を知っており、2人の法輪功学習者は絶えず善を勧めた。担当した警官は、現場が派出所Bの管轄だと言う理由で、2人を派出所Bに引き渡して、彼らにどうしたらいいかを判断させるようにした。

 派出所Bは受け入れた後、この件について処理したくなかったので、2人の戸籍が派出所Cで管轄する地区だという理由で、2人を派出所Cに引き渡した。派出所Cの警官は、前の2つの派出所が処理しないのに、私達はなおさら処理するべきではないということで、2人を釈放をして家に帰した。

 現在この市の多くの警官はすべてわかっており、「誰かが法輪功を迫害すると必ず誰かの運が悪くなります。だから下層部の警官はみんな法輪功を迫害したくない」という。

 110番通報を受けた警官は出動したくない

 琳さんは法輪功を始めたばかりの学習者で、夫が猛烈に反対するため、黙って学法したり煉功したりしていた。2013年、夫が彼女のかばんの中にあった法輪功の資料を発見すると、かんかんに怒り、妻の同僚の法輪功学習者の華蓮さんに向かって当たり散らし、彼女が琳さんに法輪功を学ばせたと思い、妻の制止を顧みず110番通報し、警官に華蓮さんを捕まえるよう要請した。琳さんは急いで華蓮さんに知らせた。

 この間、琳さんの夫はさらに警察に電話をかけて逮捕しに行ったかどうかを問い詰めた。電話に出た警官は「場所がとても遠く、すでに現地の派出所にこの事を処理させるように連絡した」と言った。同僚が巻き込まれたことを心配して、翌日琳さんは不安な気持で職場着いて華蓮さんに聞くと、何も起きておらず、派出所の警官は来ていなかった。110番通報を受けた警官は、全然この事を処理したくなかったので、あのように言って琳さんの夫を適当に受け流した。

 派出所の指導員は3年前に略奪した1万元を返した

 この市の法輪功学習者の小英さんは2012年の初め、現地派出所の指導員などの警官に連行され、後に不当に懲役3年を下された。派出所の指導員などの警官は拘留している間、小英さんの家で見つけた約1万元のお金を山分けした。

 2014年末、小英さんが出所した後に直接派出所に行って指導員を探して真相を伝え、3年前に彼らに奪い去られた1万元を返還するように求めた。この指導員は恐ろしい形相をして「いつも私をに電話をかけてくるあなたの仲間達にやめるよう伝えることができますか? 私はもう気が狂いそうです! 生きている気がしない! 一晩中眠れない……」と怒鳴った。

 小英さんは落ち着いて「あなたが私を逮捕した時、私の身内がどれだけ苦しんだかわかりますか? 刑務所での1000日余り日々の中で私が耐えたことを知っていますか?」と聞くと、最後にこの指導員は気を落しながら調べることに合意した。

 しばらくして彼はその時着服した1万元を小英さんに返した。その時、指導員はほっとした表情を浮かべていた。

 2人の追及された人員が積極的に手柄を立てて罪を償うと表明

 2014年7月、この地区の法輪功学習者は携帯電話のショートメッセージを利用して、『法輪功迫害追跡調査国際組織』に調査されている現地の悪人の名簿を配布して、いくつかのフィードバックを受け取った。例えば、現地の調査されている2人の人員は、自発的に知っている法輪功学習者を見つけて「もう迫害に参与しない」と表明した。その中の1人は脱党し、今後悪人を助けて悪事を働くことをせず、大法を支持すると表明した。

 もう一人の者は自分の携帯電話でメッセージを受け取った後に、やった暴行はすでに追査国際に調査されていることが分かり、びくびくして安らかな日を送ることができなかった。そこで、自発的にその知っている法輪功学習者を見つけて、手柄を立てて罪を償い、もう法輪功学習者を迫害しないと表明した。

 今まで15年の中で、法輪功への迫害の実態は中国で次第に深く人の心に入り込んで、警察・検察・裁判所システムの多くの人員はとっくに法輪功を迫害することに参与したくありません。まだ迫害に参与している警察・検察・裁判所人員に対して、あなたが早く理解して、中国共産党の共犯者にならないよう、自分に未来を残すように願います。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/20/303326.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/1/26/148112.html)
 
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