【明慧日本2015年3月29日】オーストラリア・シドニーの法輪功学習者は3月15日、華人が最も多く住んでいるシドニーのハーストビル(Hurstville)地区で、中国共産党による法輪功学習者をターゲットにした大規模かつ組織的な臓器狩りに反対する署名活動を行った。学習者達は事件の真相や法輪功の真実が書かれた横断幕を広げ、通行人たちに署名への協力を求めた。
地元の住民は積極的に学習者の呼び掛けに応じ署名したり、資料を読んだりした。華人達も拒否せずに資料を受け取ったり、説明に耳を傾けたりした。さらにその場で三退した華人もいた。また、通りかかった外国人の旅行者達も迷わず署名し、協力的だった。署名した人の中に、以前から臓器狩りのことを知っていたという人は少なくなかった。
活動の参加者によると、多くの人は臓器狩りの真相を知った後、皆驚きを隠せなかった。以前から知っていた人も詳細を知ると、同じく驚いた表情を見せた。中国共産党に洗脳された一部の華人達は、臓器狩りの事実を受け入れようとしないが、法輪功と迫害に関することについては知りたがっている。これは以前には見られない現象だという。活動中、学習者たちが通行人に励まされる場面は幾度もあった。
注:この組織的な臓器狩り犯罪は2006年7月、カナダ独立調査団の調査により、紛れもない事実であることが判明した。調査によると法輪功が迫害を受け始める1999年の翌年2000年~2005年の6年間に、4万件以上の移植の臓器の出所が不明になっている。人間の善悪の領域を遙かに超えた、人類史上かつてない戦慄な臓器狩りは現在も、中国全土で続いているようだ。中国の刑務所などに、数10万人の法輪功学習者が現在も監禁されており、常に命の危険に晒されている。