【明慧日本2015年5月27日】世界各地から約8千人の法輪功修煉者がニューヨークに集まり、5月12日から15日まで、法輪功が伝えだされて23周年と第16回世界法輪大法デーを祝うため、さまざまな活動を行った。ヨーロッパや中東地域の法輪功学習者は徒歩でニューヨークのブルックリン橋を渡りながら、人々に法輪功を紹介した。異なる言語、異なる人種の学習者たちは、同じ望みを持っている。それは、人々と法輪功の素晴らしさを分かち合い、そして、人々に法輪功学習者が中国で迫害されている実態を伝えることだ。
フィンランドから来た画家シニ・クンナンスさんはブルックリン橋で法輪功学習者と会った。シニ・クンナンスは、「このパレードは素晴らしい。エネルギー満ち溢れていると感じます」と喜んで話した。
ブルックリン橋は1883年に建てられ、アメリカで最も古い吊り橋の一つだ。長さは1825メートルで、ニューヨークのマンハッタンとブルックリンを結んでいる。橋が開通してから、ニューヨークの観光名所の一つとなり、ランドマークとなっている。
過去の百年間、ブルックリン橋はニューヨークの歴史の移り変わりを見てきた。
法輪功学習者の徒歩活動はブルックリン広場公園から、ブルックリン橋を通って、フォーリー・スクエア広場まで実施された。
「真善忍は私の命」
橋を渡る活動に参加したブリジット・ブラウンさんはドイツから来た理学療法士であり、14年前に法輪功を学び始めた。ブラウンさんは、「今日は特別な日です。世界法輪大法デーです。世界各地から来ている学習者と一緒で、本当に幸せだと感じます。ここのエネルギー場は非常に気持ちがいいです。法輪大法が修煉できることを大切にします。修煉を通して、私の人生は積極的な方向へ変わっています。私達がここに来たのは、もう一つの目的があります。中国共産党が法輪功を迫害しており、中国の法輪功学習者がまだ中国共産党の迫害を受けています。拘束されたり、さらにひどいことに、学習者の臓器が生きたまま摘出されています。このことを全世界で暴露するのはとても重要なことです」と話した。
橋を渡る活動に参加したブリジット・ブラウンさん |
14年前、ブラウンさんは新聞で法輪功のことを読んだ。その時、なぜ穏やかな功法なのに、中国共産党は彼らを弾圧するのか、もっと不思議なのは、なぜ法輪功学習者がそれほどひどい迫害を受けても、自分の信仰をやめないのか、その力はどこから来ているのか、法輪功についてもっと知りたくなった。
その後、偶然の機会で、ブラウンさんは故郷で法輪功の情報を見た。「私は中国共産党が法輪功を迫害している実態を知り、法輪功を学びました。そして、、法輪功を修煉している夫婦と知り合いになりました」とブラウンさんは話した。
法輪功の修煉の教えである「真・善・忍」について、ブラウンさんは、「真・善・忍は私にとって、生命そのものです。心から修煉し続けたいという望みを持たせてくれました」と話した。
私の心が私をここに連れてきた
キャロル・グスタフさんはスウェーデンに住んでいるフランス人で、大学の教授である。今回ニューヨークに来た目的について、「私の心が私をここに連れてきました。ニューヨークに来ることができ、皆と一緒に法輪大法デーをお祝いすることが、非常に楽しいです。そして、幸せに思います。来週は私の40歳の誕生日です。今回のニューヨークの旅は両親の私への誕生日プレゼントです。両親は法輪大法が私にとってどれだけ意義深いものかを分かっています」と話した。
橋を渡る活動を参加したキャロル・グスタフさん |
グルタフさんは1999年11月に法輪功を修煉し始めた。「修煉する前、私は私利私欲な人間でした。何かトラブルがあれば、自分のことばかり考えていました。そして怒りやすかったのです。法輪功を修煉してから、相手のことを考えるようになりました。苦しい時やトラブルの時も失望したり悲しんだりしなくなりました。2人の子供の母親として、私は大きな忍耐力が必要です。修煉を通して、忍を学びました。そして教師として、修煉を通して、善を学びました。つまり生徒に大事にしています」と話した。
大法の神秘さを体験し、縁がある人と大法の素晴らしさを分かち合いたい
パレードの中にある青年がとても目立っていた。彼はオーストリアから来たパトリック・アトファーさんだ。今年19歳のアトファーさんはウィーンの高等学校の生徒。今回もこの活動を参加しに来た。アトファーさんは、「より多くの人が参加すれば、より多くの人に大法の素晴らしさを伝えられます」と話した。
1年前、アトファーさんは父親から話を聞いて、法輪功を修煉し始めた。修煉する前の彼は、学業や仕事に消極的で、絶望を感じていた。アトファーさんはよく「なぜこの社会で努力が必要なのか。なぜこの社会に貢献すべきなのか」と自問していた。『轉法輪』を見ると、これは自分がいつも探していたものだと感じ、人生の意義が見つかったという。
修煉してから、アトファーさんは自分の性格が大きく変わったと感じた。修煉する前、利益の損を心配するばかりでなく、タバコ、酒、ドラッグなどにも手を出し、学校の成績が悪く留年した。『轉法輪』を読んだ後、悪い習慣を全て断ち切り、今は大変幸せに感じているという。
肖像画家「橋を渡るパレードを見ることができて幸せ」
シニ・クンナスさんは、ブルックリン橋で法輪功学習者のパレードと出会い、大変喜んでいた。彼女は中国へ何度も行ったことがあり、中国人の友達もいる。彼女は、「私は中国が好きです。中国人が好きです」と話す。クンナスさんは、橋を渡るパレードが大変気に入り、善の方法で迫害に反対する活動が特に気に入ったという。
クンナスさんは、ニューヨークで一週間しか滞在しないが、このパレードに出会って、非常に喜んでいた。「私はちょうど橋を渡るところで、このパレードと出会って、幸せです」と話した。クンナスさんは仏教を信じている。善の行為なら、何でも支援するという。彼女は法輪功学習者から善のエネルギーを感じた。中国での法輪功への迫害について、「私は如何なる暴力も反対します。どこにおいても虐殺は許されません」と話した。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/5/22/150691.html)