二つの癌に罹った弟の新しい人生
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明慧日本2015年6月18日】2009年8月、当時63歳だった弟は、突然、脚に激痛を感じ、県内の病院に行き診察を受けました。医者からはここでは治療できないと言われ、弟は北京の病院に行きました。北京第三病院の診断で、弟は骨癌と肺癌の2つの癌にかかっている事がわかりました。その病院に入院すると、病状は日に日に悪化し、とうとう昏睡状態に陥りました。医者は「弟さんの肺癌は、もう末期に入っており治る見込みがありません。家に帰って、お葬式とかこれからの準備をした方がいいでしょう」と言いました。

 その医者の言葉を弟の子供たちは受け入れられず、父親を北京第九臨床病院に移しましたが、検査結果は同じでした。子供たちは治療費がいくらかかっても、父の病気を治療したいと病院に言い、弟はそこで6日間入院しましたが、ずっと昏睡状態で酸素ボンベで命を繋いでいました。結局、状態は変わらず家族は退院を決めました。

 そして弟は酸素ボンベを付けたまま家に帰りました。私は息子たちと一緒に弟の耳元で彼の名を呼び、「早く師父の加護を求めなさい」と伝えました。昏睡の中で、弟は頷いたように見えました。その時、私は弟の家族に「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と念じるように言いました。

 全ての準備を整え、家族が揃った時点で、医者は酸素供給のパイプを外しました。子供たちは彼を担架からベッドの上に運び、弟の最期の時を待っていました。しかし、一時間が経ち、二時間が経っても、弟はそのままだったのです。

 そして翌日、弟は目を覚まし、話をし、またご飯も食べられるようになりました! 彼が目覚めてから真っ先に要求したのは、大法を聞くことでした。弟は以前、大法を修煉したことがありますが、中国共産党による迫害が始まってから、恐怖心で修煉を止めてしまいました。しかし心の中では大法の良さを信じていました。

 その後、弟は再び修煉し始め、半年後には完全に健康を回復し建築現場の仕事に復帰しました。この奇跡を知った村人たちは皆、大法の超常的な力と素晴らしさに感嘆しています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/6/15/310755.html)
 
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