激痛の8日間の難関を乗り越える
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2014年5月14日】私は1997年に法輪功を学び始めた大法弟子です。2009年の冬のある日、突然、ご飯が喉を通りにくなり、水も飲みにくくなりました。夜になるとさらにひどくなり、食べることも飲むことも全くできなくなりました。そして首が腫れ、激痛に耐えられなくなりました。

 翌日、私は「まだ隣の村に法輪功の資料を配っていない。どんなに首が痛くても、衆生を救い済度することは何よりも大事だ」と思い、同修と一緒に資料を配りに行きました。隣の村との距離は往復で、だいたい100キロメートルはあります。私達は夜9時に出発し、戻ったのは早朝の3時でした。資料を配っていた6時間、ずっと首は痛み、汗も止まりませんでした。私は3~6キロメートルおきに休憩しなければなりませんでした。それでも私は「衆生を救い済度し、大法弟子の偉大な使命を果たしている」と、この上なく嬉しくほっとしました。

 それからも、首はどんどん腫れ、ますます太くなりました。一口の水すら飲めないのに、ましてや食べることなど全くできません。首の激痛は相変わらずでしたが、私は毎日、学法煉功は欠かさず、発正念して旧勢力の迫害を取り除きました。7日後、ある同修が来て「あさって地元で法会が行なわれます。あなたは行きますか?」と尋ねました。その時、私は全く声が出せなかったので、紙に「行きます」と書いて渡しました。私は心の中で「必ずこの法会には参加する。そして今の状態を絶対に同修に見せない」と決意しました。私はひたすら学法と発正念を続けました。

 8日目になっても、首は相変わらず腫れて太いままでした。師父は「生死は大げさに語るものではなく、行なえるかどうか真相を見る」[1]とおっしゃいました。私は師父の法像の前に跪いて、「師父、弟子はしっかり修煉していませんでした。旧勢力に隙を突かれてしまって、師父にご心配をおかけしました」と言いました。そしてふと私は「たかが1口の水に過ぎないではないか、死ぬことはない」と思い至り、ひしゃくで水をすくい、いきなり飲み始めました。最初、全部吐き出してしまいました。私は諦めず、再び水をすくって、1口、2口・・・5口、ようやく飲めるようになりました。1口飲む毎に、体のバランスを失いふらふらしました。首は痛いし、全身汗びっしょりです。私はベッドで頭を支え、ぜいぜいと息切れがして、肩で大きな呼吸をしました。すると突然、口から激しい勢いで黄色の痰を吐き出しました。その後、しばらくの間ずっと吐き続け、痰つぼの半分くらいまで吐きました。私はすぐに首が細くなったのを感じました。痛みも消え、体が軽くなりました。私は「この関を乗り越えた」とはっきり分かりました。私は泣きました。そして心の中でこの上なく慈悲深い師父に感謝しました。

 翌日、6時の発正念が終わった後、私は時間通りに地元の法会に参加しました。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『精進要旨二』「心自明 」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/4/24/290453.html)
 
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