明慧法会|常人の環境の中で大法の不思議な力と素晴らしさを実証する(三)
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2015年8月19日】

 四、学んだ知識を利用して師が法を正すお手伝いをする

 1999年「7.20」中国共産党が全面的に大法の迫害を開始した後、私の地方の悪徒も狂ったように大法弟子を捕まえました。私たちは外部との連絡を絶たれ、どうしたらいいかわかりませんでした。テレビでは毎日、大法と師父を無実の罪に陥れたり、誹謗中傷する番組を次々と放送しました。私は歯がゆさを感じ、悲しくなりました。しかし「中国共産党がたとえどんなに狂ったように騒ぎ立てたとしても、大法を少しも破壊できず、大法を堅く修める私の心を邪魔することはできない」ことを知っていました。世の人々だけが中国共産党の宣伝に毒害されました。私は外部の法輪功迫害の資料を手に入れることはできませんが、知識があります。真相を分かってもらうため「法輪功はテレビで言われているようなものではありません。『真、善、忍』に基づいて人々を良い人間にしてくれます」と自分で書き人々に伝えようと考えました。

 そこで、私は真相資料を書き始めました。自分が修煉した後の健康や道徳が昇華した後の経験等を人々に伝えるため、法輪功の本当の姿を人々にわかってもらうために資料を書いては地元で配りました。天安門焼身自殺事件が起きました。師父が説かれた「煉功者は決して殺生してはいけない」[2]の法理に基づいて、「天安門焼身自殺事件は法輪功を学ぶ人が行ったのではありません、それは政府が法輪功に濡れ衣を着せて陥れるために演じた嘘です。目的は法輪功に対して人々に恨みを抱かせることです」と急いで書きました。

 中国共産党が最も狂ったように迫害を行っていた時に、私が書いた真相資料を配ると、多くの人が「法輪功が中国共産党に攻撃されている」ということを知りました。しかし依然として、各地で迫害が続いていました。その頃、私は真相を知らない人に通報され、不当に拘束されました。取り調べを担当した警官と職場のリーダーは共に私が書いた真相資料を見ていました。警官とリーダーは心の中では中国共産党の嘘と陥れのやりくちをはっきりとわかっていました。しかし口にせず「焼身自殺事件は嘘か本当か、あなたと何の関係があるのか。法輪功が素晴らしいなら家で修煉しなさい。そうすれば私たちはあなたに干渉しません。あなたはこの資料を書いて何をしているんですか」と繰り返し言いました。

 「もちろん私と関係があります。共産党は焼身自殺で法輪功を陥れようとしています。人々は真相を知らず騙されています。私も法輪功を学んでいますから、人々に法輪功の真実の姿を伝えなければならないのです」と言いました。私が書いた真相資料は、地元で共産党を震え上がらせる大きな役割を果たしたことを知っていました。

 法を正す形勢が推し進められていくにしたがって、法輪功の真相資料はすでに中国の大地に行き渡りました。真相は人々の心に深く入り込み、多くの人が「法輪功は素晴らしい」ことを信じるようになりました。人々は中国共産党のあらゆる組織から脱退して美しい未来を選択しました。2006年2月、私はパソコンとプリンター(カラーインクジェットプリンターと、白黒レーザープリンター)とDVDレコーダーを買い、自分で資料作りを学びました。私はパソコンを学んだことがあるため、インターネット、ダウンロード、プリント、DVDの書き込みなどをすぐに習得しました。

 共産党を脱退する声明を出したい人を手伝ったり、明慧ネットに投稿するなどの一連の事柄をすべて1人で行えたので、遠く離れた街まで定期的に資料を取りに行く必要がありませんでした。必要であれば全部自分で行いました。ダウンロードして神韻芸術団の公演DVDを作って人々に配り、毎年100枚以上の神韻芸術団の公演DVDを配りました。それでも数が足りませんでしたが、直接手渡しすると、ほとんどの人が受け取り、お礼を言ってくれました。ごく少数の人は拒絶しましたが、私は無理をせず縁のある人だけに配りました。師父の新しい経文や説法が出た時にはすぐに読み、近くの同修のためにプリントしました。

 今まで私は学んだ知識を利用して大法を実証しています。そして私の知恵もまた大法から授かったものです。思惟と行動はほぼ協調関係にあると感じ、何かを行いたければすぐに行います。それは何か考えてから行動に移すのではなく、心の中にすでに答えがあるかのようでした。これらすべては師父が私に授けてくださった知恵です。幸運にも法を正す時期の大法弟子になることができました。これは私の長い間の誓願であり、師父が与えてくださった恩恵です。それならば、どうして私がしっかり行わないなんてことができるのでしょうか!

 五、発正念の威力に気づいた

 師父が発正念の神通力を私たちに授けてくださって以来、私は1日4回の正時の発正念を続けて邪悪生命を大きく解体し、悪人を震え上がらせました。私は敏感なほうではないので、発正念の情景は見えませんが、狂ったような邪悪の迫害が厳しかった時期に発正念の威力に気づきました。わずかですが、二つの例を挙げて説明します。

 一つ目は2001年4月のことです。当時、私は不当に拘束されて留置場にいました。地元のテレビ局は不当に拘束された大法弟子をテレビに映し、中国共産党が大法を誹謗中傷することに協力させようとしていました。共産党員がテレビカメラを担いで私たちの前に来た時、私たちはまだ発正念の口訣を知らなかったので、ただ「彼らは撮影できない。できたとしても放送できない、もし撮影しなければならないなら、機械が壊れる」と考えました。結果、数日後、留置場の警官が「あろうことか、あの日ちゃんと撮ったはずなのに映らないなんて、100万元の機械が壊れてしまった」といぶかしげに話しました。師父が弟子をお助けになり、正念が邪悪を滅する作用を働いた事を知りました。

 二つ目の例です。私は毎日通勤の路上でずっと発正念をしていました。自動的なメカニズムが形成されたかのように、通勤すれば必ず発正念をしました。このように続けていくうちに、邪悪生命を解体する作用が本当に働きました。2007年、私たちの地元にあった派出所がなくなってしまいました。その派出所にいた警官は皆、近くの町の派出所に併合されてしまいました。私たちの地元では、その後大法弟子に対する迫害は起こりませんでした。現在大法の真相資料は各戸に深く行き渡り、真相シールは色々な場所で見られます。真相を理解した人々は大法弟子が真相資料を配るのを手伝い、仕事をしている人たちは先を争うように大法弟子が真相を書いたお札を使います。人々はすでに悟っており、これらすべては、師父が法を正す威力であり、大法弟子が誓約を実行する体現でもあります。

 私には十数年の修煉を通して大きな成果はなく、ただ少しばかりの体験があるだけです。「師父の教え通りに行いさえすれば、良くないことは何も起こらない」ということを堅く信じているだけです。法を正す道はすでに終わりに近づいています。この限られた時間の中で、引き続き三つのことをしっかりと行います。師父の慈悲な済度を無にせず、使命感に燃え、救うべきすべての縁のある人を救います。

 この文章はもうすぐ書き終わりますが、私は強烈な執着心を一つ取り除きました。それは、この文章が発表されることへの執着心 と 顕示心です。「この文章が発表されようがされまいが、私は法会と交流に参加しているのであり、師父が私たち中国の大法弟子のために開いたこの得難い修練の機会を円融しているのだ」ということを悟りました。

 弟子に対する師父の慈悲深い済度に重ねて感謝申し上げます。

 合掌

 (完)

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『ロサンゼルス市法会での説法』

 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 [3] 李洪志師父の経文:『精進要旨』「修める者はおのずとその中にいる」

 [4] 李洪志師父の経文:『精進要旨』「忍とは何か」

 [5] 李洪師父の経文:『各地での説法十』「大紀元会議での説」

 (明慧ネット第10回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/15/281151.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/11/26/143385.html)