山東省平度市の法輪功学習者が7年間刑務所で受けた迫害事実
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 【明慧日本2015929日】山東省平度(へいど)市の法輪功学習者・張輝栄さんは、7年間同省の第一刑務所に拘禁され、810日に解放された。刑務所から出る2日前から、張さんは椅子に縛られたままで、2日間絶食させられた。

 中共酷刑示意图:绑在椅子上
拷問のイメージ絵:椅子に縛られ、身体の自由を拘束される

 刑務所は2002年から、法輪功学習者を『転向』させるため、減刑や仮釈放などの条件で受刑者らを誘惑して利用し、法輪功学習者に拷問や暴力を加えた。そして、その迫害によって、法輪功学習者10数人は死亡した。刑務所側は『転向』しない法輪功学習者に対して、「殴殺して死亡しても、正常な死亡だとする」と、宣言した。

 張さんは20088月、平度市留置場に連行された。留置場で張さんは毎日1314時間のトウガラシを木から外す労働を強要され、手が潰瘍して化膿し、15キロほど痩せた。 その後、張さんは懲役7年の実刑判決を下された。

 20095月、張さんは山東省第一刑務所第11監区に収容された。刑務所に入る1日目の張さんは、受刑者8人に地面に押し倒され、頭を固定されて殴打され、棒で足を叩かれた。その後も、張さんは板で臀部を叩かれ、歯ブラシの柄で両側の肋骨に押しあて擦られ、平手打ちを食わされた。それで、張さんは起き上がれず、顔が腫れ上がり、足も腫れ上がり、靴が履けなくなった。

中共酷刑示意图:“倒挂”
拷問のイメージ絵:頭を下にして、吊るし上げられる

20096月、蒙陰県の法輪功学習者・呂震さんは、同刑務所で受刑者らに暴行を加えられた後、頭を下にして、足を上にし、長い間吊るし上げられたため、死亡した。

20127月、張さんは殺人犯3人に殴打され負傷し、刑務所病院に搬送された。

刑務所から出る2日前に、張さんは手足を縛られたうえ、身動きできない状態で、2日間絶食させられたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/9/12/315565.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/9/23/152658.html)
 
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