明慧法会|私が法に則し始めると警官も変わった(二)
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文/上海の大法弟子

 【明慧日本2015年10月5日】

 警察は私の返答に満足した

 昼食を食べ終わり、警官Aはパソコンを使って私の発言を記録し始めると、「資料はだれが作ったのか?」と聞いて来たので、「私が作りました」と言いました。警官Aは信じないで「あなたのパソコン技術は私より劣っているはずだ」と言いました。私は「私たち法輪大法を修煉する者は知恵が開かれています。あなたも明慧ネットで見ることができますが、いつもは鍬を持っている80歳を過ぎたお年寄りでもマウスを握ってインターネットにアクセスし、資料を作ることができるのです」と言いました。警官Aはまた「パソコンはだれが買ったんだ?」と尋ねました。この時「警察に協力してはいけない」という師父の教えを思い出しました。もし私が警官Aに協力したら警官Aを傷つけることになるのではないかと思い、私は「私は師父の教えに従い、何事も警察には協力しません」と言いました。警官Aすぐに「ああ、はいはいはい」と言いました。警官Aは続けて別の質問をしましたが、私はやはり同じように「私は師父の教えに従い、何事も警察には協力しません」と答えました。警官Aは続けていくつか質問しましたが、私はすべて同じように答え、そのたびに警官Aは「ああ、はいはいはい」と言いました。しかし、突然、警官Aは「だめだ、私の記録は一問一答でなければならないのに、今までのところ、質問はあっても、答えは空白で、これじゃだめじゃないか」と言いました。私は「私はすべてあなたに答えませんでしたか?」と言いました。警官Aは「あなたはいったい何を答えたというんだ?」と言いました。私は「私の返答は、『私は師父の教えに従い、何事も警察には協力しません』です。あなたはすべての質問の下に私がこのように答えたと書けばいいんです」と言いました。警官Aはすぐに「ああ、はいはいはい」と言いました。そして、警官Aは本当にすべての質問の下に「私は師父の教えに従い、何事も警察には協力しません」と書きました。

 警官Aとのやりとりは滞りなく進行しましたが、自分が修煉を着実にやっていなかったために、警官Aのある一つの質問に対して、私は「それほど重要ではない」と考え、きちんと答えてしまいました。すると、警官Aはすぐに不機嫌な様子になり「答えないと決めたんじゃないんですか? どうしてまた答えるんだ?」と言いました。私は自分が法からそれてしまったことにすぐに気づき、師父が警官Aの口を利用して私に注意してくださっているのだとすぐに気づきました。私はすぐに「すみません、私の修煉はよくできていませんでした。これからはもうちゃんと答えません」と言いました。すると警官Aはすぐに満足そうに「はいはいはい」と言いました。

 記録が終わった後、警官Aが私にサインを求めたので、私は「私は師父の教えに従い、何事も警察には協力しません」と言いました。すると警官Aはすぐに「ああ、はいはいはい」と言いました。警官Aは本当に私のサインを必要としませんでした。

 続いて、警官Aと警官Bが私を階下にある小さな部屋へ連れて行きました。かれらが私に何をしようとしているのかわかりませんでしたが、まったく怖いとは思いませんでした。事務デスクの上にパソコンが置かれているのを見て「あなたたちは私をここに閉じ込めて明慧ネットにアクセスさせたいのですね」と冗談を言いました。警官Bが「ここのパソコンは外部のインターネットにアクセスできない」と言いました。そして警官Aと警官Bは私を事務デスクの前の椅子に座らせ、私の左右に座り、1枚の書類を私の前に置き、警官Bが「二つのことに協力してもらいたい」と言いました。私は「二つのことって何ですか?」と言いました。「一つは写真、もう一つは拇印を押すことです」と言いました。私は静かに「私は師父の教えに従い、何事も警察には協力しません」と言いました。かれらははすぐに「ああ、はいはいはい」と言いました。そしてすぐに私を元々閉じ込めていた事務室に送り返しました。

 警官Aと警官Bは私を36時間事務室に拘禁し、その間私に一睡もさせなかったので、私が家に帰って眠らせるよう要求したところ、何を考え違いしたのか、私は警官Aと警官Bにだまされて留置場に入れられてしまいました。次の日、国保の警官が私を尋問しに来たので、私はこの機会を利用して引き続き真相を伝え、善を勧めました。国保の警官たちが具体的な質問をした時、やはり私が「私は師父の教えに従い、何事も警察には協力しません」と答えると、国保の警官たちは私の返答にいつも満足していました。

 最後に、国保の警官たちは記録上に私のサインを求めましたが、私はサインしませんでした。私は「私がサインすればあなたたちを傷つけることになり、あなたたちが法輪功への迫害に参加したことを証明することになります。そうなれば、あなたたちの罪業は非常に重くなります。もし私がサインしなければ、この書類は効力が発生せず、法輪功に無罪を与えることになり、あなたたちが法輪功への迫害に参加した罪業はなくなり、あなたたちは保護されます」と言いました。国保の警官たちは私の話を聞いた後、私にサインを求めませんでした。さらに、その後の尋問でも私にサインを求めませんでした。

 身体検査はなく、囚人服も着せなかった

 留置場に入れられた時、私は麻薬を吸った娘とマルチ商法を行った若い女性と一緒でした。留置場の事務室で、服を全部脱ぎ、裸で身体検査を受け、脱いだ服も詳細に調べさせるよう2人の女性警官が私たちに要求してきました。私の順番は3人目でした。警官が麻薬を吸った娘とマルチ商法を行った若い女性の身体検査をしていた時、私はそばで見ていましたが、麻薬を吸った娘とマルチ商法を行った若い女性は非常に従順で、少しも反抗しませんでした。最後に、麻薬を吸った娘とマルチ商法を行った若い女性は留置場の黄色のベストに、背中に番号と○○留置場と書かれた囚人服を着て、監房に送られました。私は「彼女たちは容疑者ですが、私は法輪功を修煉していて何の法律にも違反しておらず、何も悪い事をしていない善人なのですから、あのように身体検査されるはずがない」と思いました。そこで、私の身体検査の順番になった時、私は警官に「私はこんなおばあさんなんだから、服を脱がなくてもいいでしょう」と言いました。先ほどの一念が法に則っていたので、意外にも警官たちは「いいですよ」と言いました。続いて、一人の警官が私の服のポケットを外側から手で叩きながら、「いいでしょう」と言いました。私のコートとズボンには金属のファスナーが付いていたため、警官たちが「他の人の安全を考慮しなければならない」と言ったので、私は留置場の服を着るか、ファスナーを切り落とさなければなりませんでした。私は「私は囚人服は着ません」と言いました。警官たちは「囚人服ではない」と言い、見てみると普通の綿の上着とズボンだったので、服を着換えました。最後に、警官たちは私に黄色のベストすら着せませんでした。

 「私は善人ですから、留置場のルールには従いません」

 続いて、警官は留置場内に保管されている私の物品のリストをパソコンで打ち始めました。私はその警官の横に座ってささやくように法輪功の真相を伝え、どうして三退が必要なのか、どうやってネット封鎖を突破して自分で「三退」するのかを教えたところ、その警官は反対しませんでした。最後に、その警官は仕事と休憩の時間を私に教え、留置場のルールも教えました。そのルールの中には「煉功してはいけない」、「大声を出してはいけない」、「留置場のルールを暗記しなければいけない」、「ちゃんと暗記しているかどうか、10日目の試験に参加すること」、「毎日午前中に床に座って反省すること」、そしてこの留置場のルール(留置場のルールは監房の壁に貼ってあった)は順守しなければならない、とのことでした。さらにその警官は「もしここでのルールをおとなしく順守すれば、日々を楽に過ごす事ができる。もしルールを順守しなければ、どうなるかわからないぞ」と言いました。最後に、その警官は私に「わかったか?」と聞きました。私は「わかりました。あなたの話はよくわかりました。しかし、ここでのルールは私には合わず、なぜなら私は何も誤りを犯しておらず、私は法輪大法を修煉しているだけで法に触れてはおらず、私は善人ですから、留置場のルールには従いません」と言いました。その警官はさらに「どんな理由があろうと、ここではルールを順守しなければならず、例外はない」と言いました。

 私は「法輪功が迫害されている中では、警官も被害者で、大法の救い済度を得なければなりません。私が留置場のルールを守らないということは、あなたたちを保護しているということで、つまり、あなたたちの行為を法輪功への迫害に参加したという既成事実にはしないということであり、これはあなたたちへの慈悲であり、あなたたちに抵抗してルールを守らないわけではありません。法輪功への迫害に加担した罪業は非常に重いので、必ず悪の報いを受けます。なぜなら因果応報は天の理だからです。あなたたちの平安のために、私は留置場のルールを守ることはできず、留置場のルールを暗記することもできず、試験にも参加できません。しかし、私は床に座って反省することはできますが、私が反省するのはあなたたちが要求しているようなことではなく、私は修煉上のどこが正しくなく、どこに漏れがあるのかについて反省するのです」と言いました。その警官は「それじゃあ、あなたも床で反省してください。いいですよ、あなたが頭の中で何を考えているかについては、私たちは干渉しませんから」と言いました。さらに私は「私は修煉者ですから、煉功しなければなりません」と言いました。するとその警官はやんわりと「ゆっくりやってください」と言いました。

 その後、警官は毎日午前中に監房に来てルールを暗唱させ、順番で一回りすると全員が指名され、暗唱できなかった人は警官に戒められましたが、「私は善人ですから、留置場のルールは私に合わず、私はルールを暗記しないし、テストにも参加しない」というこの一念が非常に強かったために、警官が私を指名したことは一度もありませんでした。同じ監房に拘禁されていた人が私に「以前、法輪功を学んでいるおばあさんがいて、留置場のルールを一字も間違わずに暗唱し、警官はそのおばあさんを手本として宣伝しました」と教えました。その話を聞いても私の心は動かず、ただ「同修はルールを暗唱すべきではなかった」と思っただけでした。10日目がやって来て、警官は私を事務室に呼び、それから私に「今日はあなたが来てから10日目になるので、留置場のルールを暗記しているかの試験をやらなければならないのだが、試験を受ける気はありますか?」と聞きました。私は「まだ試験のことを言っているんですか? 私は暗記していませんから、試験は受けません」と言いました。その警官はすぐに別の警官を呼んで私を監房に戻させました。

 正々堂々と煉功する

 家にいた時、私は毎朝3時50分の朝の煉功に参加していました。しかし、監房に時計はなく、腕時計も許されていなかったので、時間を知る方法がありませんでした。最初の2日間、私は他の人が休んでいるのに影響することを恐れ、夜明けに監房で第5式の功法を行いましたが、監房の中の人も警官も何も言いませんでした。3日目になり、私は別の監房に移されました。この監房の人は夜間に私が起き出して煉功することを許してくれず、自分たちの睡眠に影響する、ということでした。私は二つ返事で承諾し、「私は修煉者ですから、何かを行う時はまず人のことを思いやらなければならないからです」と言いました。4日目の午前中になり、同じ監房の人たちが床の上で反省している時、私はベッドの前の床に立ち、同じ監房の人たちに背を向け、すなわち廊下に背を向けて(時々廊下を警官が通る事がある)煉功していると、すぐに廊下から私たちの監房に向かって「彼女は何をしているんだ?」と尋ねました。監房にいる人が「彼女は煉功しています」と言いました。

 その警官は「煉功してはいけない」と叫びました。私はその警官に振り返って「あなたたちの平安のために、どうか私の煉功を邪魔しないでください」と言いました。すると、その警官は行ってしまいました。すぐにまた別の警官がやって来て、やはり「煉功してはいけない」と叫んだので、私はまた振り返って「あなたたちの平安のために、どうか私の煉功を邪魔しないでください」と言いました。その警官もそれ以上何も言わずに行ってしまいました。私は「私は振り返りながらすべての人に対して正々堂々と煉功すべきで、このようにすれば監房に拘禁されている人や廊下を歩くすべての警官、労働教育に処せられた人、留置場に拘禁されている人などが私の煉功を見る事ができ、国外の同修がパレードを行う時に功法を人々に見せていることを思い出し、どうして私も彼らに功法を見せないのか」と思い立ち、すぐに私は振り返って全ての人に私の煉功を見せる事にしました。すると誰も「煉功してはいけない」とは言わなくなりました。

 同じ監房に拘禁されていた人たちは中国共産党にひどく毒害されています。昨日私は同じ監房の人たちに真相を伝えましたが、同じ監房の人たちは聞こうとせず、同じ監房の人たちは共産党を信じており法輪功を非常に敵視していると言い、めいめいが「私には中身がなく、幻の中で生きている」と言っていました。しかし今日のこの時、同じ監房の人たちに私の煉功を見せると「法輪功の動作は美しい、少なくとも体には確かによさそうだ」と言いだしました。

 5日目の午前中、私はいつもの場所に立って煉功の準備をしていると、突然廊下に女性警官が現れて、私に「あなたが新しく入って来た○○○か?」と聞きました。私は「そうです」と言いました。その女性警官は「あなたが煉功したいならしてください」と言いました。私は「ありがとうございます」と言いました。その女性警官は身をひるがえし、数歩行ったところでまた引き返して来て「一つ質問したいが、あなたたちは共産党が天に滅ぼされると言いますが、共産党の中にも多くの善人がおり、彼らが滅ぼされることはありませんよね!」と言いました。私は「あなたのおっしゃることは正しいですが、私たちは皆さんに三退を勧めています」と言いました。その女性警官は「ああ、わかりました」と言いました。私はこの日以降、毎日正々堂々と煉功しました。

 ある時、警官が私を事務室に呼び「あなたは煉功しないというわけにはいかないんですか?」と尋ねました。私は「できません、なぜなら私には修煉が必要だからです」と言いました。その警官は私に「どのくらいの時間、煉功するんですか?」と聞きました。私は「本来は2時間ですが、ここには煉功音楽もないし、監房には時計もなく、時間のコントロールができないので、大体2時間前後です」と言いました。その警官は私に「家にいた時は何時に煉功していたんですか?」と聞きました。私は「毎朝3時50分に煉功していました。しかし、ここでは他の人の睡眠に影響してしまうので、午前中に煉功していますが、そうすると、毎日午前中はあなたたちは監房で多くのことを処理しなければならず、私の煉功があなたたちの仕事に影響を与え、あなたたちもまた私の煉功に影響を与えるので、お互いの干渉を減らすために、私は午後に煉功することにしました。私は修煉者ですから、何をするにもまず他人のことを考えなければなりません」と言いました。その警官は「それなら今日は煉功をやらないでください。なぜならリーダーが検査に来るので、もしあなたが煉功しているのをリーダーに見つかったら、わたしたちは批判され、ボーナスも差し引かれてしまうからです」と言いました。私は「安心してください、あなたたちは仕事をとてもよくやっているとリーダーたちに話しますから、あなたたちのリーダーも私が救い済度しなければならない対象ですから、私はリーダーたちにも真相を伝えます」と言いました。

 中国共産党は正当なやり方がだめなら、いつも卑怯なやり方を取ってきます。その日、リーダーの検査があったために、本来毎日労働に参加しなければならない人も一日中仕事に出る必要はなく、さらに昼休みには1時間の昼寝がありました。午後は床板に座ってきちんと反省し、私は反省している人たちに向かって煉功したので、反省している人たちはみな、正面から私の煉功を見ることになりました。しばらくすると、警官が廊下から私に「煉功してはいけない」と叫びました。私はその警官に「あなたの平安のために、私の煉功を邪魔しないでください」と言いました。すると、その警官は行ってしまいました。しばらくすると、また別の警官が私に「リーダーが検査に来るから、煉功してはいけない」と叫びました。私は「私は修煉者ですから、裏表がなく、リーダーが来るからといって煉功を止めるわけにはいきません」と言いました。すると、その警官はすぐに行ってしまいました。床に座って反省していた人たちはすぐに私に向かって親指を立てました。私の煉功が終わるまで、誰も私を妨害しに来ませんでした。

 (続く)

 
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/8/281627.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/11/21/143337.html)