中国・遼寧省凌源市の法輪功学習者 江沢民告訴で連行・拘禁
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明慧日本20162月10日】中国・遼寧省凌源(りょうげん)市の法輪功学習者・馬岩華さんは、法輪功を学んでからは責任を持って、仕事を真面目にやり遂げた。そのため、馬さんは数度も凌源鉄鋼会社の「優秀職員」に選ばれた。しかし、江沢民が法輪功への弾圧を開始してから、法輪功を学んでいるとの理由で、馬さんは仕事を失い、労働教養処分3年、実刑判決4年などの迫害を加えられた。

昨年5月1日、「告訴があれば必ず受理しなければならない」と、中国最高検察院の司法新制度改定を実施し始めた。そして、馬さんはその法律に従って、法輪功への迫害を引き起こした元国家主席・江沢民を告訴したが、1112日、馬さんは自営業の店に到着してからすぐ、尾行されていた警官に不当に連行された。その後、凌源市検察院から逮捕令状を出された。

馬さんは1994年、地元で法輪功創始者の「法輪功学習班」に参加し、人生の本当の意味と人間としての在り方がわかり、「真・善・忍」に従って自分を律するようになった。

しかし、1999720日、江沢民は全国のメディアを利用し、法輪功への誹謗中傷をし始めた。2001年までずっと馬さんは、法輪功の信仰を堅持したため、5回も不当な家宅捜索を行われ、行政拘禁3回、刑事拘禁1回、それに、仕事までも解雇された。

20011011日、馬さんは法輪功への迫害停止を求めるため、北京に行ったが、警官に連行され、地元に送還された。馬さんは家宅捜索をされて、暴力を受けて連行され、15日間拘禁された後、3年の労働教養処分を下された。

労働教養所で馬さんは人身の自由、言論の自由を奪われ、強制的に洗脳を受け、重労働を科され、心身ともに苦しめられた。

200781日、馬さんは法輪功学習者の交流会に参加したが、参加した学習者42人全員が、凌源市国保大隊の警官に連行された。学習者たちは刑事拘禁され、殴打などの拷問を受けた末、1人が死亡した。その後、馬さんを含む9人の学習者は実刑判決を言い渡された。馬さんは4年の実刑判決を宣告された。

法輪功への迫害から16年間、馬さん自身も家族も、ずっと恐怖の日々を過し、心身ともにダメージを受けた。2008年、馬さんが拘禁されている間、父親とお婆さんは前後して亡くなった。

昨年5月から現在まで、20万人以上の法輪功学習者および家族は、中国の最高検察庁に江沢民を告訴し、江沢民の罪を立件するように要求した。しかし、当局は反対に、江沢民を告訴した法輪功学習者に対して、嫌がらせ・連行・拘禁などの不法行為を行ったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/29/321255.html)
 
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