埋蔵金塊をめぐる話 「すべてのことには因縁がある」
■ 印刷版
 

 文/中国の大法弟子

 【明慧日本2016年2月13日】私の、家系図上では、同じ世代の間柄は11人いて、私は9番目になります。そのうち、おじいさんの6人の息子たちは全員亡くなりました。2009年の秋ごろ、昔おじいさんが住んでいた古い住宅を改装するとき、庭から埋蔵された金塊を掘り出しました。この金塊はこの家の持ち主のおじいさんが残した財産なのに、7番目の従弟が独り占めしました。  

 7番目の従弟のやり方は、家族の中で大きな争いを引き起こしました。年上の従弟たちは私のところにやって来ました。「この金塊はおじいさんが残したもので、父親の世代6人に等分に分けるべきです。どうして7番目の従弟だけが独り占めするのですか? 独り占めすべきではありません」と私に説得するよう求めてきました。私は、冷静な気持ちで従弟たちに話しました。「自分は法輪功の修煉者です。師父は、利益を前にして、心が動じないこと、すべてのことには因縁がありますと、何度も弟子たちに教えてくださいました。法輪功の修煉者として、私は師父の教えに従っていますので、遺産相続のトラブルに巻き込まれたくありません。古人も「和」を重視していたので、お兄さんたちも大目に見てあげてください」と諭(さと)しました。。このようにして、この件が無事に解決しました。 

 この出来事は県内でも大きな話題となりました。人々は心から法輪功修煉者のことを、またもや感服してくれました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/4/22/307735.html)
 
関連文章