師父に延長していただいた生命に真剣に対処する
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年10月15日】数年前、地元の同修(60代)が体調を崩し、良くなったと思ったら急に亡くなってしまいました。この事を書いて、いま病業を乗り越えている同修たちと交流したいと思います。

 2014年12月、この同修は突然昏睡状態に陥り、家族はすぐに地元の病院に連れていきました。地域の医療レベルは限られていたため、息子さんは地域外の大きな病院での受診を希望し、救急車で地域外の病院へ行き検査を受けた後、医師は「この患者は体温が低くすぎるため、もう治療はできないです」と家族に伝えました。

 この時、彼女自身も触ってみて全身が冷たくなっているのを感じ、声を出すこともできませんでした。しかしこの同修は、私は大法弟子であり、師父が私のことを守ってくださると知っていたので、すぐに心の中で「師父、私は元気になったら、三つのことをしっかり行います、師父、どうか助けてください」と言って師父に懇願しました。この時、家族は仕方なく、車で同修を乗せて帰ることになり、帰り道で同修は本当にゆっくりと目を覚ましました。 家族は彼女が生きているのを見て、地元の病院に連れ戻りましたが、その時、同修は家族(常人)に本当のことを言いませんでした。数日後、退院して長男(常人)の家に泊まっていたのですが、それでも家族に真実を知らせる良い機会を逃して、自分はどうやって生き延びたのかを伝えなかったのです。

 慈悲なる師父は、彼女の命を延ばして下さり、再びチャンスを与えてくださいました。 しかし、この延命は、普通の生活を送るためではなく、完全に修煉に用いるべきものです。

 それから1カ月位は 彼女は他の病院に行っていました。 師父も常人の口を借りて彼女を啓発してくださいました。近所の人が彼女に「あなたはもう元気になったのに、なんでまた病院に行くのですか?」と言っていました。この同修は、死ぬ間際に師父に言ったことを忘れてしまい、師父との約束を破ってしまったのです。

 師父は「しかし、一部の人は残りの人生が短く、時間が足りないかも知れないという問題があります。法輪大法ならば、この問題を解決し、煉功の期間を短縮することができます。性命双修の功法でもありますので、絶えず煉功すれば、絶えず延長されます。修煉すればするだけ延びるので、根基が良いのにすでに年を取ってしまった人も、これで煉功の時間は足りるようになります。しかし、ここに基準が一つあります。定められた天寿を越えた、延長された生命は、すべて煉功するために与えられたものであり、間違った考えが浮かんだだけで命の危険を招くことがあります。というのは、あなたの生命の過程はとっくに終わっているからです。世間法の修煉を終えて、この制御を受けなくなれば話は別です。その時になれば、まったく別の状態になるのです」 [1]と説かれました。

 以上のことを通して、私は関を乗り越える同修は他の同修の無私の助けが最も必要であることを実感しました。元々彼女と一緒に法を学びに行きたかったのですが、まだ時間があると思ってサボっていました。

 師父は弟子を一人も残したくなく、しかし、私は同修に気配りが足りませんでした。昔、この同修はとても精進しており、法を学び、功を煉り、人々を救うための資料を配っていました。近年、地元の同修の中には、少しずつ手を抜いている人もいます。また、大法弟子は、思い立ったらすぐに行動し、物事が長びいてはいけません、そうしなければ、多くの機会を逃すことになると、私は実感しました。

 私たちは修煉に真剣に取り組み、師父に延長していただいた生命に真剣に対処し、この万古の機会を大切にしていかなければなりません。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/4/8/307043.html)
 
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