精進すればするほど トラブルが少なくなる
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 【明慧日本2020年10月16日】修煉して、たまには怠けたり、たるんだりしますが、しばらくさぼると心身に良くない状態が現れ、追いつくには余分の努力をしなければなりません。もし正念がずっと強く、精進の状態を保っていれば、身体の調子は良く、トラブルも少ないのです。

 かつて、私は恐怖心が強く、特に敏感日や610の洗脳班が何かをやる時に、恐怖を感じています。しかし、怖ければ怖いほど、悪い知らせが来るのです。いつも同修は私に「あなたは標的なので、早く大法の本や師父の写真を隠しなさい」と伝えに来るのです。その時、私はどこにも行かず、毎日怯えながら日々を送っていました。それでも警察からの嫌がらせは絶えなかったのです。その後、私は絶えず自分の空間場にある恐怖のものを清浄にし、大量に学法発正念をすることによって、だんだんと恐怖心がなくなり、自分の状態に質的な変化があったことに気づきました。多人数の同修交流会に参加できるようになり、大法の本や師父の写真を隠したりしなくなりました。この状態に達すると内心は落ち着いて、邪悪が何かを起こそうとしても全く緊張せず、心にあるのは三つのことだけで、他は自分と関係なく、邪魔なものがなければ心も綺麗になります。

 私は定年退職をしましたが、毎日忙しくて、時間が足りないのです。毎日学法や発正念をし、煉功をすると6時間かかり、また同修たちと交流があれば、半日があっという間に過ぎて行きます。夜更しをしたり、疲れたりすると、次の日は寝坊します。何回か繰り返していたら、すぐ良くない状態が現れて来て、発正念や学法をする時に眠くなり、常人の話が多くなると、後退したと分かり、すぐ追いつこうとしますが、多くの努力をしなければなりません。もし精進の状態を保ったままでいたら、こんなことにならないでしょう。

 ネット上にある文章を思い出しました「A同修はいつもB同修の家に学法に行きます。B同修の家に猫がおり、この猫はいつも異様な目つきでA同修を見るのです。A同修は天目が開いており、この猫の前世は和尚であることが分かりました。この和尚は他の和尚と違って、皆が修行している時、彼はいつも怠けて、精進しなかったので、成就できず、今世は猫に生まれ変わったのです」。修煉は本当に厳粛であり、毎日を大切にしなければなりません。誰も促してはくれないし、急いでやるかどうかは自分次第で、全ては自分の努力次第です。

 地元のある同修は、かつてはとても精進しており、毎日午前中は学法し、午後は資料の配布に行きます。しかし、その後、怠けるようになり、学法もしなくなり、気立ても悪くなりました。この同修はすぐこの状態を取り戻どすことが出来なくなり、その後不当に連行や判決をくだされ、戻ってきたら修煉をしなくなりました。

 またある年配の同修もとても精進していましたが、突然、近所に不要な段ボールが沢山あったことに気づいた彼女は、それを拾って売っていました。だんだん癖になり、段ボールがあったら拾わないと気が済まなくなりました。その時、学法をしても頭に入らず、発正念をする時は眠くなり、片足が腫れて来ました。徐々に学法もしたくなくなり、長時間発正念をしても突破できず、身体の調子がいつ良くなるのかを気にしていました。その時、警察も彼女に嫌がらせをしました。周りの同修たちは彼女に発正念をし、彼女に「お金が足りないわけではなく、何でそれを拾うの」と聞くと、同修は「わかっていますが、自分でもコントロールできません」と言いました。修煉者は落ちることは容易でも、戻ることは難しいのです。元の状態までに戻るために、どれだけ努力を必要とするでしょうか。師父は「あなたが修煉したいから、邪悪はあなたに修煉させないようにします。しかし、あなたがしっかり修煉しなければ、邪悪に迫害される対象になります」[1]と説かれました。

 最後になればなるほど厳粛に精進の状態を保つことは難しいのですが、しかし、それは気楽なことでもあります。怠けてしまうと心身の状態が悪くなってしまい、追いつくためにはどれだけ余分な努力をしなければならないでしょうか。警戒すべきです。

 以上は個人の浅い悟りです。ご参考までに。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『2004年ニューヨーク国際法会での説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/12/413700.html)
 
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