甘粛省蘭州市の72歳の馬軍さんが行方不明
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 【明慧日本2020年11月15日】甘粛省蘭州市の法輪功学習者・馬軍さん(72歳女性)は、2020年10月9日に不当に連行され、家に戻された後の一週間、コミュニティーの関係者に嫌がらせを受けていた。10月23日、馬さんは法輪功の無実を手紙に書き、コミュニティーの関係者に届けてから行方不明になった。家族は、10月26日から馬さんが見つからなかったと言う。31日、家族は馬さんの家に入ったが、法輪功の関連書籍、ノートパソコンなどがなくなり、玄関からリビングまでたくさんの人が入った形跡があったという。

 2020年10月9日午後、馬さんは街で通行人に法輪功の無実を伝え、カレンダーをプレゼントした。近くにいた家族3人の男性が突然来て、カレンダーを奪い「これは何?」と問い詰めた。通行人が「これは人を救うものです」と答えた。しかし、男性は馬さんを止めながら、電話で通報した。

 馬さんは、公衆トイレに入った。しかし、男性と駆けつけてきた雁西路派出所の警官3人と、当番の清掃員5人は公衆トイレの入口で2時間待っていた。その後、清掃員がドアをこじ開け、馬さんの身柄を拘束した。馬さんは雁西路派出所に連行され、城関支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の処分を待つことになった。

 しかし、城関支局の国内安全保衛部門の人はなかなか姿を現さず、派出所の警官らは関わりたくないため、通報者に文句を言い始めた。馬さんは通報者に「法輪功は佛法修煉です。佛を修める人を通報する罪は天罰を受けるのです」と言うと、通報者は頭を下げて黙っていた。

 当日夜8時すぎ、城関支局の国内安全保衛部門の人がやっと雁西路派出所に来て、馬さんを家に帰し、馬さんの自宅にある法輪功の書籍を押収した。

 翌日、コミュニティーの書記など3人が馬さん宅を訪ね、10月12日に派出所に出向くようにと伝えた。

 10月12日朝、馬さんは管轄区の派出所に行った。警官は馬さんに資料はどこから入手したのか、家にまだあるのか、パソコンはあるのか、他の学習者に連絡しないようにと言った。

 内情を知っている人が近いうち、馬さんに蘭州市政治法律委員会および城関支局の国内安全保衛部門が馬さんの自宅に来る予定である。家にある法輪功の関連書籍やパソコンなどを移動するよう、他の学習者に家に来ないようと勧めた。馬さんは一週間待ったが、コミュニティーの関係者しか来なかった。しかし、コミュニティーの関係者は法輪功の真相に聞く耳を持たず、馬さんは10月23日の午後4、5時ごろ、法輪功の無実を手紙に書き、関係者に届けに行った。

 家族は10月25日の夜から、馬さん宅のドアをノックしても反応がなかった。翌日、家族が部屋に入ると、法輪功の書籍を収納する本棚は開けたままで、中には何もなかった。リビングにあった法輪功創始者の写真が無くなっており、置いてあったタンスの中にも写真はなかった。ノートパソコンは、いつもテーブルの上に置いていたが『轉法輪』と全ての関連書籍も無くなっていた。ドアからリビングまでの床が汚れていて、たくさんの人が入った形跡があった。

 家族は拘置所、留置場を訪ねたが、馬さんの情報は得られなかったという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/12/414981.html)
 
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