新しい修煉者:法の暗唱によってもたらされた変化
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文/アメリカの大法弟子  

 【明慧日本2020年11月23日】私は法輪大法を学んで2年あまりの大法弟子です。私たちをそばで見守り、慈悲深く済度してくださる師父に心から感謝いたします。私たち大法弟子はやる気さえあれば、師父が必ず最善の按排をしてくださることを深く実感しました。

 明慧ネットに掲載されている交流文章で、大法の暗唱が修煉状態に良い効果をもたらしたと多くの同修が言っているのを見て、とても羨ましく思っていました。そして、同修の紹介で、私も法の暗唱グループに加わることができました。グループは毎朝発正念後、6時20分~7時30分まで法を暗唱し、週末はそれに加えて30分程度の交流をします。参加してすぐに、師父がおっしゃった「比して学なび、比して修す」 [1]という雰囲気を実感しました。それからわずか数週間で、私は生まれ変わったように、驚くほど修煉状態が向上しました。

 以下、私が法の暗唱で感じたことを話したいと思います。

 一つ目、法の暗唱で法の威力を感じました。法を暗唱する過程は、正しくない状態をすべて正していく過程です。例えば、私は子供の頃から夜更かしをし、早起きがとても苦手でした。大法の仕事を行う時間を確保すると、更に寝る時間が遅くなり、それを口実に、いつも朝6時の発正念をしていませんでした。しかし、法の暗唱グループに参加することで、できるようになりました。最初の一週間は、様々な妨害が押し寄せ、重い荷物を背負って大きな山を越えているような感じで、とても辛かったのです。法の暗唱のおかげで長年の怠惰を克服し、徐々に放心状態から爽快な気持ちになり、いい一日のスタートを切ることができます。「法の暗唱で始める朝はこんなに素晴らしいのか!」と気づくことができました。

 二つ目、法の暗唱で執着心を取り除くことができます。1日目、法を暗記できなくて焦り、2日目も暗記できずに不安がいっぱいで、3日目は睡魔に襲われ、立って暗唱しても眠気が覚めませんでした。4日目にこれは執着心ではないか? とはっと気づかされました。求めず得られることを師父は常に強調されています。法を暗記しなければという強迫観念を放下し、一歩一歩着実に進めることだけ考え、同修たちと一緒に何度も繰り返し読みました。その過程はとても素晴らしく、ゆっくり読んでいるため、法の内容を感得する時間があり、法理が一つ一つの層として現れました。この数日で、私は以前は気づかなかった自身の問題も見つけることができました。例えば、法のプロジェクトに対して仕事の心があったり、利己心があったり、「忍」ができているか、常に慈悲の心でいるかなど振り返ることができました。

 三つ目、法の暗唱で悟りが良くなり、自分の状態を客観視することができました。学法で最も大切なのは「悟り」で、悟ったらそれを実行しなければいけません。暗唱の過程で悟りが良くなり、善悪の判別ができ、トラブルが起きた時に、どう対応すればいいかがわかるようになりました。例えば、誰かに当たり散らすことや怒ることは魔性の現れで、以前は良くないとわかっていても抑えることができませんでした。しかし現在、法理を明確に理解してからは、別の空間で悪い何かが蠢いているのを察知したら、すぐに排除することができるようになりました。

 また、法の暗唱で学法の状態がよくなりました。法を暗唱する状態を無意識に通常の学法に持ち込み、より集中して頭に入るようになりました。法が最も大きく、法を学ぶときはどんな大きなこともすべて放下できるのです。師父はいつも心を用いて法を学ぶようにとおっしゃっていますが「心を用いる」の意味をやっと理解しました。心を一つに整え、法を体の全細胞に溶かし、自分を法の中に精錬する状態です。

 師父は「自分を厳しく律するべきです。佛法修煉においては勇猛邁進しなければなりません」[2]とおっしゃいました。暗唱は多くの利点があり、人それぞれ感得が異なりますが、私は毎日の法の暗唱で新たな悟りがありました。暗唱は法を学ぶ上での向上ではないでしょうか? 法の暗唱は修煉における精進の一つの現れだと思います。

 私は暗唱グループの同修たちに感謝の意を表したいと思います。なぜなら、大法弟子一人ひとりの状態が私たちの環境のエネルギー場を形成するからです。同修の精進が私に刺激を与え、自分の不足に気づき、更に精進しようと思う原動力になりました。私は必ず大法を学び、法の暗唱を続け、自我を修めていきたいと思います。初心を忘れず、人を救う時間を大事にします。「修煉は初志貫徹することができれば、必ず成功します!」[3]

 以上、法の暗唱における浅い悟りですが、もし法に則っていないところがあれば、慈悲深いご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟』「実修」
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [3] 李洪志師父の経文:『二〇一四年サンフランシスコ法会での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/7/414649.html)
 
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