【慶祝513】 亭主関白だった私が修煉して変わった
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年6月10日】私は67歳の農民で、20年以上法輪大法を修煉しています。次に、修煉してから身体と人生観の変化をお話しします。

 病気に苦しんだ時に大法を得た

 修煉する前、足に深刻な持病を持っていました。具体的な症状は、1年に9カ月以上は綿入れズボンを穿かなければなりませんでした。冬には厚い綿入れズボンを穿き、春には薄い綿入れズボンを穿き、5~6月には農地で働く時も薄い綿の入ったズボンを穿かなければなりませんでした。真夏だけはやっと綿入れのズボンを脱ぐことができますが、間もなく秋に入ったら、すぐ薄い綿入れのズボンを穿くことになります。陽が当たる時には両足は本当に気持ちが良いのですが、上半身は汗をかきます。日陰にいると、上半身は涼しくなりますが、両足は痛くなります。毎日どうやって生きていけばいいのか分かりませんでした。

 1996年の秋、姪の結婚式で親戚のAさんに会うと、Aさんは私が上半身にシャツ、下半身に綿入れズボンという装いにとても困惑して、原因を尋ねました。病状を話すと、彼は「私と同じように法輪功をやろう」と勧めてくれました。そこで、1996年旧暦8月23日、私はAさんの家に行って、『轉法輪』を借りました。家に帰ってから、一気に全部読み、その日から、法輪大法を修煉して、本の言う通りにしようと決心しました。

 悪い癖を改め、家庭が睦まじくなった

 修煉する前、私は酒とたばこに溺れていました。お酒は、冬は一日に4回飲み、夏は3回飲んでいました。タバコは、朝起きて最初にやることはタバコを吸うことです。この二つの悪習のために妻にとても嫌われていました。

 家の中では、私は絶対的な亭主関白です。ご飯が入った容器が目の前にあっても、毎回必ず妻にご飯をよそってもらいます。入れる量に関して、自分の考えがあり、よそった量が多くても、少なくても私は妻を怒ります。中国人は水餃子を主食にしているので、一食に数十個食べるのはふつうのことです。私は茹でたての餃子を、熱々のまま食べるのを好んでいます。一回に熱々の状態で食べられるのはせいぜい10個なので、満足に食べ終わるまで、妻に何回も生の餃子を茹でてもらいます。実はどの家庭でも、一回に数十個を茹でるのがふつうです。そうめんを食べる時も同じく、何回にも分けて妻に茹でてもらいます。私は「贅沢」に食べていますが、妻は次の一杯を茹でないといけません。そのような食べ方は妻に苦労をかけるほか、燃料も浪費してしまいます。妻は私に不満を言うと暴力を振るわれるので、我慢して私の言いなりになっていました。今にして思えば、本当に恥ずかしい限りです。

 大法を学んだ初日に、私はタバコとお酒を止めました。食事の時、妻は私のお椀にご飯を入れようとしましたが、私は断って、自分で入れました。その日から、食事の後の片づけや皿洗いも手伝って、多くの家事をするようになりました。その時から、二度と妻に手をあげたことはなく、子供を叱ることもなく、家庭は円満になりました。足の持病は、いつの間にか治って、足に汗をかくこともありました。 (私の足は長年、汗をかいたことがない)

 私の変化を見て妻と息子、娘も大法に感服して、修煉に入りました。タバコと酒を止めて、健康になり人柄も優しくなった私を見て、村の人たちも法輪大法の良さが分かって、次々と法輪功を学びに来ました。村全体は100世帯あり、最も多い時には50~60人が大法を学んでいました。村中の風紀も良くなって、法輪大法は本当に素晴らしいです。

 誠実な人になる

 修煉する前、私は良い人とはいえませんでした。勤務時間に仕事をさぼって、嘘をつき、金に目がありませんでした。大法は誠実な人になる道理を教えてくださり、私は良くない品行を全部改めました。出稼ぎに行った時、時間を惜しまず仕事をして、雇い主に評価されました。

 2021年の秋、家の近くの工事現場で働いていました。初日はリーダーや2人の作業員と一緒にセメントボードを運びました。仕事を終えてからリーダーは私の体力と仕事の態度を大変良く評価して、お昼に餃子をごちそうしてくれ、飲み物も買ってくれました。その現場は十数人の労働者が働いていて、工賃はみな200元(約4000円)ですが、これから長期に雇用したい、300元(約5000円)の日給を払うとリーダーは私に言いました。

 もう一つの現場で、私がさぼらないことを信じているので、オーナーは私に歩合制をとって、自由の時間を与えました。私の仕事はセメントボードを積み重ねることで、午前7時に現場に着いて、午後3時に仕事を終えることができます。他の労働者より早いのです。彼らは「あなたは、本当によくできている、疲れないのか」と聞いたので、私は「法輪功を修煉しているおかげで、体力があります」と答えます。彼らもオーナーも法輪大法の良さを認めて、真相を理解しています。

 市場で野菜を売る時のエピソード

 2014年から私は野菜を植えて販売し始めました。私の野菜は新鮮で値段も合理的であるため、多くのリピーターがいました。野菜の量り売りをする時、私はいつも少しサービスして、勘定する時の端数も客に返しているので、多くの客は満足しています。その市場では、私が法輪功学習者だと皆が知っています。

 客がうっかり代金を多く払ったら、私はいつも客に返します。私のブースに財布や現金を落とす客もいるので、発見したら私はすぐ返します。

 ある日、私のブースに来てセロリの根を探す女性がいました。彼女の90歳の母親がセロリの根を食べたいのですが、多くの市場を回ってもどこにも売っていないため、困っていました。私は女性に「家の菜園にあるから、明日持ってくる」と言いました。次の日に女性が来て、私はセロリの根を渡して、「金は要らない」と言いました。女性は驚き、私は「あなたが親孝行をしているのをみて、助けてあげたいんです。私は法輪功をやっていて、思いやりの心を持って人のために考えることを、私達の師父は教えくださっています」と説明しました。女性はとても感謝して、セロリの根を持って喜んで帰りました。彼女を助けることができて私も嬉しくなりました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/27/442266.html)
 
関連文章